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品質管理の統計学(第2版) ―製造現場に生かす統計手法―
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 品質管理とは、買手の要求に合った品質の製品を経済的に作り出すための手段の体系のことです。例えば、工業製品の製造者は、良い製品を大量かつ安定的に供給するために品質管理手法を採用します。このような品質管理手法の多くは、統計学を基礎とします。 製造プロセスから得られるデータを利用した品質管理に必要となる統計学について、その使い方をわかりやすく解説することをモットーとする本書。この第2版では、ノンパラメトリック検定、多重比較検定、機械学習(ニューラルネットワーク)などの追加や、関連規格の更新など、近年の品質管理の現場に即した内容にアップデートしました。品質管理のための「使える統計学」をまとめた教科書・参考書として、引き続きおすすめいたします。 第1章 品質管理とは何か 第2章 品質データの表記 第3章 データの分布とばらつき 第4章 品質データの推定 第5章 品質データの検定 第6章 相関と回帰 第7章 多変量解析 第8章 実験計画法 第9章 品質管理と法律・規格 付録 参考図書 索引 -
人型ロボット最前線 用途から市場まですべてわかる
二足歩行のヒューマノイドは、もうここまで来ている 【驚きの現実】既に工場や店舗で人間並みに働いている! 【近未来はこうなる】人間は危険・退屈な仕事から解放される! 【米中メガテック】テスラ、ユニツリー……主要メーカーの開発競争! 【2大特典】巻末に「シークレット特典動画」と「ミニ写真集」付き! ■SFの世界が現実に 世界のテクノロジー最前線で今、最も激しい開発競争が繰り広げられている領域――それがフィジカルAIの本命「人型ロボット(ヒューマノイド)」だ。 ロボット運動会の100メートル走で人型ロボットがウサイン・ボルトの世界記録を破った。北米の自動車工場では一日10時間のシフトをこなし、中国では数百店舗のキオスクや薬局で働いている。アメリカや中国を中心に、ものすごいスピードで人型ロボットが進化を遂げているのだ。 ■フューチャリスト、友村晋が「宇宙一わかりやすく」解説! 本書は、ユーチューブや講演で人気を誇るフューチャリスト(未来予測士)、友村晋の最新刊。中国やアメリカに足を運んで人型ロボットと面会し、メーカーの人たちとの話を通じて見えてきた驚きのリアルを、ビジネスパーソンに向けて、圧倒的にわかりやすく解説する。 文句も言わず24時間黙々と働くロボットたちが人間の仕事を代替し始める未来は、そう遠くないかもしれない。この巨大な波がやってきたとき、私たちの生活や働き方はどう変わるのか。今どのような心構えと準備をすべきなのか。本書を読んで、来たるべき新たな時代を生き抜くための視点をぜひ手に入れてほしい。 <目次> 第1章 ヒューマノイド、アンドロイド、サイボーグの違い 第2章 「人型」であることは合理的だった 第3章 モラベックのパラドックスと世界モデルとは 第4章 桁違いの規模となる人型ロボット市場 第5章 もう高い買い物ではない 第6章 欧米、中国、日本――主要メーカーの現在地 第7章 中国はなぜ「ロボット・オリンピック」を開くのか 第8章 ターミネーターの国とドラえもんの国 第9章 なぜ彼らに表情がないのか――不気味の谷 第10章 ロボットが心や感情を持つ日は来るのか 第11章 人型ロボットとの恋愛はアリ? ナシ? 第12章 人手不足を解消する 第13章 いつ人間の仕事を担うようになるのか 第14章 人型ロボットが担う10の職業 第15章 既に戦争に使われていた人型ロボット 巻末付録 人型ロボット写真集 -
柳沢正史の快眠脳
日本復活の鍵は睡眠にあり! ◆日本人が誤解している「眠りの極意」◆ 睡眠は脳の「メンテナンス」 生産性が高い国や会社ほど長く眠る 寝る子は育つ、寝ない大人はヨコに育つ 日本の睡眠時間は世界最低 必要な睡眠時間は中学生9時間、50代7時間程度 眠りについて悩んでいない人でも深刻な睡眠不足の可能性がある。 ラスカー賞を受賞した睡眠学の第一人者・柳沢正史から「教科書に載せたいぐらい典型的な睡眠時無呼吸症候群」だと"宣告"された真山仁が徹底取材。 睡眠の「本当」と柳沢教授の頭の中に迫る! ◎睡眠不足による日本の経済損失は年間15兆円! 「失われた30年」の原因のひとつは睡眠負債 ◎徹夜明けの脳は酔っ払った状態と同じ ◎長期間の睡眠不足は認知症、がん、心血管障害、感染症などのリスクを高める ◎天才を育てるために、親が子どもにできることは? ◎「昼間に眠い」「日中の睡眠で8分以内に眠れる」「夜間頻尿」「電車でいびき」は要注意 ◎日中にパワーナップ(積極的仮眠)できる時点で睡眠不足 ◎ナポレオンはしょっちゅう居眠りしていた。ショートスリーパーは訓練ではなれない ◎なぜ柳沢正史は医学部を卒業したのに、臨床医の道を選ばず、睡眠研究を始めたのか -
マイコン電子工作&プログラミング スターターブック―Arduino、ラズパイ、ESP32の基本から電子工作のためのプログラミングまで―
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆今どきの電子工作を始める&楽しむための、マイコン+プログラミングの知識がやさしく身につきます!〈全ページカラー〉◆ マイコン電子工作を始めたい&もっと楽しみたい! プログラミングを上達させたい! そんな声にお応えできる全ページカラーのガイドブックが登場。Arduino、Raspberry Pi、ESP32といった定番マイコンの基本から、実践的な電子工作のためのプログラミングまで体系的に学べます。 本書の前半では、ハードウェアの基礎知識からプログラム作りの基本ルール、開発環境の構築までを丁寧に解説します。 ▼▽ArduinoやRaspberry Pi、ESP32など、用途に合わせたマイコンの選び方▼▽ ▼▽マイコン向けのプログラミング環境からプログラム作りの超基本▼▽ ▼▽PythonとArduino言語によるプログラミング環境構築方法▼▽ 後半では、デバイスやモジュールを思いどおりに動かすための制御テクニックを解説します。 ▼▽デジタル入出力、アナログ入力、PWM出力、I2CやSPIによる接続手法▼▽ ▼▽ブラシ付きモーター・サーボモーター・ステッピングモーターといった各種モーターの制御▼▽ ▼▽ディスプレイへの情報表示と、温度・距離・モーションなどのセンサー制御▼▽ 基礎から応用までを網羅しており、ご自分の経験に合わせて着実に電子工作のレベルが上がります。「自分で作ったモノをプログラムで自由に動かす楽しさ」を、ぜひ本書によって深めてください。電子工作の第一歩を踏み出す&電子工作の奥深さを堪能する、そのための最適なスタートガイドです。 ■こんな方におすすめ ・Arduino、Raspberry Pi、ESP32などの定番マイコンで電子工作を楽しみたい方 ・センサーやモーターの制御など、電子工作のための実践的なプログラミングを上達させたい方 ・今どきの電子工作の全体像や、電子工作向けのプログラミングについて知りたい方 ■目次 第1章 マイコンを使った電子工作の第一歩 第2章 電子工作に適したマイコン 第3章 プログラム作りの基本 第4章 ビジュアルプログラミング環境での開発 第5章 Pythonでの開発 第6章 Arduino言語(C++)での開発 第7章 基本的な制御 第8章 モーターの制御 第9章 情報の表示 第10章 センサーの制御 第11章 各種のプログラミング ■著者プロフィール 藤本壱:1969年兵庫県伊丹市生まれ。神戸大学電子工学科卒。中学生のころにBASIC言語でプログラミングを始め、機械語、C言語、PHP、JavaScriptなど多くの言語でプログラミングを行ってきた。1993年から2019年まではPC関係のフリーライターとして、雑誌や書籍の原稿の執筆を行ってきた。2020年からは群馬医療福祉大学の教員として勤務している。 2016年にRaspberry Piで電子工作を始め、その後Arduinoも使うようになり、現在は主にESP32で電子工作を行っている。また、ビジュアルプログラミング環境でさまざまなプログラミングを楽しむための「Tsumicky」というプロジェクトを進めている。 YouTubeチャンネル「HFChannel」(https://www.youtube.com/@HFChannel1969)で、電子工作をはじめ多くの動画を公開している。 -
過察する脳 察しすぎる“生きづらさ”を脳科学でひもとく
脳は情報過多の社会で「察しすぎ」ている。疲れた脳は感情の細部にまで解像度を上げる余裕がない。すると人は自分の内面も他者の感情も捉えにくくなり漠然と不安が続く。神経科学の視点で現代人の深刻な脳のバグを解説、回復の可能性を探る ■序章 感情を読み合う脳―なぜ「エモい」は人を惹きつけるのか ■第1章 感情を先取る脳―「エモい」脳の正体 ■第2章 感情の解像度が失われる時代―言葉を失った脳 ■第3章 予測脳疲労―未来を読みすぎた臓器 ■第4章 過察という社会的適応―感じすぎる脳の進化 ■第5章 感情を再編集する―回復する臓器としての脳 -
はじめてのパワー半導体デバイス
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 モビリティの電動化やフィジカルAI、AIデータセンターの増設など変化が著しい技術環境において、電力供給の高効率化や省エネルギー化を担うパワー半導体デバイスの重要性が増しています。 本書は大学の講義資料を基礎とし、大学・高等専門学校の学生や企業の若手技術者に向けた教科書となることを意図して構成しています。pn接合やMOS構造といった基本原理をはじめ、MOSFETやIGBTの動作原理、さらにSiCやGaNなどのワイドバンドギャップ半導体材料の物性特性プロセス技術まで詳細に解説。 最前線の技術課題に直結する基礎知識を体系的に修得し、次世代の学術基盤を構築するための一冊です。 -
Raspberry PiとPythonでつくる AIアプリ開発実践ガイド
★Lチカだけで終わらない、「作って楽しい」「使って便利」を実感できる一冊★ 【Raspberry Pi 5対応】 Raspberry Piや各種センサー、Pythonといった技術要素の解説にとどまらず、ペット見守りシステムや昆虫観察システムなど、日常生活に役立つ実用的なAIアプリケーション開発を体験できる! 「興味はあるけれど難しそう」「何から始めればよいかわからない」と感じる超初心者さんでも、無理なくステップアップできる! 【サポートサイト】 https://murasan-net.com/raspi-python-ai-book-support/ 【主な内容】 第1章 Raspberry Piを知ろう 第2章 Raspberry Piを動かす準備 第3章 OSのインストールとはじめての起動 第4章 Raspberry Piを使ってみよう 第5章 はじめてのPythonプログラミング 第6章 GPIOを使った電子工作入門 第7章 Raspberry Piでカメラを使う 第8章 モーターやセンサーを使ってみよう 第9章 AIにチャレンジ1:ChatGPTで天気情報掲示板を作る 第10章 AIにチャレンジ2:YOLOを使った物体検出 第11章 AIにチャレンジ応用編1:AIを高速化!Hailoアクセラレーターの活用 第12章 AIにチャレンジ応用編2:動くものを追いかける!AI追跡カメラの作成 第13章 AIカメラで昆虫の動きをトラッキングして自動観察システムを作ろう -
3次元CADで学ぶ設計・製図 ―― 基礎製図からメカ設計まで
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆現代のものづくりに直結する設計・製図テキスト。◆ ▼3Dから始めて、2Dへ。 現代のものづくりに直結する、次世代の設計・製図テキスト。機械工学の体系から構造解析までを1冊で網羅。Autodesk Fusion対応。 ▼本書の3大特徴 ①3Dモデルから2D図面へ:「逆引き」で学ぶ実践的フロー 直感的に形を作れる3次元モデリングからスタート。そこから「2次元図面への変換」を学ぶため、実務に直結する図面作成の感覚が自然と身につきます。 ②設計から構造解析まで:シミュレーションによる強度検証を統合 単に「形を描いて終わり」ではありません。作成したモデルが実際に耐えられるかを検証する「構造解析」までを1つの流れとして解説。壊れない設計の基礎を学びます。 ③信頼の学術的背景:単なるソフトの操作で終わらない 数々の機械工学ロングセラーを持つ著者による執筆。材料力学、機械工作、制御、機械材料といった専門知識と実際の設計を結びつけ、「なぜこの形にするのか」という本質を理解できます。 ■こんな方におすすめ ・機械系・工学系の学生、3次元CADを初めて学ぶ初心者・入門者 ■目次 第1章 機械工学の学びに3次元CADを使いこなす ・1.1 機械工学の体系とコンピュータの活用 ・1.2 機械工学の図面は3次元から ・1.3 3次元CADでメカ設計を具現化する ・1.4 機械要素を設計・製図する視点 ・1.5 メカ設計を支える材料力学 ・1.6 機械材料を踏まえた設計 ・1.7 機械工作を踏まえた設計 ・1.8 機械制御を踏まえた設計 第2章 製図の基礎 ・2.1 製図とは ・2.2 製作図 ・2.3 線 ・2.4 文字 ・2.5 投影法 ・2.6 図形の表し方 ・2.7 寸法記入法 ・2.8 サイズ公差 ・2.9 幾何公差 ・2.10 表面性状 第3章 3次元CADの基本操作 ・3.1 Autodesk Fusionの画面構成 ・3.2 基本図形の作成 ・3.3 3次元図面から2次元図面への変換 第4章 3次元CADによるメカ設計 ・4.1 歯車 ・4.2 リンク・カム ・4.3 ねじ ・4.4 軸受、軸継手、軸 第5章 3次元CADによる構造解析 ・5.1 構造解析とは ・5.2 構造解析の基本操作 ■著者プロフィール 門田 和雄(かどた かずお):東京学芸大学で技術教育を学び、学部・大学院修士課程修了後、東京科学大学(旧・東京工業大学)大学院で博士(工学)を取得する。東京科学大学附属科学技術高等学校(旧・東京工業大学附属科学技術高等学校)教諭、宮城教育大学教授を経て、現在は神奈川工科大学教授として勤務している。機械技術教育やSTEAM教育を研究の柱として、3Dプリンタなどのデジタルファブリケーションや珈琲焙煎機の開発などにも取り組む.主な単著に『改訂第3版 図解 もの創りのためのやさしい機械工学』(技術評論社)、『メイカーのためのねじのキホン』(技術評論社)、『新しい機械の教科書(第3版)』(オーム社)、『トコトンやさしい歯車の本』(日刊工業新聞社)などがある。 -
統計検定(R)3級対策 データ分析の基本 中学レベルからはじめる
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 はじめて統計学を学ぶ方が、途中で挫折することなく安心して読み進められるよう工夫された、演習の豊富な教科書です。数式や専門用語への苦手意識を取り除くため、「中学生でもすらすら読める文章」を基準に、身近で具体的な例題から思考の流れを丁寧に解き明かします。 本書は統計検定(R)3級の出題範囲に対応しており、各章では出題される内容について「解説を追う→自分で解く→テストで確認する」というスモールステップ構成で解説していることから、資格試験対策の独習はもちろん大学などの講義用テキストとしても最適です。 公式の丸暗記にとどまらず、「なぜその手法を使うのか」という背景やデータの解釈力をしっかりと身につけ、統計検定(R)の上級レベル挑戦やデータサイエンティストへの道にも繋げていくことができる一冊です。 -
ニッポンの大地震 ――地学でわかる予測と対策
南海トラフ地震、 首都直下地震に、 備えよ! 京大人気№1教授が贈る全国民必携の書。 日本人が地震について知っておきたいことのすべて。 今後10年“最大の危機管理”を、この一冊から。 具体的な数字と図版満載で、分かりやすく解説します。 日本全国、地震の起こらない場所はない。 南海トラフ、首都直下、日本海、内陸の活断層…… 将来の巨大地震はどのくらい危険で、どう備えるか。 「東日本大震災の15倍の被害」 「19個の地震の巣が首都直下にある」 「十数年後に起きる」という具体的な予測を、 地学の知識から、豊富な図版とともに解説する。 対策についても、ローリングストック、避難、事業継続計画(BCP)など、実際的な方法を伝授しよう。 今後10年の“最大の危機管理”のすべてが詰まった、 大地変動の時代に全国民必携の一冊。 目次より…………「地震だ!」その瞬間に考えるべきこと/「沈み込み帯」にある日本列島/いつ起きてもおかしくない首都直下地震/震源域が19か所もある/3つの地震が連動して起こる/「西日本大震災」という伝え方/「10年後の手帳」に/南海トラフ巨大地震の季節が始まった/日本海側を太平洋側のバックアップ拠点に…………………etc === 【目次】 はじめに 日本にはどのくらい地震が多いのか/「大地変動の時代」だからこその思考法/知識こそが「サバイバル」のための武器になる 第1章 地震とはどういう現象か 「地震だ!」その瞬間に考えるべきこと/ゆれはどうして起こるのか/断層とは過去の地震の記録である/地震の波と震源域/地震には縦波と横波がある/地震波は地球の内部を知るカギとなる/地震の地表波/地震はどうやって測るか/デカルトの遺産/短周期の動きと長周期の動き/マグニチュードと震度/気象庁マグニチュードとモーメントマグニチュード コラム1 世界と日本の巨大地震 第2章 日本列島、地震の起こらない場所はない 地球の内部構造はゆで卵!?/地球は12枚のプレートで覆われている/リソスフェアとアセノスフェア/プレートに載って大陸はただよう/ウェゲナーの大陸移動説/地殻とプレートの違い/海洋地殻と大陸地殻を比較すると……/「沈み込み帯」にある日本列島/地震の発生を説明する「プレート・テクトニクス」 コラム2 津波はどうやって起きるか 第3章 いつ起きてもおかしくない首都直下地震 首都直下地震とは?/震源域が19か所もある/関東大震災の再来/関東大震災はどのように起こったのか/関東直下地震には周期がある/液状化と地盤流動/大量の災害廃棄物が発生/首都圏一極集中は、どう危険なのか/房総半島沖地震と巨大津波/千葉県直下にプレートが3枚/繰り返されるスロースリップ地震/房総半島を大津波が襲った延宝房総沖地震 コラム3 「災害シナリオ」で首都直下地震に備える 第4章 南海トラフ巨大地震とはどういうものか 3つの「地震の巣」がある/巨大地震の履歴/3つの巨大地震が連動して起こる/南海トラフ巨大地震の前後に増える内陸地震/活動期と静穏期から次の巨大地震を予測してみる/どのくらいの被害が想定されるか/「西日本大震災」という伝え方/緊急地震速報の仕組み/「空振り」よりも「見逃し」が怖い地震予測 コラム4 南海トラフ巨大地震の「半割れ」現象と時間差 第5章 スーパーサイクル超巨大地震への備え 超巨大地震のメカニズム/南海トラフ巨大地震、300年経過の意味/琉球海溝で発生するM9クラス巨大地震/「史上最大」の1771年八重山地震津波/「海底地滑り」で想定外の大津波が発生する/「琉球―東海巨大地震」を一連の課題とする/確率による発生予測/「地震発生確率」では伝わらない/「10年後の手帳」に/「南海トラフ地震臨時情報」が自分事になった日/南海トラフ巨大地震の季節が始まった コラム5 スーパーサイクル超巨大地震で富士山噴火の連動 第6章 日本海で起きる地震 元日の大地震/能登半島地震と活断層/次に警戒すべきは能登半島西部や佐渡沖である/数千年ぶりの地殻変動/日本海の成り立ちからわかること/そして、日本列島が陸化した/日本海東縁にはひずみ集中帯がある/日本海側を太平洋側のバックアップ拠点に コラム6 地球科学者にとっての東日本大震災 第7章 地震にどう備えればよいか――危機管理を具体的に 家庭でできる備え/非常持ち出し品と常備品/学校や会社ではどう準備するか/まず自分の命を守る/学校や会社からの帰宅はどうするか/避難所での生活をリアルにシミュレーション/情報収集と家族との連絡法/帰宅路を実際に歩いてみる/「安全」と「安心」/被害の6〜8割は事前準備で減らせる コラム7 「防災の日」に「率先避難」を考える 第8章 「大地変動の時代」だからこその思考法 「当たり前」を見直す/18世紀の破局的災害・リスボン大地震/当時の思想家たちの世界観をひっくり返した/リスボン大地震後のポルトガルから学べること/日本列島に生きる者の思考回路/地震にも「恵み」がある/豊かな都市に必要な条件/「流れ橋」に見るしなやかな生き方/「ブリコラージュ」の発想 コラム8 地学の「想定外」 第9章 地球の歴史の中で人類はどう生きるか プレート運動が石炭・石油を生んだ/地球上の自然は本来フローである/農業革命とストックへの転換/「北緯35度の逆転」と人類の居場所/都市の膨張/産業革命は地球をどう変えたか/環境問題には「逃げ場がない」/昔の生活に戻れるか?/資本主義的フローの危険性 コラム9 生命居住可能領域 おわりに 索引 === -
地震と噴火から身を守る 今さら聞けない 地学の超基本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第1章 地球のはじまりと地質 形・大きさ・緯度・経度など地球の基本情報 ・地球の中はどうなっている? →内部構造 地殻、マントル、核など ・地球に作用する力→重力、磁気など ・これまでの地球→ビッグバンから現在まで、ざっくり地球史 ・地球の過去を知る方法→地層・化石、年代測定、チバニアン 第2章 大気と海洋 ・地球を取り巻く大気 →高気圧と低気圧、天気、台風 ・海はどうやってできた? ・河川のはたらき 第3章 地震のメカニズム ・どうして地震が起こるのか→地震のしくみと揺れの種類 ・地震が起きる場所→造山帯・海溝、世界のプレートの分布と地形 ・地震がもたらす災害としくみ→津波、液状化現象、斜面災害 第4章 火山噴火のメカニズム ・火山噴火とマグマの性質→火山の噴火がどうして起こるのか、しくみ ・火山の種類/火山噴出物の種類/ホットスポット/マグマから得られるもの 第5章 日本をとりまく災害と予測研究 ・日本付近で起こる巨大災害(南海トラフ巨大地震/富士山噴火/東京直下型地震) ・どうして地震が起きるとわかるのか→震度と震源、緊急地震速報、現在の予測研究 ・最新の防災設備→インフラや建築の対策など -
言葉にならない感動を科学する 人はなぜ音楽に揺さぶられるのか
現代は、感動がすぐに「消費」されてしまう時代だ。 「泣ける話」「エモい瞬間」「衝撃の結末」としてパッケージ化された数々の情報が、大量生産され、瞬時に流通し、すぐに使い捨てられる「コンテンツ」となっている。 スマートフォン、SNS、ネットニュース、広告、動画—— 日々、私たちは膨大な情報の洪水に晒されており、そのすべてが瞬時に脳に届き、反応を強いられ、次の刺激へと流される。 この高速循環においては、感動はもはや体験としてじっくり味わわれる「暇や余白」を与えられず、「処理すべきイベント」に変わってしまいがちだ。 悲しい映像に涙を流しても、スクロールする手はすぐに次の情報へ向かい、感動は一瞬で消費される。 しかし、感動は本来、「情報処理」の結果として生まれるものではない。 それは、身体が外界からの刺激を受け止め、自らの内部で組み替え、意味を編み直し、世界の見え方を更新するなかで立ち上がる「生成の体験」なのだ。 つまり感動とは、受動的な知覚ではなく、身体を介した能動的な創造行為といえる。 だからこそ、とかく感動が消費される現代社会においてあらためて感動の身体性に立ち返ることは、私たちがよりよく(=創造的に)生きていくために、きわめて重要な意味をもつ。 では、そんな身体的な感動とは、いったいなんなのだろうか。 人は、自然のとてつもない美しさを目の当たりにしたとき、あるいは、圧倒的な芸術作品や音楽に触れたとき、しばしば「言葉を失うほど感動した」と言うが、こうした瞬間には、鼓動がバクバクと高鳴ったり、胸がぎゅっと締めつけられたり、手足が震えたり、あるいは背筋がぞくっとしたり、といった強烈な身体感覚が呼び起こされる。 こうした体験は、なかなか言葉にしにくいものの、きわめて生々しい身体感覚として実感される。 本書では、こうした「言葉にならない感動」とはいったいなんなのか、とくに、人間が音楽を体験したときに覚える感動とはいったいなんなのかという問題について、神経科学、心理学、認知言語学、感性情報学などの知見を統合して分析する。 【目次】 第一章 感動は身体のどこで起きているのか ――ボディ・マップという方法 第二章 内臓から起こる感動 ――「胸」で感じる音楽、「腹」で感じる音楽 第三章 行動から起こる感動 ――悲しいから泣くのか、泣くから悲しいのか 第四章 概念から起こる感動 ――「頭にくる」「むかつく」「腹が立つ」の違い 第五章 AIは感動するのか ――身体と言語をめぐって 第六章 科学では語りえない感動 ――人はなぜ下手な歌にすら感極まるのか -
太陽光kW価値の極大化 DR・CPPA・スーパーアグリゲーター
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 日本に求められるアグリゲーターの真の役割がわかる! アグリゲーターの急増とともに、参入可能な市場は需給調整市場・容量市場、その先の同時市場・中長期取引市場へと拡大傾向にあります。一方、品質のばらつきや、電気事業者の公益に対する意識低下、そして蓄電池依存のアグリゲーターの増加により、経済安全保障を脅かす状況に至っています。 『電力システム改革の突破口-DR・VPP・アグリゲーター入門』の続編となる本書では、アグリゲーターの本質的役割を、拡大する太陽光発電や、それを活かすCPPA・長期エネルギー貯蔵システムの役割と共に解説。同時に、太陽光の急増にともなう系統混雑回避に向けた役割をAI技術の深化を踏まえて紹介。一次エネルギー自給率の向上と経済安全保障の確保に寄与する事業者を「スーパーアグリゲーター」と定義し、DR・CPPAの未来図を示します。 第1章 太陽光発電があふれ出した 第2章 拡大するDERポテンシャルとアグリゲーター 第3章 成長するアグリゲータービジネス 第4章 系統混雑とアグリゲーター 第5章 スーパーアグリゲーターの時代 -
水の科学(第3版) ―水の自然誌と生命、環境、未来―
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 さまざまな視点から水の科学を解説した定番の教科書、第3版に改訂! 水は私たちの身近にあり、生活環境に多くの影響を及ぼす存在でありながら、意外とその正体は知られていません。また、最近では未曾有の水不足の危機が叫ばれるなど、環境問題の面からも水に対する関心は一般的なレベルで高まっています。 本書では、そもそも水とは何なのか、水と生体の関係、水の循環が地球環境に及ぼす影響、水危機といったトピックを取り上げ、前提知識がなくとも読み進められるよう、わかりやすく解説しています。 今回の改訂では、異常気象、防災・減災、SDGsといった社会的に重要なテーマに関する最新状況を解説するなど、時事情報や学説の記述を更新し、「水」を取り巻く現状が理解できるようアップデートしました。 大学学部における水・環境に関する科目の教科書、企業や行政で防災・環境に関する職務に携わる方々の参考書としておすすめの一冊です。 序章 水の自然誌への誘い 1章 生命の星、地球 2章 水という物質の科学 3章 地球の水の姿 4章 気象と水・水の脅威 5章 水がつくる世界とその科学 6章 水と文明 7章 生体と水の科学 8章 水と暮らし 9章 資源としての水 -
地球の生命を支える きのことすごいなかまたち つながる・はたらく・あやつる・たべる――菌類の世界を旅して学べる大事典
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ユーモアあふれるかわいいイラストと、読んで楽しい解説が満載。 毒きのこ、おいしいきのこ、冬虫夏草、食べものや葉っぱ・体に生えるカビ、酵母、水生菌など、「すごい菌類」たちが勢ぞろい! ◯本書の内容 子どもから大人まで、菌類の世界を楽しく学べる科学絵本です。 「菌類はどこで、何を食べ、どう生きているの?」といった基本から、体のつくり、地中に張りめぐらされた菌糸のネットワーク、人間や自然との深いつながり、進化や分類の歴史、身近な菌類の観察方法まで、“この一冊でわかる”充実の内容です。 菌類を知ることは、自然のしくみを知ること。 どこにでもいて、ちょっぴり怖くて、とっても働き者……? あなたの知らない菌類の姿が見つかります。 読めば絶対にだれかに話したくなる、菌類・きのこ好き必携の永久保存版! ◯本書の特徴 ・全144ページ・オールカラーの大型ハードカバー! 見ごたえ抜群で、特別なプレゼントにもぴったり。 ・総ルビ(全漢字にふりがな)対応! 小さなお子様でも一人で楽しく読めます。 ・本国オランダで大反響! 児童文学賞「銀の石筆賞」「銀の画筆賞」をダブル受賞した話題作。 ■内容 1. ゆかいな傘に、ほこりっぽいボールと、くさい棒 きのこの世界へようこそ/ふしぎな形、へんてこな名前/信じられないような話とおどろきの事実/実はこの本のテーマは…… 2. 長い糸を持つ生き物 きのこの下に広がる世界/成長と食事/菌類同士が出会ったら/きのこが地上に出てきたあとは/菌はスーパーヒーロー 3. ジメジメ王国 菌類は何のなかま?/菌類の歴史/菌類が勢ぞろい 4. ゴミを掃除し、雨を降らせる 死んだ生き物のゆくえ/生きた植物をねらう/肉を食べる菌類/エサとして/土壌と雨水 5. 深いきずな 植物といっしょに/動物といっしょに 6. 菌類と人間 病気を引き起こす菌類・毒をもたらす菌類/菌類vs殺菌剤/お皿の上に/薬品と工場/武器やドラッグとして/きのこを研究する・守る 7. 自分でやってみよう 探して調べてみよう/集めて研究してみよう/自分で栽培してみよう/きのこを安全に味わうには/究極の2択問題 菌類ことば辞典 さくいん -
研究開発と政策実装 科学技術イノベーション政策のための科学の実践
科学的知見を、いかにして政策に実装するか。 研究成果は、なぜ政策で使われないのか。エビデンスに基づく政策立案(EBPM)の重要性が広く認識される一方で、最先端の研究成果がそのまま政策に反映されることは稀である。現実の政策決定プロセスと科学的エビデンスのあいだには、異なる言語、価値観、インセンティブの衝突による深い「死の谷」が存在する。 本書は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)が、2011年より15年にわたり推進してきた「科学技術イノベーション政策のための科学 研究開発プログラム」の成果を総括し、「政策のための科学」をめぐる理論と実践の両面から、研究と政策をつなぐ原則・戦略・戦術を体系化したものである。 第1部の理論編では、科学と政策を橋渡しする主体としての「学術的政策起業家」に着目する。研究者が政策実装の過程で担っている「シャドーワーク」の実態を浮き彫りにし、これまで個人の暗黙知として埋もれてきた実践を「実装科学」の視座から分析する。政策関与のアプローチを「移行型」「課題設定型」「伴走型」「概念利用型」の4類型として体系化するとともに、政策過程で求められるエビデンスのあり方を再定義する。 第2部の実践編では、ジェンダーバイアス、スター・サイエンティスト、子どもの貧困、医療提供体制、イノベーションとレギュレーション、インフラマネジメント、縮減社会における農林地利用、感染症対策と経済活動、感染症数理モデルなど、現代社会における複雑な課題に挑んだ9つのプロジェクトによる政策実装の事例を収録する。政策実装をめぐる「死の谷」を克服した研究者自身の筆によるナラティブを通じて、政策実装のリアルなダイナミズムが描き出される。 本書は、科学的知見の政策実装をめぐる困難を、研究者の「個人の努力」やスキルの問題ではなく、我が国の科学-政策インターフェースにおける構造的課題として捉え直す。 そして、その克服に向けた理論的枠組みと実践的知見を提示する、これまでにない「政策実装論」である。 エビデンスに基づく政策形成に関わる研究者・行政官・中間人材、そして社会課題の解決を志すすべての実務家・学生にとって必読の書。 -
科学2026年
月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 -
都市づくりスキーム図鑑 コモンズを生む世界の注目開発21
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 民間都市開発に伴う公共貢献を許認可を得るための条件としてではなく、社会が共有し継承していくべき共有財産「コモンズ」として捉え直すことを狙いとしたものです。米国や英国、日本など世界の先進21事例を通じて、都市開発を契機に新たなコモンズを創出・維持していくためのスキームとガバナンスのあり方を提示することを目指します。 <目次> 序章 コモンズを生む都市開発 「公共貢献」の選択肢拡大で都市開発が変わる 1. 都市開発におけるコモンズ 2. コモンズ創出のカギとなるインセンティブ ガイド編 Chapter1 時間を超える「共同貢献」 複数開発の力を集める Chapter2 空間を超える「遠隔地貢献」 地域外に目を向ける Chapter3 ハードを超える「ソフト貢献」 運営や活動を支える 都市開発の行方を占う(1) 座談会第1部 これからの都市に必要なコモンズとは何か 有田智一氏(筑波大学)×山村崇氏(東京都立大学)×中島弘貴氏(東京大学) 実践編 Chapter4 新たな貢献を実現するスキーム 実践編 Introduction ・新たな貢献の評価設計 ・中間主体の必要性 ・多様な対価の付与 (税制優遇、金融支援、手続き) Chapter5 新たな貢献を支えるガバナンス ・貢献根拠の明確化 ・貢献の履行担保とモニタリング 都市開発の行方を占う(2) 座談会第2部 コモンズをどのように創出・管理していくのか 有田智一氏(筑波大学)×吉江俊氏(東京大学)×中山靖史氏(都市再生機構)×奥森清喜氏(日建設計) 都市開発の行方を占う(3) インタビュー 新たな貢献は実現できるか 佐々木晶二氏(土地総合研究所理事長) -
ヒルベルト空間と線型作用素(増補改訂版)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 ヒルベルト空間の初歩からわかりやすく解説、初版発行以来多くの方々にご愛読いただいている定番書が、増補改訂! 本書は、ヒルベルト空間の基礎事項から始め、ヒルベルト空間上の線型作用素に関する諸理論を、作用素論の全貌が見渡せるようわかりやすく解説するものです。 この増補改訂版では、初版発行後の話題として、作用素パースペクティブや作用素マジョリゼーションに関する解説を追加するほか、特論としてテープリッツ作用素とハンケル作用素に関する章を追加しています。 さらに付録では、本書に関連する関数解析学の定理を詳解し、読者の利便性に配慮しています。 ヒルベルト空間上の作用素論は、近年めざましい発展を見せる量子情報科学の数学的基礎としても、重要性を増しています。本書は量子情報科学を本格的に学びたい方々にもおすすめです。 第1章 ヒルベルト空間 第2章 ヒルベルト空間上の線型作用素 第3章 スペクトル分解 第4章 ヒルベルト空間上のコンパクト作用素 第5章 作用素単調関数と作用素結合 第6章 作用素のマジョリゼーションとノルム不等式 第7章 作用素特論 第8章 作用素特論(続き) 付録 いくつかの基本定理 -
海のふしぎ図鑑
「高さ30m――世界最大級の“怪物波”とは?」 「鳴門の渦潮は、なぜ世界最大級になるのか?」 「深海生物は、なぜ自ら光るのか?」 「ウミウシは“殻を捨てたカタツムリ”だった?」 「海底に現れる、謎のミステリーサークルの正体とは?」 地球の70%を覆いながら、 私たちはまだ「海」のことをほとんど知りません。 荒れ狂う巨大波、光る深海生物、 海底に広がる不思議な模様――。 海では、想像を超える現象が今も起きています。 本書は、そんな“海の謎”を、 大迫力のビジュアルとイラストでわかりやすく解説。 「なぜ?」が「なるほど!」に変わる、 子どもから大人まで夢中になる自然科学図鑑です。 -
鳥検定公式ガイドブック 鳥の教科書
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「鳥検定」(2027年初頭に第1回実施予定)の公式ガイドブック。検定試験の問題はすべて本書から出題される。 野鳥の観察を趣味としている人たちをはじめ、文鳥やインコなど鳥をペットとして飼っている、コンパニオンバード愛好家など“鳥ファン”は数多い。 2024年末~25年初めに国立科学博物館で開催された特別展「鳥」は、多くの来場者で賑わいを見せた。 本書は、鳥の特徴や種類、名前のルールをはじめ、鳥のからだのイラスト解説などの基本的な知識を掲載。 また、飛び方や声、さえずり、求愛給餌といった鳥の興味深い行動にも触れる。 さらに、鳥をからだや行動の特徴によってダチョウ、カモ、キジなどの「なかま」に分類し、カラー写真を使って図鑑の体裁でわかりやすく紹介する。 「鳥検定」の公式ガイドブックとして鳥の雑学的知識が得られる内容であるとともに、知識の正誤が確認できる受検用練習問題も収録。まさに「受検が待ち遠しくなる」必携の1冊! -
量子力学を学ぶための超ミニマム線形代数 リョーシカ先生のビギナーズ15講
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 《トンネルをかる~く抜ける、超入門!》 線形代数は、いま話題の「量子力学」にすごく使える数学ツール。 やさしい言葉と豊富な図解で、量子の世界へご案内! 「量子技術高等教育拠点(qacademy.jp)」で共同開発の教材が、本になりました! 可愛い「リョーシカ先生」の案内で、量子力学に必須の線形代数を基礎から学べます。図解豊富で超やさしい、ポップな入門書。 〈おもな目次〉 講義0 量子情報処理ってなんだろう 講義1 複素数の表し方 講義2 複素ベクトル 講義3 行列の基本 講義4 行列の操作 講義5 ベクトルの内積とノルム 講義6 ベクトルの外積と射影行列 講義7 ベクトルと行列のテンソル積 講義8 線形独立と線形従属 講義9 基底 講義10 線形変換 講義11 ユニタリ変換 講義12 正規直交基底のユニタリ変換 講義13 正規直交基底でのベクトル・行列表示 講義14 固有値・固有ベクトル 講義15 対角行列と対角化 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
中国気候興亡全史 古代王朝から三国志、文化大革命まで
【中国の歴史を動かし、権力者が恐れた知られざる主役】 中国の歴代王朝が畏れたのは、天命という独自の考え方だった。各王朝は為政者としての正統性を天(天帝)から与えられたと考えた。天の信認が揺らぐと、その意志は水害・干ばつ・地震といった自然災害や日食・月食・彗星などの天体現象で示されて易姓革命となった。長期にわたって栄華を誇った統一王朝は、自然災害を端緒に民衆反乱が勃発、天命を失ったとして倒れた。秦末の陳勝・呉広の乱以降、中国の王朝交代の多くがこのパターンだ。本書は、気象の動向や気候変動から中国の歴史を振り返る歴史読み物。最新の研究成果を紐解き、今まで中国史の研究でおぼろげに扱われた気候変動の影響を解明する。 【目次】 プロローグ 中国の人々はどこから来たのか 第I部 先史編 第1章 気候変動を画期とする東アジア社会の変容 第2章 4200年前の気候の激変と初期国家の誕生 第II部 古代編 第3章 気候変動で浮沈する周王朝 第4章 寒冷気候と春秋戦国時代 第5章 秦漢帝国の繁栄をもたらした気候の好転 第6章 災害に忙殺された後漢の統治 第7章 『三国志』の中の気候変動 第III部 中世編 第8章 寒冷期の民族移動による中国の変貌 第9章 気候変動と隋唐帝国の興亡 第10章 温暖な気候が支えた文化国家 第11章 温暖期と寒冷期をめぐるモンゴル帝国の盛衰 第IV部 近世編 第12章 幸運な天気が味方した朱元璋の統一王朝 第13章 明王朝の短い繁栄と長い衰退の道のり 第14章 満州民族が作った統一王朝 第V部 近現代編 第15章 巨大火山噴火の頻発で傾く清王朝 第16章 20世紀の気象災害と現代中国 エピローグ 天の支配を目指す野心 -
To Perform Biological Science-Experiments Safely
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Biological experiments that handle genes and cells are often thought to be less likely to cause accidents or be less dangerous than chemical experiments, but if you are not careful, you could cause an accident that not only affects your own safety, but also the laboratory, university, and society. This book carefully explains the specific points to pay attention to in order to conduct biological experiments safely. It also includes many actual accident examples to raise awareness. It also aims to explain from the perspective of someone conducting the experiment, so that even inexperienced students can easily understand the key points. This is a "safety guide" that you should always keep in your laboratory. -
はじめまして微生物学: ウイルス・細菌・カビの世界
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 明快でシンプルな説明、魅力的で夢中にさせるイラストを使って、微生物の知られざる世界を解明します。ウイルスの広がり方、抗体の役割、ワクチンの重要性など、COVID-19が大流行したあと、私たちにとって必要不可欠な知識をわかりやすく解説します。難しいトピックを簡単に理解できるよう、巧みな喩え話が満載の本書は、活発で探究心旺盛な科学者を目指す若者や、自然界や人体について学ぶことに興味のあるあらゆる年齢の人に最適です。 -
イカは海のイリュージョニスト: 「海の霊長類」の知られざる世界 (DOJIN選書105)
「カモフラージュの達人」としてのスゴ技、 「海の霊長類」たる知性 あなたはまだ本当のイカの姿を知らない。 「海の霊長類」にして「カモフラージュの達人」の異名を持つイカ。 体の色を瞬時に変え、見たものの質感を体表に表し、 きらびやかな光沢で魅了する。 それだけではない。 物の形や他者の行動から学習する能力、 ぐっと我慢する自制心もあるのだという。 本書では、そんなイカの生涯、感覚、知性、色彩など、 最新の研究をもとに徹底解説しながら、 人とイカの関係の未来を見据える。 あなたはまだ本当のイカの姿を知らない。 『タコは海のスーパーインテリジェンス』に続く、 池田流頭足類学第2弾! ●本文より 北海道で生きたイカを見た私は衝撃を受けた。イカは実に艶やかな体色をしているのだ。 それは日本で漁獲量がもっとも多いスルメイカだった。 全体がやや赤みがかった茶色で、背側に黒い太めの線がくっきりと入っている。 また、見る角度によっては体全体が黄金色にキラリと輝いて見える。 鮮度が良いイカというのはこのようなものをいう。 そんなスルメイカの体色は茶色のままで終わらない。 ある瞬間にはバッと透明になってしまうのだ。 イカは変幻自在に体の色を変える、動物界でも稀に見る色彩の使い手である。 体全体が茶色か透明かという明暗だけではない。 縞、斑点、スポットなど、さまざまな模様をイカは体表に出すことができる。 自身の体をキャンバスとして、次々に多彩な絵を描いていくアーティスト。 それがイカである。 ●目次 第1章 駆け抜ける生涯 生き物を分ける イカの体 イカの戸籍 イカの赤ちゃん 移動するイカ 何歳まで生きるか 子孫を残す 第2章 豊かな感覚世界 単レンズ眼と巨大脳 全色盲と色覚 偏光を見る眼 眼以外の光受容 両眼立体視するイカ 音を聴くイカ 第3章 高度な学習と記憶 獲れない餌 光の特性を学ぶイカ 物の形を学ぶイカ 馴れを学ぶイカ 「このときはこうする」を学ぶイカ イカに自制心はあるか? イカにエピソード記憶はあるか 一口には語れないイカの学習 イカの社会学習 ボディパターンは学習されるか 決まった型の行動 第4章 変幻自在の振る舞い 姿を現した海の大王 多彩なイカの体色 煌めきを醸し出す反射性細胞 体色変化の役割 ダイオウイカについて考える 群れをつくるイカ 表層にくるダイオウイカ? 煌々を身にまとう スルメイカでダイオウイカの謎を調べる ダイオウイカがキラキラ光るわけ 浅海でのダイオウイカ集団? ダイオウイカ浅海生息説の補足 第5章 色と光の多様な戦略 ミミイカが光るわけ 体色パターンにも種間変異がある もう一つの体色パターン イカは暗闇でもカモフラージュするのか カモフラージュの発現機構 ボディパターンの発達 ボディパターン発現の経験依存性と遺伝依存性 シグナルとしてのボディパターン 繁殖をめぐる攻防 女装するイカ 噓をつくイカ 第6章 イカの命をつなぐ イカを養殖する まぼろしのウナギ 動物福祉とイカ 減りつつあるイカとイカの未来 -
10才からの科学 身近な不思議の謎をとく定理と法則
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 理科が楽しくなる! 得意になる! 素朴なギモンが子どもの理系脳を育てる 中学・高校で習う「定理」と「法則」を楽しく先取り学習! 楽しいイラストと多摩六都科学館の田中裕基学芸員監修のやさしい解説で、小学生の身近な疑問を科学で「わかったぞ!」に変えます。 アルキメデスの原理・パスカルの原理・万有引力の法則・メンデルの法則・慣性の法則・オームの法則・フレミング左手の法則などなど、お母さん・お父さんにもおなじみの定理・法則が目白押しです。 【もくじ】 はじめに PART1 乗り物のふしぎ Q1 どうして重たい鉄の船が水に浮かぶの? Q2 どうして自動車はブレーキを軽く踏むだけで止まれるの? Q3 どうして重たい飛行機が空を飛べるの? PART1で登場する定理と法則はこれ! ・アルキメデスの原理・パスカルの原理・ベルヌーイの定理 PART2 自然と人間のふしぎ Q4 どうして海には潮の満ち引きがあるの? Q5 地球から星までの距離はどうやって測るの? Q6 どうして親子は似ているところと似ていないところがあるの? Q7 どうして昼間の空は青いのに夕焼けは赤いんだろう? Q8 どうしてメガネをかけると視力が良くなるの? PART1で登場する定理と法則はこれ! ・万有引力の法則・三角測量の定理・メンデルの法則・屈折の法則 PART2 自然と人間のふしぎ Q9 テーブルクロスを素早く引くと、お皿やコップが倒れないのはなぜ? Q10 スマートフォンの画面をタッチすると、どうして反応するの? Q11 懐中電灯は電池が少なくなると、どうして暗くなるの? Q12 扇風機の羽根は、どうしてぐるぐる回るの? Q13 どうしてコマは倒れないで回り続けるの? PART1で登場する定理と法則はこれ! ・慣性の法則・オームの法則・フレミング左手の法則・角運動量保存の法則 ほか -
「無線、マジわからん」と思ったときに読む本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 「とにかくわかりやすい!」だけじゃなく、ワクワクしながら読める! スマートフォン、テレビ、電子レンジ、電波塔など、身の周りのものを見渡すと、無線に関連するものであふれています。だからこそ、そのしくみがわかると世の中の謎が解けていくようで面白く感じます。 本書では、身の回りの具体例を元にわかりやすく解説したり、興味をひく話題を盛り込んだりしています。挫折せず最後まで読めるだけでなく原理も理解できるので、初めて無線に興味を持った人や一度でも無線を難しいと思ったことがある人にオススメの一冊です。 【このような方におすすめ】 ◎無線を学ぶ初学者 ◎技術分野に配属された新米技術者、営業など 【主要目次】 Chapter1 無線とは何か―無線の起源と電磁波 Chapter2 電波とは何か―電波で情報を伝えるしくみ Chapter3 モバイル通信からIoTへ―変容する無線活用 Chapter4 放送と通信 Chapter5 社会を支える無線技術 -
星空風景&天の川 撮影 超入門ガイド
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 夏の夜空に力強く立ち上がる天の川をはじめ、星空風景は写真ファンの間でも人気の高いジャンル。一方で、「専門的な天文知識や撮影技術が必要で難しそう」と、一歩を踏み出せずにいる人も多いのではないだろうか。 実は、基本さえしっかり押さえれば、星空風景撮影のハードルは決して高くない。 本書は、『デジタルカメラマガジン』誌の人気企画「星空特集」をベースにした、これから星空撮影を始めたい人に向けた一冊。撮影の基本から機材選びのヒント、具体的な撮影地ガイドまで、幅広い情報を網羅。季節ごとに写真に残しておきたい星空の姿についても解説する。 この1冊があれば、迷うことなく星空撮影を始められる。星空風景撮影における、入門書の決定版。 -
化学と技術 NEO
地球環境問題や持続可能な社会の実現に向け、『化学と技術 NEO』は新時代を実装する、化学技術と装置の最前線を届けます。 新時代を実装する、化学技術と装置の最前線。 地球環境問題の深刻化と産業構造の転換が進むいま、脱炭素・カーボンニュートラル・バイオテクノロジー・サーキュラーエコノミーといった領域において、化学技術は社会変革を支える中核として不可欠な存在となっています。食品・医薬・化粧品・エネルギー・環境など、私たちの暮らしの基盤を支える日本の化学産業は、大きな進化の転換点にあります。 『化学と技術 NEO』は、業界の重鎮、先端企業、次世代技術者の知見を結集し、厳選された実装事例と未来ビジョンを発信する専門媒体です。産学官民を横断する知の連携を可視化し、意思決定層と現場を直結させることで、次の10年を左右する価値を創出。ここにしかない情報を届けます。さらに企業寄稿による最先端技術の共有や大学・研究機関の研究紹介を通じて、未来の技術者と企業の新たな接点を生みます。 今ここから始まる革新へ。選び抜かれた情報を国内外へ戦略的に発信し、高付加価値な読者体験を提供します。 【目次】 ■message 化学と技術のネオ・メディアでセレンディップな出会いを(東京農工大名誉教授 堀尾正靱) ■身の回りにある化学の世界 私たちの生活を支える粉の不思議(日本粉体工業技術協会会長 内藤牧男) ■次世代化学技術への挑戦 13万種類の「ナノの部屋」を社会実装へ MOF(多孔性金属錯体)研究の現在地(京都大学高等研究院物質一細胞統合システム特定拠点 樋口雅一)/ネクスト・シルクが創る生命駆動型産業(ペンタリンク 野中 明)/竹の新しい価値を創造する最前線の研究開発に挑む(タケックス・ラボ 岡田久幸)ほか ■化学の未来を担う君たちへ 現場ニーズから学問へ、技術シーズから社会実装へ、―ベンチャー企業の42年の実践を振り返って(サーマル・サイエンス 藤岡惠子) ■自然を見直す 自然界の中にある粉体/粒体(吉原伊知郎技術士事務所 吉原伊知郎) ■総合知・実践智 日本の化学産業と化学工学が拓いて行くべき道(神戸大学名誉教授 片岡邦夫)/バイオエネルギーの課題とバイオリファイナリーの実現(東洋大学名誉教授 川瀬 義矩)/工学系と理学系の思考はどう違うのか(フルード工業執行役員研究開発室長 小波盛佳) ■社長インタビュー ニクニ 大崎荘一郎氏 ■特別寄稿 守られた「特許技術」 全樹脂電池の創出と研究開発(クリティカルパス 堀江英明) ■安全研究室 プロセス安全を支えるノンテクニカルスキル-事故防止からAI時代の現場力へ―(南川行動特性研究所 南川忠男) ■高専 newcomer! 一関高専/群馬高専/長岡高専ほか 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 -
量子革命 量子コンピュータからネット、ハード、AIまで ― すべてを変える新技術
◆量子力学がもたらす技術革命の現在地 現在のスーパーコンピュータが何百万年もかかる計算を、わずか数秒で終わらせる―そんな夢のようなコンピュータの実現が、近い将来に迫っているとしたら? 本書は、量子コンピュータ、量子通信、量子センサーといった、いま世界で進む量子力学による技術革命をわかりやすく解説する入門書です。量子力学の不思議な世界から出発し、量子技術が私たちの社会や暮らしをどう変えていくのかを一冊で俯瞰できます。 量子技術の影響は、安全な通信インフラの実現、病気の超早期発見、新薬開発の加速、物流や都市運営の最適化、さらには人工知能の飛躍的な進化まで、社会のあらゆる領域に及ぶと期待されています。 本書は数式に頼らず、歴史やエピソード、具体例を交えながら解説しているため、専門知識がなくても読み進められます。科学の最前線で起きている革命を、誰もが理解できる言葉で描いた一冊。量子時代の到来を読み解くための、格好の入門書です。 竹内薫氏(サイエンス作家)、マイケル・ベリー氏(英国ブリストル大学、ベリー位相で知られる高名な物理学者)、エリック・ヘラー氏(米国ハーバード大学、量子カオス分野の先駆的な研究者)らが推薦! ◆本書でわかること ・なぜ量子コンピュータは古典コンピュータを超える可能性を持つのか ・盗聴が必ず発見される量子通信のしくみ ・医療や防災を変える量子センサーの可能性 ・量子技術と人工知能が生み出す未来像 ◆こんな方におすすめ ・量子技術を体系的に理解したいビジネスパーソン ・AIの次に来る技術革命をいち早く知りたい人 ・未来予測本や、科学読み物の読者 <目次> 第1章 見えないものの内側へ―量子宇宙への旅 第2章 確実性を超えて―量子計算の論理と力 第3章 量子通信―セキュリティの新たなフロンティア 第4章 未来のセンサー―量子技術で「不可能」を知覚する 第5章 量子の地平線―新しい世界がもたらす挑戦と可能性 -
動物のサイン
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 森に残された動物の痕跡は、見えない物語を読み解く鍵。本書は、日本の森の動物たちの音、しぐさ、角や牙の痕、体をこすりつけた跡等に焦点を当て、「確かに、だれかがそこにいたはず」を推理し、動物の行動や暮らしを伝える図鑑です。動物学者・今泉忠明氏の監修による科学的解説と貴重なフィールドワーク写真、松井雄功氏の美しいイラストで、観察のコツや進化、行動の謎までを丁寧に紹介。親子で楽しめる自然観察入門書。 -
「半導体、マジわからん」と思ったときに読む本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 「とにかくわかりやすい!」だけじゃなく、ワクワクしながら読める! 本書は、電気以外の分野のエンジニアや、半導体に関心のある一般のビジネスパーソンに向けて、半導体の構造・製造・応用・経済などを網羅的に説明する入門書です。 トランジスタの構造や動作原理といった基本から、設計から製造までのプロセス、さらには経済的な背景などの現代的なトピックまで、幅広い知識を提供します。半導体物理関連の話題も、できるだけ噛み砕いて、数式を用いずに図解を中心として説明を行います。 本書を通読することで、以下の知識と能力が得られます。 ○半導体のしくみを理解できる トランジスタやICといった主要な半導体の基本構造としくみを、おおまかに説明できるようになります。 ○産業構造を把握できる リソグラフィなどの製造工程や業界特有のエコシステムを理解し、現在の半導体産業の全体像を把握できます。 ○現代の情勢を理解できる RISC-Vなどの技術動向、半導体開発の経済面での解説など、ニュースの背景にある情勢や産業としての重要性を把握できます。 ○顧客への説明力や技術者との対話力が向上する 自社製品の顧客や、電気系の技術者との会話において、専門用語を理解したうえで説明や議論ができるようになり、スムーズな連携が可能になります。 【主要目次】 Chapter 1 半導体ってなんだろう? Chapter 2 身近な半導体デバイスたち Chapter 3 半導体とビジネス Chapter 4 半導体の製造プロセス Chapter 5 半導体の構造と動作のしくみ Chapter 6 これからの半導体 -
単位が取れる統計ノート
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 読めば単位の日和(ひより)あり! 受験数学界のトップに君臨する人気講師が、“最高に効率的”な勉強法をレクチャー。実力がグングン伸びる!問題がスッキリ解ける!! 大学生向け試験対策本 受験生から圧倒的に支持されている予備校講師・西岡康夫先生が、大学生のために特別講義!親しみやすい説明と精選された問題で、単位への最短距離をナビゲートするよ。それに初歩の初歩からはじめるので、高校で確率・統計を勉強していなくても大丈夫。頼りになるチャートを求めていたアナタに最適です。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
設計実務に使える 木造住宅の許容応力度計算 増補改訂版
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2025年4月、木造住宅に関する法規制が大きく変わりました。建築確認の4号特例が見直され、2階建て戸建て住宅でも構造審査が始まっています。さらに、構造に関する仕様規定が見直され、地震時の必要壁量や柱の必要小径の算定方法が変更されました。その結果、仕様規定よりも構造計算のほうが、壁量が少なくてすむようになりました。 本書は、2023年3月に発行した「設計実務に使える 木造住宅の許容応力度計算」の増補改訂版です。改正建築基準法をはじめとする関連規定に則した内容へと全編を見直しました。掲載した構造計算書については、法改正に適合した構造計算ソフトによる構造計算書に、全面的に差し替えています。さらに、構造計算書を読み解く上で重要な計算式をピックアップして、詳しく解説する新コラムを追加しました。 本書は、構造計算のバイブル「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2025年版)」(日本住宅・木材技術センター発行、通称グレー本)をベースに、計算プロセスや専門用語を、分かりやすく解説しています。構造計算を始めたい住宅設計者をサポートする入門書です。 <目次> 第1章 構造設計の考え方と適用条件 第2章 モデルプランの説明 第3章 使用材料 第4章 荷重と外力 第5章 建築基準法仕様規定の確認と耐力壁の考え方 第6章 地震や強風に耐える鉛直構面 第7章 壁の耐力に応じた各部の設計 第8章 鉛直荷重と局部荷重に対する設計 第9章 地盤と基礎の計算 -
フラットアースの全体像 上巻 地球は本当に丸いのか?
誰もが当たり前だと思っている「地球は球体である」という常識。 しかし、その常識は本当に私たち自身が確認したものなのだろうか。 教科書、テレビ、科学番組、NASAの映像──私たちは幼い頃から地球は丸いと教えられてきた。しかし、その根拠を一つひとつ検証してみると、多くの人が意外な事実に驚かされる。 本書は「フラットアース」を盲信するための本ではない。 むしろ、私たちが何を根拠に世界を理解しているのかを問い直すための一冊である。球面地球モデルと平面地球モデルを比較しながら、固定観念の向こう側にある新しい視点へと読者を導く。 地球は本当に丸いのか? そんな疑問を抱いたことがなくても構わない。 なぜなら私たちは、生まれた瞬間から「地球は球体である」という世界観の中で育ってきたからだ。 学校教育、科学、宇宙開発、メディア。 それらが示す情報を疑うことなく受け入れることは、ごく自然なことである。 しかし近年、世界中で「フラットアース」という現象が広がっている。 彼らは単純に「地球は平らだ」と主張しているのではない。 本当に証拠は十分なのか。 私たちは誰の情報を信じているのか。 常識とは何によって作られているのか。 そうした根本的な問いを投げかけているのである。 本書では、球面地球モデルと平面地球モデルの双方を比較しながら、多くの人が見落としてきた論点を整理する。 信じるためではなく、自ら考えるために。 世界の見え方が変わる知的冒険がここから始まる。 「地球は丸い」現代社会において、それは疑う余地のない事実として扱われている。しかし歴史を振り返れば、人類は何度も“絶対の真実"だと信じていたものを覆してきた。 本書は、近年世界的に注目を集めるフラットアース運動を題材にしながら、球面地球モデルがどのような根拠によって成立しているのかを改めて検証する。 水平線、地平線、太陽や月の動き、宇宙開発、人工衛星、NASA映像。 数々の論点を整理しながら、従来の説明と異なる視点を紹介する。 本書の目的は、特定の結論を押し付けることではない。 重要なのは、「何を信じるか」ではなく、「なぜ信じるのか」である。 常識を疑う勇気を持つとき、私たちは初めて自分自身の目で世界を見ることができる。その第一歩となる一冊。 -
日本の海から魚が消える 温暖化、IUUの問題から陸上養殖の挑戦まで
サンマやマグロ、クルマエビ、アサリ、ウナギなど日々の食卓に並ぶ魚介類が日本近海で激減している。 原因は二酸化炭素増加による水温上昇や海洋酸性化に加えて、違法、無規制に行われる乱獲・密漁だ。 多様な生物で溢れていた日本の海が直面する危機に対して、どのような解決策があるのか。 環境改善につながるクジラの保護や世界各国の資源回復の取り組み、さらには著者自身が試みる陸上養殖などから、様々な可能性を示す。 はじめに――豊かな海はどこへ消えたのか 第1章 危機に陥る日本の海 漁獲量の急速な低下/サンマはなぜ不漁になったのか/韓国、台湾、中国の漁/サケの記録的な不漁/スルメイカ幼生の死/アニサキス食中毒の多発/サンゴの白化/ズワイガニ不漁と海氷の溶解/哺乳類最長寿のホッキョククジラと海氷の溶解/がんにならない理由/クルマエビと干潟の埋め立て/GHQと漁業協同組合/クロダイによる養殖海苔の食害 第2章 今なぜ温暖化と酸性化が起きているのか 二酸化炭素の大量排出/二酸化炭素の収支の内訳/海洋の役割/日本近海の現状/魚介類の生息場所の変化/溶解度の低下 第3章 生物に悪影響を及ぼす酸性化 魚の呼吸運動/魚を酩酊状態にする気体/テッポウエビのスナップ音/二酸化炭素増加の影響が大きい生物/真珠の溶解/海水の酸性化とアオリイカ 第4章 乱獲・密漁と食文化 乱獲と密漁が続く五つの理由/クロマグロ漁業の違反、無報告、無規制/産卵前の成魚の漁獲/カツオの漁獲量の緩やかな減少/美を追求する人間と深海ザメ/肝油の溜め込みと浮力/乱獲の影響を受けやすい生き物/アサリが棲む干潟の減少とエイの増加/アサリ産地偽装問題/サメにまつわる誤解/アワビの現在/海女文化の衰退/ニホンウナギの危機/養殖への挑戦/謎に包まれた生態/増えるマイワシとブリ/不規則に現れるモジャコ/マイワシに追いやられるサバ/ハタハタと食文化/ズワイガニを救え 第5章 クジラは温暖化を止める クジラの分類と食性/なぜ巨大化したのか/海の恐竜モササウルスの絶滅/優れた潜水能力/哺乳類がなぜ深海へ潜水できるか/地球規模の回遊/回遊を促すシャチ/海氷を利用するホッキョククジラ/20世紀の集中捕獲/植物プランクトンの吸収力/二酸化炭素の削減につながる潜水?/クジラは増えているか/目視調査/クジラの見分け方/マッコウクジラの潜り方 第6章 各国の資源復活の施策 ノルウェー――GPSで漁船の位置を把握/アイスランド ――臨機応変な漁場の閉鎖/オーストラリア――国による直接管理/ニュージーランド――漁場制限と報告義務/米国 ――資源調査と迅速な禁漁/日本――漁獲量の割り当て/漁業法改正/取締船と無線傍受/国連公海条約/世界の漁獲量と現存量/密漁の実態と対策/シーフード・ウォッチ/海の森作り/アマモの特性と重要性/日本企業のブルーカーボン活動/酸性化の抑制に働く海藻/激減したクルマエビの遺伝子保存 第7章 陸上養殖に向けての道筋 陸上養殖の現状とメリット/実現のために何が必要か/雇用を生み地方の活性化に寄与/養殖する魚介類の種類/大豆粕を利用したクルマエビ配合飼料/ティラピアの飼育水を利用したレタスの水耕栽培/海産エビの飼育海水を利用したトマトの水耕栽培/巨大魚タマカイ稚魚の飼育 第8章 人工海水の開発と持続可能な養殖技術 飼育水無交換の必要性/安価な人工海水の開発/エビの産卵誘発/珪藻の培養/糞と残餌を餌に変える/都市や山間部での可能性 あとがき 主要参考文献 -
寄生生物図鑑
\怖い!でもすごい!/ \複雑でアイディアに富んだ寄生生物の生活スタイル。/ \迫力たっぷりの絵と解説で紹介します。/ 目黒寄生虫館 名誉館長監修! 地球に存在する生物のうち約40%は寄生生物と言われています。 思っている以上に身近にいることに驚きます。たとえば・・・・・・ ・カマキリをあやつって水に飛び込ませるハリガネムシ ・カタツムリの角の中で伸び縮みするロイコクロリディウム ・パートナーを見つけたら一生離れないフタゴムシ などなど・・・・・・ 生きのびるために何億年とかけて進化してきました。 大変工夫されていて「その手があるのか!」と思わず唸ってしまいます。 【もくじ】 寄生とは? いろいろな寄生生物 寄生のしかたもいろいろ 寄生生物のライフサイクル(生活環) 第1章 あやつる ネズミをネコ好きにする トキソプラズマ テントウムシをボディーガードにする テントウハラボソコマユバチ カマキリをあやつって入水させる ハリガネムシ アリをゾンビ化しあやつるキノコ アリタケ 奴隷狩りをする サムライアリ etc 第2章 くいつく 今まさにあなたの顔にいる ニキビダニ 跳躍する曲芸師 ヒトノミ 永遠に愛し合う寄生虫 フタゴムシ 魚を誘う釣り名人 イシガイの仲間 etc 第3章 いすわる 世界最大級の寄生虫 サナダムシ 人の体を大旅行 カイチュウ 人に食べられると困る アニサキス 究極の男 ビワアンコウ ナマコのお尻から出入りする カクレウオ etc 第4章 あばれる 鳥とカタツムリを行き来する ロイコクロリディウム 人類史上最悪の殺人寄生虫 マラリア原虫 大量の卵で血管をつまらせる 日本住血吸虫 致死率95%以上の殺人アメーバ フォーラーネグレリア キツネの危ない置き土産 エキノコックス etc -
宇宙をひらく見えない手紙
「わからない」が面白い。 ニュートリノ、重力波、宇宙線、ブラックホール、ダークマター……。現代宇宙物理学は、目に見えないメッセンジャーを手がかりに、宇宙の深奥へ迫ろうとしている。 世界の第一線で活躍する物理学者が、科学者を志した幼少期から現在に至るまでの歩みとともに、宇宙最大の謎やダイナミックな天体現象、そして研究の最前線を綴った “科学エッセイ”。 -
見えないものを信じる力 物理で世界を読む
生成AIが世界を塗り替える今、私たちが信じる「科学」もまた、生まれ変わる。 最先端の科学リテラシーを知りたい、物理が苦手、AI時代の未来が気になる……そんな高校生たちの期待にこたえる「新時代の科学論」が誕生。 物理の教科書に並ぶ公式の背後には、人類が何世紀もかけて「見えないルール」を探し当ててきた知のドラマがあります。 ◆なぜ、重力は見えないのに「ある」と言えるのか? ◆時間や空間は絶対ではないのか? ◆生成AIは人間には理解できない自然法則を発見するのか? ニュートン、ケプラー、アインシュタインらが切り拓いた物理学の歴史をたどりながら、「自然法則とは何か」という根本の問いに迫ります。 AIが科学研究を変えつつある現在、今後の科学の行く末まで展望しました。 数式が苦手でも大丈夫。専門用語や数式は読み飛ばしても流れが追えるように構成し、各章にはマンガや復習リストも掲載。巻末には、探究学習や進路選びにつながる素材も収録しました。 公式を覚えるだけで終わらない。物理で、世界の見方が変わる。未来の科学を考えるための、10代に贈る「知のクエストリア」物理編! ≪目次≫ ◆Chapter 0 世界は、目に見えないものに満ちている 自然法則はなぜ必要か ◆Chapter 1 法則を探す目をもつ 自然現象の中にルールを発見する ◆Chapter 2 重力も電気も、目には見えない 見えないけれど確かに存在するものを科学する ◆Chapter 3 時間も空間も固定されていない 相対性理論が教える新しい世界観 ◆Chapter 4 情報から自然を読む時代 AI・データサイエンスと自然科学の交差 ◆Chapter 5 問い続けることが科学することだ 仮説を立て、試行錯誤しながら真理を探る -
不老長寿の進化学 我々はなぜ「死」を選んだのか
タケやクラゲには寿命がない!? なぜ彼らは「死」を捨ててしまったのか…? 身近な不老長寿生物から「死の進化的意義」に迫る! 120年に一度咲くタケ、7000歳のサンゴ、若返るクラゲ――。 地球上には、様々な手段で自らの体を更新し続け、 悠久の時を生きる「不老長寿生物」たちが数多く存在する。 しかし、体が変わり続けるならば、 「私」の本体はどこにあり、「死」はどう定義されるのか? そして、なぜヒトは同じように 不老長寿となるようには進化しなかったのか? 死と寿命の存在意義を、進化学の視点から解き明かす! 【本書の内容】 第1章 「寿命」を捨てた植物の謎――咲かないタケが咲いたとき 第2章 老化を拒否した生物たち――まだまだいる、身近な不老長寿生物 第3章 ゆらぐ個体の境界線――「私以外私じゃない」のか 第4章 分身の術で不老長寿――単為生殖による究極の若返り 第5章 多様性は必要なのか――永遠の命と引き換えに失われたもの 第6章 進化をあきらめた不老長寿生物――ダーウィニズムから考える多様性 第7章 寿命はどこで決まるのか――細胞の限界と個体の死 第8章 寿命の存在意義――我々はなぜ「死」を選んだのか -
会話する細胞 細胞と臓器はどのように情報を伝え合うのか
私たちが手を動かしたいとき、脳から神経細胞を経て筋肉細胞まで信号が行き、筋肉細胞が伸びたり縮んだりして手が動きます。これは神経細胞を通じて伝達物質や電気信号が伝わっているからです。それだけではなく、私たちが意識していなくても体の中では、様々な臓器がお互いに情報を交換し合い、体の機能のバランスを保っています。たとえば免疫機能も、様々な免疫細胞が情報交換をし、お互いに働き合って、細菌やウイルスから私たちの体を守っています。また、細胞内でも様々な伝達物質が行き交い、情報伝達=会話をしているのです。本書では、細胞内、臓器同士、また母と子(胎児)などの人体内のコミュニケーションに注目し、人体の不思議に迫ります。 第1章 細胞のひとりごと 細胞内の情報伝達 第2章 ご近所との:会話 細胞同士のメッセージ伝達 第3章 遠方との会話 臓器同士のやりとり 血液を通じての情報伝達 免疫細胞のコミュニケーション 腸内細菌との相互作用 がん細胞との情報交換 配偶子形成のための情報伝達 性ホルモン 第4章 他人との会話 受精と着床のための情報伝達 胎盤を通じたコミュニケーション 胎児側のシグナル 母胎側のシグナル -
思いどおりにならない人生を変える生命科学 すべて本能のせい
痩せたいと思っているのに食べ過ぎてしまう。 人の目が気になって周りに合わせ過ぎてしまう。 悪いニュースばかり気になってしまう。 私たちはこうした行動を、「意志が弱いから」「人としてダメだから」と思ってしまいがちです。 しかし本当にそうでしょうか。 実は、人間の脳や身体は、数十万年にわたる進化のなかで、「生きのびること」に最適化されてきました。 高カロリーを好むことも、集団に合わせることも、危険に敏感になることも、本来は生存確率を高めるための合理的な機能だったのです。 つまり、「つい食べ過ぎてしまう」「空気を読んでしまう」のは、意志が弱かったり、間違っているのではなく、本来の人間の「設計通り」に動いているだけなのです。 しかし、この設計は狩猟採集時代の環境に適応したものでした。 食料が不足し、情報が限られ、小さな共同体の中で暮らしていた時代には合理的だった仕組みが、SNSやニュースなどの情報に溢れ、お互いに競争し合う社会の中で、「バグ」になってしまったのです。 本書では、SNS依存、フェイクニュース、陰謀論、ルッキズム、承認欲求、不安、先延ばしといった現代的な問題を、生命科学の視点で説明します。 私たちが「なんでこんなことをしてしまうんだろう……」と自分を責めてしまうような行動は、間違っているものではなく人間として当たり前のものだということを科学的に説明しつつ、どう付き合っていけばいいのかがわかる一冊です。 -
小説を読むだけでわかる 統計学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【自由研究で人生をやり直す。その武器となるのは、統計学だった。】 国民的大女優となった元同級生Aの結婚相手は、小学生時代に自由研究で表彰され続けていた同級生Bだった。 「あのとき自分も本気で自由研究をしていたら、こんな人生じゃなかったかもしれない……」 かつて統計を知らなかったせいで、社会人として大きな失敗をした5人の主人公たち。 ある日、彼らは小学6年生の夏休みにタイムリープし、“自由研究”をやり直すことになる。 ・チョコを食べると集中力は上がるのか? ・朝ご飯を食べるほうが頭は働くのか? ・夏休みに勉強するほどテストの成績はいいのか? 小学生でも思いつく身近なテーマ。 しかし、本気で調べようとすると、そこには「平均」「ばらつき」「たまたま」といった統計学の本質が隠れていた。 自由研究で悪戦苦闘する小学生時代。 そして、統計を知らなかったせいで失敗した社会人時代。 -
熊害(ゆうがい) 獣医師ハンターが見たリアル
彼らは、なぜ「境界」を越えるのか? 異常は、いま日常になった。 近年、北海道・東北地方を中心にヒグマ・ツキノワグマによる人身被害が急増し、社会的関心が高まっている。 かつて山奥の存在とされた熊は、いまや市街地や住宅地に姿を現し、全国ニュースをにぎわすまでになった。 こうした「熊害(ゆうがい)」は、単なる野生動物の異常行動ではなく、人間社会の構造変化や環境の破綻を映し出す問題である。 本書では、札幌在住の獣医師×ハンターの著者が、自身のリアルな経験と科学的知見を交差させ、ヒグマの生態、環境変化、人間社会の要因を多角的に分析。 さらには、苫前三毛別事件や日高山脈・福岡大学ワンダーフォーゲル同好会事件など過去の重大事件から、昨年発生した福島町と羅臼岳の人身事故を取り上げ、事件史を体系的に整理することで、「熊害」の構造と時代的変化を明らかにする。 恐怖や感情論に流されず、冷静な分析と現場からの声を組み合わせることで、北海道のみならず日本社会全体に突きつけられた喫緊の課題を描き出す。 【内容】 序 章 なぜ「熊害」が社会問題となったのか 第1章 ヒグマはなぜ山を下りるのか 第2章 境界線はなぜ失われるのか 第3章 ヒグマ事件史――過去から現在へ 第4章 ヒグマの生態と人との距離 第5章 追い払いと捕獲の実際 第6章 ヒグマとどう向き合うか -
馬全史 生態・歴史・能力のすべて
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ウマと人間の長い共同生活の歴史を、ナショナル ジオグラフィックのダイナミックで美しい写真を多数使って解説したビジュアル書籍。 5600万年前から3390万年前まで続いた始新世と呼ばれる時代に、北アメリカの大平原を駆け回っていた小型の草食動物がウマの祖先だったと言われる。彼らはベーリング海峡を渡り、260万年前までに広大なユーラシア大陸へ生息域を広げて行った。 この間に、ウマたちはどのように進化して今の種類になったのか。人間との関係が敵対から共存へと変わって行ったのは、いつごろからのことか。本書はウマと人間の織りなすさまざまなエピソードに触れながら、今日のウマの高い運動能力や知的能力、そして優しく親しみやすい性格が育まれてきた過程を明らかにしていく。 野生のウマと人間との関係が一変したのは、ウマが人間の農耕生活を大きく変革したことに始まる。農村だけでなく都市でも荷役の運搬や人員輸送に革命をもたらした。そしてさらに大きな影響は、ウマが強力な戦力として軍事的に役立つことがわかったことだ。 ウマは仕事や戦争に役立つだけでなく、人を楽しませる魅力を持った動物であることが次第にわかってきた。競馬や障害物競走、曲芸などを通じて人とウマの関係は深まってきた。心を病んだ子供たちを癒してくれるセラピーホースの活動についても詳しく紹介している。 【目次】 CHAPTER 1 ウマのあけぼの ウマはどのように進化を遂げ、人間の文化の一部となったのか CHAPTER 2 パートナーシップ ウマと人間はどのように協力し、成功を分かち合ってきたのか CHAPTER 3 ウマにまたがる ウマは私たちの暮らしをどのように支え、豊かにしてくれているのか -
SF生環境構築史大全
人類はいかに地球上に生きる場所を見出し、つくり、変えてきたのか。そして、産業革命以降の文明が地球を資源として消費してきた先に、私たちはどのような生存環境を構想できるのか。 「生環境構築史」は、人類の歴史と未来を、地球との関係のなかで捉え直す試みである。その第一号となる本書では、サイエンス・フィクションの想像力を手がかりに、地球と人類があらためて関係を結び直すための新たな構築様式を探る。 外宇宙、内宇宙、電脳空間、都市、植物、外来種、災害後の風景、ポストヒューマン的な生のかたちまで、多彩な論考と座談を収録。SFが描いてきたさまざまな世界を読み直しながら、私たちが地球とともに生きるための新しい視座をひらいていく。 未来予測としてのSFではなく、現実を別の角度から見つめ直すためのSFへ。建築、環境史、都市論、文学、災害論、エコロジーを横断しながら、これからの生環境を考えるための一冊。 ◼️目次 ・生環境構築史概念図 ・生環境構築史叢書の刊行にあたって 松田法子 ・構築4グラフィックス:ディアスポラのかたち 小阪淳 ・はじめに——SF生環境構築史大全 補遺 日埜直彦+中谷礼仁+藤原辰史 ・生環境構築史とSF史(前編)基調講演 巽孝之 ・生環境構築史とSF史(後編)座談 巽孝之++中谷礼仁+小阪淳+日埜直彦+藤原辰史 ・地球の住まい方——ジュール·ヴェルヌ〈驚異の旅〉における「ロビンソンもの」の展開 石橋正孝 ・中国SF小説においての現実と非現実——「科幻現実主義」と劉慈欣の作品から語る 藤野あやみ ・退屈な都市と退屈なSF、過去に語られた未来から逃れるために 樋口恭介 ・エイリアンのアヴァンガーデニング 永田希 ・がれきから未来を編む——災間に読むSF 土方正志 ・SF年表 ・編集後記(Webzine版) 中谷礼仁+日埜直彦+藤原辰史 ・資料I 生環境構築史宣言(2020年5月版) 松田法子(協力:青井哲人、中谷礼仁) ・資料II 座談 生環境の環を歩きながら「地球の声」に耳を澄ます 中谷礼仁+塚本由晴 ほか -
とらのこ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ネコ科のデカモフ猛獣たちのネコみたいな写真集『ほぼねこ』著者の最新作! 伊豆アニマルキングダムで暮らすホワイトタイガーの赤ちゃんたちが大暴れ! 強くやさしい母トラ・シロップと、2018年、2020年、2024年に生まれた7頭の子トラたちを記録した愛情たっぷりの写真集。 2024年9月12日に生まれ、伊豆アニマルキングダム公式YouTubeで大人気の「ツキ」「シグレ」きょうだいの写真も満載です。 【著者プロフィール】 RIKU 愛犬のミニチュアダックスフンドを飼い始めたことをきっかけに一眼カメラを購入。2016年に動物園でトラとユキヒョウを見て動物の美しさに感銘を受け、本格的に写真を撮り始める。会社員として働きながら、休日に日本全国の動物園に足を運び、主にネコ科動物を撮影。SNS を中心に作品を発表し、Instagram、X などの総フォロワー数は36万人を超える。2023年に刊行した初の写真集『ほぼねこ』(辰巳出版)は大ヒットとなり、世界的動物写真家の岩合光昭氏や M-1 グランプリ王者「令和ロマン」松井ケムリ氏、人気コラムニストの辛酸なめ子氏らから称賛の声が寄せられた。 Instagram:riku_0710 X:@rikunow 【協力】 伊豆アニマルキングダム 伊豆稲取温泉の高台に位置し伊豆七島を見下ろす広大な総合レジャー施設。ホワイトタイガーやライオン、チーターなどの猛獣から、キリンやサイ、エゾヒグマのような巨大な動物たち、カピバラやアルパカなど癒し系動物や、ハリネズミやミーアキャットなどの小動物、フラミンゴなどの美しい鳥たちがのびのびと暮らしています。 HP:https://izu-animal-kingdom.com/ Instagram:animalkingdom_official X:@izu_anikin YouTube:伊豆アニマルキングダム公式チャンネル ※個体名は著者による識別のもと記載しています。 ※本書に登場する「とらのこ」たちの一部は、現在は他の動物園で暮らしています。会いに行く場合は、個体名で検索するなどしてお調べください。 ※本書の収益の一部は伊豆アニマルキングダムのホワイトタイガーたちのために活用されます。 -
コビトカバまるごとBOOK
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【コビトカバをまるごと解説】 『アザラシまるごとBOOK』『シャチまるごとBOOK』『ホッキョクグマまるごとBOOK』に続く話題のシリーズ第4弾! \巻頭特集 神戸動物園「ウタ」/ 2025年7月19日、神戸どうぶつ王国にコビトカバの赤ちゃんが誕生しました。 「ウタ」と名付けられたメスの赤ちゃんは元気に成長中。 母コウメの出産秘話とウタの成長を取材しました。 2025年3月14日に上野動物園で誕生した「コブシ」の撮りおろしカットも収録! ●〇●世界三大珍獣●〇● コビトカバは、ジャイアントパンダ、オカピとともに「世界三大珍獣」に含まれており、カバの祖先の体型を残しています。 乱獲や生息地の減少、水質汚染により数が減っており絶滅危惧種に指定されている希少な生物です。 動物園で出会えるコビトカバはまん丸のフォルムや、てちてちと歩く姿、ちんまりとした佇まいが大人気。 2025年には上野動物園と神戸どうぶつ王国で赤ちゃんが誕生したことでも話題となりました。 本書では、そんなコビトカバの魅力に迫ります。 国内で会えるコビトカバを全網羅し、世界体ブームを巻き起こしたタイの「ムーデン」も登場。 本書を片手に「推し」に会いに行きましょう! ●〇●本書で紹介する国内施設●〇● 神戸どうぶつ王国(兵庫県) 上野動物園(東京都) いしかわ動物園(石川県) ニフレル(大阪府) 東山動植物園(愛知県) アドベンチャーワールド(和歌山県) 本書の定価は1,760円(本体1,600円+税)です。 【監修】神戸どうぶつ王国 兵庫県神戸市中央区のポートアイランドにある動植物園。「花と動物と人とのふれあい共生」をテーマとした全天候対応の施設で、15,000㎡の広大なグラスハウスと10,000㎡ほどの開放的な屋外エリアに、年間通して1,000種類、10,000株のベゴニアやフクシア、インパチェンスなど様々な花々が咲き誇り、150種800頭羽の動物たちが共存する。2025年コビトカバの繁殖に成功し、7月9日にメスの「ウタ」が誕生した。 【編著】木村悦子 編集プロダクション「ミトシロ書房」主宰。 上智大学卒業後、出版社勤務後を経てフリーランスの編集者・ライターに。 書籍の企画・編集の傍らで、『ラッコBOOK』『日本で会えるペンギン全12種パーフェクトBOOK』(グラフィック社)、『どうぶつ好きのお仕事図鑑』(日東書院)など、1テーマを深く追究した取材・著作を行う。 -
動物たちの生きるしくみ図鑑
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 比較すればみえてくる! 多様だが合理的 生まれて生きて進化する 共通性をもつ動物たちの生きるしくみ ●本書のポイント ・「見る」「味わう」「睡眠」「擬態など、生きるしくみが見出しに! ・第一線で活躍する研究者の執筆で内容充実! ・図や写真を多用し、見るだけでも楽しめる! ・Web記事との連動で気になるトピックを深掘りできる! 動物たちが生きるしくみには、生きた知恵がつまっている。 多様でありながら合理性と共通性をもつ動物たちの生きる工夫に、 全154のトピックから迫ります。 ●主要目次 Part 1 感覚のしくみ(見る/聴く/嗅ぐ/味わう/温度を感じる/電気や磁気を感じる) Part 2 組織・器官の成り立ち(循環器系/消化器系の構造と生きるしくみ/神経系の進化/脳) Part 3 個体行動のしくみ(筋肉と運動のメカニズム/周期性を持つ動き/走性:方向性を持つ動き/ナビゲーション/探索行動/採餌行動/グルーミング/睡眠/学習・記憶) Part 4 経験と適応(生物リズム/季節適応/多相現象) Part 5 個体間行動のしくみ(捕食回避/闘争行動/擬態/求愛行動/生殖/愛着・養育/コミュニケーション/社会行動) -
現場入門 鉄道電力設備工事
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 鉄道会社が書いた現場工事の本! 大規模工事の事例や設計・工事に関するヒヤリハットも掲載! 建設電気工事の実務書や、鉄道の電気設備に関する工学書は複数ありますが、鉄道の電気工事に関する実務書は現在ほとんどなく、実際に鉄道会社や電気工事会社に入って実務を行わない限り、内容を知ることはできません。 本書は、鉄道電力工事に携わる若手技術者や、鉄道業界に進むことを考えている電力系学生を主な読者対象に、鉄道の電力設備の概要、工事の流れ、関連法規、鉄道ならでは特異性(建設電気工事との違い)などについて写真や図面を多用して、分かりやすく解説しています。 「技術者ではないけれど、鉄道のことは何でも知りたい」という鉄道マニアもきっと大満足の1冊です。 1部 鉄道電力設備 2部 電車線設備工事 3部 配電設備工事 4部 変電設備工事 5部 各種プロジェクトに見る鉄道電気設備工事 6部 トラブル対策・災害復旧 -
建築のラグジュアリー
人びとに愛され、生き続ける建築とは 時間変化にさらされる「物質(モノ)」としての建築と、時間をこえて生き続ける「建てる技芸」としての建築。ふたつの視点から西洋建築の歴史をとらえなおし、スクラップ&ビルドありきの建築観を脱して真に豊かな建築文化のありかを示す。『時がつくる建築』のさらに先へ――。 【本書「はじめに」より】 本書『建築のラグジュアリー』の出発点にあたる体験を、はじめにお話ししたい。本書は、高級品について論じるわけではない。人びとが建築を、さらに建築以外のモノを、愛着を持って長く使い続けることの価値を「ラグジュアリー」と捉え、私たちの身のまわりの建築とラグジュアリーを再び繫ぎ直すことが、本書の目的である。 【主要目次】 はじめに 第一章 時間と建築 一 時間・物質・構築 二 建築の寿命と死 三 建築の技術と時間 第二章 建築の倫理性(モラリティ)と物質性(マテリアリティ) 一 近代建築史学の誕生 二 モダニズムの美学と倫理 三 表層の仕上げ 四 建築の物質性の可能性 第三章 近代建築のラグジュアリー論 一 ラグジュアリーから見た近代建築史 二 スラムの建築論:非ラグジュアリーの建築 三 労働者住宅の改良の試み 四 ラグジュアリーvs.モダニズム――反ラグジュアリーの建築 第四章 一九世紀インテリア論 一 ファブリックとインテリア 二 ヴィクトリア朝時代のインテリア 三 布地に対する熱狂:百貨店と建築空間 四 ロンドン万博とインテリア 第五章 ラグジュアリーの凋落とモダンデザインの興隆 一 ラグジュアリーの凋落 二 モダンデザインの興隆 三 フランスにおける装飾芸術(アール・デコラティフ)の問題 四 白ペンキとモダニズム 第六章 コンクリートの文化史 一 コンクリートとはなにか 二 歴史のなかのコンクリート的マテリアル 三 歴史のなかのコンクリート的構築術 四 現代社会とコンクリート 第七章 鉄の歴史と構築文化 一 鉄と建築の歴史 二 古代から中世へ 三 近代に向かう鉄と建築の構築文化 おわりに -
時がつくる建築
建物を創造的に再利用する、豊かな建築文化とは 建築の長い歴史からみれば、既存建築の再利用(リノべーション)はきわめて重要な建築的創造行為であった。西洋建築史にみられる数々の既存建物の再利用の事例や言説を読み解きながら、スクラップ&ビルドの新築主義から脱却し、より豊かな建築とのつきあいかたを示す。 ★各賞受賞 ●2017年サントリー学芸賞 (芸術・文学) 「近代に生まれた経済性優先の「再開発」と倫理性重視の「文化財保存」とは別に、過去を生かしつつ未来に歩みを進める「再利用」の思想と実践を取り入れることこそが、我々が生きる時代の核心に触れる行為であることを本書は教えてくれる。」(三浦篤氏[東京大学教授]による選評より) ●2018年日本建築学会賞 (論文) 「本書の示した新たな建築を捉える視点とそれによる新しい歴史観は、近年とりわけ重要となっている歴史的環境の保存再性の課題をめぐる議論を飛躍的に深化させることになるのは間違いない。」(選評より) ●2018年建築史学会賞 【主要目次】 はじめに 1章 建築時間論の試み 1 既存建物に対する三つの態度 2 点の建築史から線の建築史へ 3 時間と建築の理念 2章 再利用的建築観――社会変動と建築のサバイバル 1 古代末期の社会変動 2 スポリア 3 中世の成長時代 4 中世の縮小時代 5 近代的価値観のなかの再利用 6 フランス革命と吹き荒れる転用の嵐 3章 再開発的建築観――価値のヒエラルキーと建築の形式化 1 野蛮の誕生 2 再開発的建築観と再利用的建築実践 3 パリの市壁 4 意図的な形式主義 5 無意識の形式主義 6 サン=ピエトロ再開発計画 4章 文化財的建築観――文化財はなぜ時間を巻き戻したのか? 1 野蛮の復権 2 ヴィオレ=ル=デュクと「修復」のはじまり 3 修復から保存へ 4 20世紀の国際的な文化財的価値観の整備 5 日本の文化財と時間の巻き戻し 5章 20世紀の建築時間論 1 モダニズムからリノベーション時代へ 2 時間変化する建築の模索(1956年) 3 既存建物に対する態度(1964年) 4 歴史的建物の再利用という可能性(1978年) おわりに -
数学ができるとはどういうことか
ひらめきってそもそも何? 問題を解くって何をすること? 「正しさ」をどう考える? 学び方を変える「理解することの本質」 「自分には数学の才能がない」 「習った通りには解けるけど、自分でひらめけない」 もしかするとそれは、数学がわかっていないだけかもしれません。 数学者がゼロから語る、数学ができることの意味と意義。 === 【目次】 第一章 数学の力は才能で決まるのか 第二章 数学をわかっているとはどういうことか 第三章 数学の正しさとはどのようなものか 第四章 数学のゼミでは何をするのか 第五章 問題を解くにはどう考えればよいか 第六章 問題を解けるようになるにはどうすればよいか 第七章 数学を学ぶことにどんな意味があるのか 第八章 数学の考え方で「答えのない問題」に挑めるか 第九章 ひらめく力がなくても数学は学べるか === -
日本版ネイチャーポジティブの探求 英国最新の生物多様性ネットゲインの実践例に学ぶ
世界各国で自然の損失を食いとめ、再興していこうとするネイチャーポジティブという世界的合意に向けて様々な取り組みが進んでいます。そのような中、英国のイングランドでは2024年に住宅開発などの開発行為を行う場合、開発後には従前よりも生物多様性を10%以上高める制度を開始した。世界中から注目が集まる「生物多様性ネットゲイン」です。開発地で生物多様性を高められない場合には、他の土地(オフサイト)の生物多様性ユニットを購入することになります。そのため、生物多様性が劣化した集約農業の農地、特に生産性が芳しくない農地の自然環境を再生するビジネスが成立してきているのです。 日本では放棄農地が増えており、生物多様性が豊かな自然環境に再生する方法が求められている。筆者は営農が困難で放棄された農地の土地のポテンシャルを読み解き、湿潤か乾燥しているかどうか、人為的な働きかけがどの程度できるかどうか、社会的条件として何を考慮すべきかを考え合わせ、生物多様性が豊かな10タイプのハビタットに自然再生する手法を開発してきてます。 本書籍では2025年に英国の自然再生の現場を7つ回り、生産性が低い農地を自然に還す取り組みを、ビジネスと絡めて先駆けて実践している事例を写真と図、現地インタビューなどを交えて紹介しながら、日本でのネイチャーポジティブの在り方を提案する。さらに、日本のネイチャーポジティブのキードライバーとなりうると考えている放棄農地の自然再生の手法についても紹介します。 <目次> 第1章 ネイチャーポジティブへの転換 ネイチャーポジティブへの想い 環境の保全・改善を超えて 第2章 生物多様性ネットゲインとは 生物多様性ネットゲインの仕組み 生物多様性ネットゲインの現状評価 第3章 イングランドの生物多様性ネットゲインの探求の旅 住宅の開発で高まる生物多様性 失われた野花が咲く草原を再生して収益化する ネットゲインで成長する民間のハビタット・プロバイダー 絶滅したビーバーが造り出す湿地帯 ほか 第4章 生物多様性ネットゲインから 日本のネイチャーポジティブを考える 英国の生物多様性ネットゲインから日本が学べること ネイチャーポジティブのマーケット形成に向けて ほか 第5章 放棄農地を自然に還す 放棄農地を自然に還す事例を追い求めて 放棄農地を自然再生する手法を開発する ほか -
新コンクリート名人養成講座 生コンの発注から構造物の維持管理まで
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 優れたコンクリートを造るための虎の巻として「コンクリート名人養成講座・改訂版」を発行した2008年から18年がたち、コンクリートを巡る状況は当時と比べて大きく変わりました。新しい技術や基準類の改定などに合わせて同書の内容を全面的に見直した上で、日経コンストラクションで2025年に連載開始した「コンクリート師範養成講座」の記事14本を追加し、最新情報を網羅した決定版です。業界屈指の「コンクリート名人」たちが分かりやすく解説。押さえておきたい基本から、信頼性の高い構造物の造り方までこの1冊で品質確保は万全。コンクリート構造物の設計・施工に携わる技術者に必須の実践マニュアルです。 <目次> 写真でわかる・写真で見る 歴史に残るコンクリート構造物 生コンクリートの製造工程 ほか 基本編 施工計画 不測の事態への対処法を検討する 生コンの発注 良質な生コンの正しい買い方 生コンの受け入れ 現場に到着したコンクリートをよく観察する 圧送 コンクリート圧送は事前準備が肝要 打ち込み 材料分離を抑えるのが基本 ほか 中級編 骨材 単位水量を減らせる粒形と粒度 結合材 適材適所でセメントと混和材を使用 化学混和剤 化学混和剤を上手に使いこなす スランプの定め方 構造物の条件と施工の条件に応じて設定 暑中コンクリート 暑中期は品質確保を忘れずに ほか 上級編 高強度コンクリート 粘性を考慮した製造と施工を プレキャストコンクリート プレキャスト工法で生産性を向上 生産性向上 生産性向上、待ったなし 環境負荷低減 コンクリートのCO2排出量を減らす 劣化のメカニズム コンクリートの劣化要因を知ろう ほか -
トンデモと科学のあいだ
今ではトンデモな概念がかつては主流の学説だったり、今では当たり前の概念がかつてはトンデモ扱いだったり、トンデモ仮説から正しい答えが導かれたり、こじつけの理由が実は正しかったり、結果も導出過程もトンデモなのに現実に合っていたり、挙げ句の果てはトンデモのほうが本質にして真実であったり…。アリストテレスから、ガリレオ、ニュートン、カルノー、フーリエ、ナビエ-ストークス、アインシュタイン、そして生成AIまで。真理と革新を求める科学者たちの教科書に載らない悪戦苦闘の歴史を辿る、前代未聞の「裏返しの科学史」。「裏」こそ「表」、科学の本質はここにある! ▽目次 はじめに わからなくても解ければいい? ■第1章 現実とすり合わない思弁――アリストテレスは力学が苦手? ・コラム もしもアルキメデスを範にしていたら? ■第2章 仮説は実験で確認を(ただし都合により)――ガリレオの革新と限界 ・コラム ニュートンと光学――その間違いは伊達じゃない ■第3章 人類の納得より現実のうまい説明――オカルト扱いだったニュートンの万有引力 ・コラム ニュートンに消されたフック ■第4章 トンデモ仮説から正しい答えは導かれる――熱素説とカルノー・サイクル ・コラム 無視されたカルノーの業績 ■第5章 過程が間違っていると断じてはいけない――フーリエ解析 ・コラム 「熱とは何か?」に無関心だったフーリエ ■第6章 結果も導出もトンデモなのに……――ナビエ-ストークス方程式 ・コラム オイラーの業績と物理学の「神話」 ■第7章 目に見えるものさえ説明できれば中身は……――原子の実在 ・コラム 化学者にとっての原子 ■第8章 「物理的背景不明な便宜上の仮説」が導く量子革命――プランク定数導入の秘密 ・コラム 陽電子とニュートリノ ■第9章 この世界の成り立ちさえトンデモに見えたら――ローレンツ変換からアインシュタインへ ・コラム 相対論を予期したマッハ ・幕間劇 ライト兄弟の初飛行は科学の問題か? ■第10章 それを仮定するとうまくいく――「エネルギーが等しいものは同じ頻度で現れる」のはなぜ? ・コラム 等重率の本当の意味 ・幕間劇 なぜ電磁気学にはトンデモが少ないのか? ■第11章 トンデモこそ「本質」にして「真実」――アインシュタインと量子力学のたたかい ・コラム 電磁波とエーテル ・幕間劇 ダーウィンの進化論 ・コラム iPSとES ■終章 長い目で見ればきっと理にかなう ・コラム 最新疑似トンデモ科学――大陸移動説と地磁気の逆転 おわりに 「なんでこんな自明なことに気づかなかったの?」 -
建築士のためのChatGPT入門
ズボラでも時間がなくても大丈夫! 建築実務は、AIでここまでラクになる! 「設計に集中したいのに、メールや議事録、プレゼン資料づくりに追われてしまう……!」 「法規や仕様を調べているうちに、一日が終わってしまった!」 そんな経験はありませんか? ChatGPTをはじめとする生成AIは、 プレゼン資料づくりはもちろん、間取りの検討や建物のボリューム検討、 パース作成、法規チェックなど、 時間や手間のかかる業務を比較的に効率化してくれます。 本書は、設計者、施工管理者、工務店、設計事務所で働く人のための、 建築実務に特化したChatGPT活用ガイドです。 企画・プレゼン、設計、施工、営業など、 実際の業務シーンごとに、すぐに使えるプロンプトと画面付き解説を豊富に掲載。 初心者でもそのままできる実践的な内容で、 「AIを仕事でどう使えばいいのか」がすぐにわかります。 「AIって何に使えばいいの?」「AIは難しそう」と思っている人でも大丈夫。 本書はAIが設計を代替するのではなく、 「設計者の考える時間をAIで取り戻す」。 そんなあなたのための1冊です。 -
遺伝子工学 第2版
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 RNAi、リアルタイムPCR、定量PCR、ノックイン、ノックアウト、RT-PCR、GFP、バイオインフォマティクスなどの技術・知見を追加。分量も約50頁増え、現代遺伝子工学の内容をふまえた新しい教科書。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
物質はどこから来たのか 宇宙の起源と構造に迫る素粒子論と宇宙論
世界の起源と構造の答えに「物質」から迫る! 宇宙史観と宇宙論のフロンティア 宇宙論からいえば、物質は素粒子でできているというのは常識です。素粒子は不変不滅の存在ではなく、不断に生成・消滅・転化を繰り返す動的な存在であり、その背後には反粒子の存在があります。 地球にある元素は昔から今まで通りあったのではなく、灼熱の初期宇宙での3分間、燃え盛る星の中での数億年、爆発する星での数秒といったさまざまなタイムスケールの過程を経て合成されたことがわかってきました。 本書では、今目の前にあるモノは何だろう? 物質は究極的には何からできているのだろうか? 物質は永遠に不変だろうか? 私たち人間を含む「物質」は、一体どこから来たのか――? という、世界の起源と構造の答えに迫ります。「素粒子」研究の足跡をたどれば、そんな最大の謎が解けるかもしれません。 現代物理が描く動的・歴史的物質観について概観する、サイエンスロマン読み物です! ※カバー画像が異なる場合があります。 -
「氷の島」グリーンランドで何が起きているのか: 地球温暖化の最前線に迫る (DOJIN選書108)
地球温暖化でグリーンランドはどう変わる? 極北の氷の大地、その未知に迫る 世界最大の島グリーンランドは,「氷の島」とも呼ばれるのにふさわしく, そのおよそ80%が分厚い氷に覆われている.しかしこのグリーンランドに異変が起きつつある. 2000年以降,氷床が少しずつやせ細ってきているのだ.なぜ氷床融解は起きるのか. 大規模な氷床融解が起きたとき,地球全体にどのような影響が及ぶのか. グリーンランドでの観測現場の様子も垣間見せながら, 地球温暖化のホットスポットとなりつつある現状を,データに基づき読み解く! はるか北にある氷の島に思いを馳せながら. ■目次 第1章 「氷の島」の概観 グリーンランドの基本情報/グリーンランドが「氷の島」たる所以/氷床の「健康状態」の指標①――氷床質量収支/表面質量収支/氷床流動による氷損失/氷床質量収支の定量化 第2章 氷床質量損失と雪氷融解の基本 北極の気温変化がグリーンランド氷床に与える影響/氷床の「健康状態」の指標②――表面熱収支/氷床上の雪氷面融解を支配する雪氷面アルベド/雪氷面アルベド変化の「新たな」駆動源 第3章 融けるグリーンランド氷床 1990~2010年ごろの氷床表面融解の一般的な描像/2012年と2019年の記録的な氷床表面融解/より長期の氷床質量変動/新たな変化の予兆 第4章 未知のプロセスの探求~その1~ さまざまな気象・雪氷観測手法/観測サイトの選定/明らかになった観測サイトの特徴/自動気象観測装置/氷床の「健康状態」診断①――表面熱収支/氷床の「健康状態」診断②――表面質量収支/氷床上多点移動観測 第5章 未知のプロセスの探求~その2~ 数値モデリング/領域気候モデルNHM-SMAPの中でおこなわれていること/モデル精度評価/Research to Operation(R2O) 第6章 グリーンランド氷床の研究は続く これからのグリーンランド氷床研究 -
深海の地形はどこまでわかったか: 地球最後のフロンティアに挑む (DOJIN選書107)
深海の地形は火星の地形よりもわかっていない!? 地球にありながらいまだ遠い世界,深海底の旅へ 地球上でもっとも活動的な場所でありながら,海水に覆われ,直接見ることができない. 本書では,そんな海底地形の研究を,調査航海における悲喜こもごもも交えながら紹介する. 海底地形の調べ方,新しい海底のでき方,日本海溝と南海トラフの違い,プレートテクトニクスとは何かなど, 深海底研究の醍醐味を,軽快な文章とともに綴る. 海底地形がわかったとて,すぐに何かの役に立つことはないかもしれない. それでも科学者は地球最後のフロンティアをめざして突き進む. ■目次 第1章 インド洋で地形を測る 第2章 海底地形のいろいろ 第3章 プレートテクトニクスの60年 第4章 海底が生まれるところ 第5章 速い、遅い、とても遅い 第6章 今も昔も同じ火山活動? 第7章 陸を歩くように海底を旅する -
日常生活で役に立つ! 身のまわりの計算 まるごとドリル
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スーパーで買い物をしていて、「大袋と小袋、これってどっちがお得?」というような場面に遭遇すること、よくありますよね。なんとなく計算しないままお得だと思われる方を<勘>で選びながら、「これ、サラッと計算できたら便利なのに!」と実は感じているのではないでしょうか!? 本書は、毎日の生活で出合うそんな場面を題材に、実際に手を動かしながら計算に取り組む、大人のためのドリルです。 買い物でのグラム単価、税込み価格やお釣りの暗算、電子レンジのW数換算、ピザのサイズ比較、行列の待ち時間、値引きとポイント還元。さらに、雷までの距離や平均の速さ、くじや誕生日の確率など、計算してみると見方が変わるテーマも取り上げます。「こう考えればいいのか」「この計算なら自分にもできる」と実感しながらたのしく進められる構成です。 「なんとなく」で済ませていたことを、ササッと計算して具体的な数字で判断できるようになるための一冊です。 -
微分幾何によるロボットモデリング ―運動・形状・力学・制御を読み解く幾何学―
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 ロボットモデリングに微分幾何学を使えるようになるための実践的入門書 複雑な形状をもち,環境と相互作用しながら運動する現代のロボットでは,設計,解析,シミュレーション,制御を支えるモデリングが重要です.しかし,姿勢,配位,運動,拘束,最適化といった対象は,通常のユークリッド空間だけでは自然に記述しにくいことがあります. 本書は,これらの対象を微分幾何学の考え方に基づいて表現し,扱うための入門書です.曲線や曲面として表される形状,剛体の姿勢,配位空間,軌道,制御,最適化などを題材として,幾何学的な対象をどのように記述し,計算し,ロボット工学の問題として扱うかを解説します.体系的な教科書として定義と定理を順に積み上げるのではなく,複数の著者がそれぞれの専門的視点から具体的な問題を取り上げる実践的な形式で構成されています.また,数式による説明に加えて,Pythonによる実装例も示します. 【詳細目次】 第1章 座標系の変換 1.1 座標変換行列の基礎 1.2 リー群 1.3 リー代数 1.4 指数写像 1.5 指数写像による座標変換の表示 1.6 微小な姿勢変化の記述 1.7 リー代数の構造 1.8 一般化されたリー代数 第2章 目標軌道および表面形状の解析 2.1 平面と空間の曲線 2.2 ロボットの表面形状の記述 2.3 曲面の凹凸の定量化 第3章 2 リンクロボットアームの運動学 3.1 ロボットアームの関節変位と手先位置の関係 3.2 関節変位速度と手先速度の関係の記述 3.3 ポテンシャル法によるPTPモーション 3.4 加速度の関係式 3.5 運動学的な巧緻性を最大化したい 第4章 2リンクロボットアームの動力学 4.1 オイラー{ラグランジュの運動方程式 4.2 ハミルトンの正準運動方程式 第5章 多様体上の最適化 5.1 手先変位を最大にする外力の方向 5.2 速度ベクトルの最適化 5.3 可操作性楕円体の最適化 5.4 多様体上の最適化のサンプルコード 第6章 ヘビ型ロボット 6.1 ヘビ型ロボットの形状表現 6.2 目標姿勢を実現する関節角の決定 第7章 応用例:三叉ヘビロボット 7.1 三叉ヘビロボット 7.2 三叉ヘビロボットのモデリング 7.3 1 リンク三叉ヘビロボットの特性解析 7.4 ホロノミーの原理 7.5 括弧積の解釈と運動計画 7.6 連続波形入力による運動制御 -
スピントロニクス入門 基礎から数値解析の実践まで
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スピントロニクスは、電子の「電荷」と「スピン」の絡み合いを扱う分野で、beyond-CMOSエレクトロニクスの主役として注目されています。 本書は初学者に向け、磁性学の基礎から巨大磁気抵抗効果、スピン流、半導体スピントロニクスの動向までをやさしく解説します。第6・7章では、COMSOLを用いた磁性体の数値解析を実例とともに紹介し、スピン波・磁壁・スキルミオンの駆動からマルチフィジックス解析までを扱う、初学者の第一歩となる一冊です。 -
改訂新版 現代量子物理学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は量子力学の基礎から、量子情報、量子光学、量子測定、巨視的量子現象などの最先端トピックまでを体系的に網羅した本格的な専門書です。前半では、ヒルベルト空間や運動方程式、不確定性関係といった量子力学の本質的な基礎概念を丁寧に整理しており、後半の各章は独立して読み進められる構成となっています。改訂新版では、過去20年間における学術的・技術的な急速な進展を反映し、量子測定理論や量子操作、文脈依存性など、現代の量子物理学において重要性が極めて高まっている最新のテーマが大幅に追加されました。量子論の本質を深く理解し、先端研究まで辿り着く方にとって必携の一冊です。 ※本書は、2004年に培風館から発行された『現代量子物理学』を加筆・再編集し、発行したものです。 -
クマに出遭ってしまったら?
クマ出没やクマによる人身事故のニュースが絶えない昨今ですが、クマに出遭ったときにどうしたらよいのか、正面から向き合った本はほとんど見当たりません。本書は、クマ問題に正面から取り組み、クマについての基本知識、クマと出遭わないための工夫、クマと出遭ってしまったときの対処法などを、過去から最近までの人身事故事例を盛り込みながら、実践的にまとめたものです。執筆者10名全員が、実際にクマの研究や対策を行なったり、人身事故の現場に関わったりしている、真の意味での専門家です。執筆者によるオンライン座談会「クマから身を守るために」のページもあり、「人身事故にはきっかけがある」「『死んだふり』の間違い」「クマはヘビがきらい?」など、本編を補足する大事な話、興味深い話が展開されています。写真やイラスト、図表が随所にあり、項目ごとに「POINT」や「教訓」、巻末には「全体のまとめ」があります。クマ専門家の総力を結集した、みんなの教科書! (目次から一部抜粋)クマは夜行性ではない/クマはなぜ、人を襲うのか/すぐそばにクマが現れたとき/クマ撃退スプレーの使い方と効果/ピッケルやストックで反撃できる?/食べられそうになっているかもしれないとき/負傷しながらも生還したツキノワグマ遭遇事例(秋田県)/苫前三毛別ヒグマ襲撃事件(北海道) -
小さい林業で稼ぐコツ3
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ウッドショックやロシア情勢の影響により、近年は国産材への回帰が進んでいる(2000年に20%を切っていた木材自給率は、24年には40%超まで回復)。そんななか、山の手入れを人に任せず、自分で何でもやる「小さい林業」がますます広がってきた。本書は“誰でも小さく稼げる、やり方次第で大きくも稼げる”をテーマとした第3弾! 薪やホダ木から、クラフト、枝物、キャンプスペースまで、山林資源の価値を高めるアイデアと売り方がわかる。丸太の搬出・製材におすすめの小型林業機械、使える補助金、広葉樹ブームの木材トレンドなど、イマドキの山情報も充実。 -
妹が微分積分に興味を持ち始めたのだが。
「……それで微分は何かって話だけど、一言でいえば『瞬間の傾き』だ」駅のホームで偶然出会った杉浦水星に一目ぼれした高木月(ルナ)は、数学好きの水星の気を引くべく、国立大学の数学科出身の兄、太陽から微分積分のレクチャーを受ける。数学が苦手なルナは、はたして微分積分を理解することができるのか? わからないことはわからないとはっきり言う女子高生と、少し変わり者だけど妹思いの兄が、「未来予知」の数学に挑む。 【目次より】●プロローグ 恋と微分 ●第1話 傾きと予知 ●第2話 極限と映画館 ●第3話 微分と遊園地 ●第4話 関数と水族館 ●第5話 積分と紅葉狩り ●第6話 定積分と雪景色 ●第7話 不定積分とクリスマス ●第8話 イプシロン論法と卒業式 ●エピローグ 愛と積分