作品一覧

  • マスが語る、川の記憶
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    1巻2,640円 (税込)
    パリのセーヌ川からアマゾン源流の森まで。水辺の生き物が教えてくれる生命の不思議と、自然環境と人類のつながり。マスの一生を物語風に表現しながら、水辺に棲まう生き物たち(トンボ、イモリ、ナマズ、ウナギ、カエルなど)の興味深い生態を独特な感性とユーモアで語る自然科学ノンフィクション。また、オウムの羽の色を変える「タピラージュ伝説」に迫るため、アマゾン流域の先住民の暮らしに潜入取材。その謎に迫るとともに、自然と共存する先住民の暮らしから感じた自然への畏敬の念と、環境や生態系に対する危機感を伝える。日本語版では、原著にはない日本の生き物についても加筆。
  • ライ麦はもともと小麦に間違えられた雑草だった~食材と人類のウィンウィンな関係~
    3.7
    酔っぱらったハエがミルクで溺れてチーズができた? スティーブ・ジョブズがパソコンの名前をリンゴから採った理由とは? 雑草だったライ麦は人間に小麦と取り違えられることで種として独立! 著者が披露するのは、あなたの知的好奇心を“満腹”にすること間違いなしの食材と人類の関係性をめぐる教養。自然科学的な知識から歴史上のエピソードまで縦横無尽! 知れば美味しい思いができること間違いなしのフルコースエッセイ。
  • はぐれイワシの打ち明け話~海の生き物たちのディープでクリエイティブな生態~
    4.4
    海の中ならどこでもクジラの歌声が聞こえる、サケは海の中で故郷のにおいを嗅ぎ分ける、ニシンのおならが冷戦の緊張を高める……少年時代、イワシに話しかけられた(!)著者が読者に披露するのは、海の生き物たちが人間に語りたがっている“物語”。自然科学的な話題から歴史上のエピソードまで、海の魅力を余すところなく伝える海洋エッセイ。あなたの人間生活に役立つ魚からのヒントもたくさん!

ユーザーレビュー

  • はぐれイワシの打ち明け話~海の生き物たちのディープでクリエイティブな生態~

    Posted by ブクログ

    海に隠された神秘について。

    タイセイヨウサケはグリーンランドの海から、自分が生まれたブルターニュの小川の香りを感知し再び故郷の河口に辿り着くことができる。クジラは特別な海水の温度域を使って何千キロも離れた場所まで自分の声を届け、仲間と歌で呼び交わしている

    “耳に水が入った時に聞こえる
    「ごぼごぼ」という音の中には
    遠くの火山や姿を見せないクジラの歌声の響きが含まれている” (p32)

    自分のヒゲをかき鳴らして耳障りな音楽を奏で、捕食者を追い払うイセエビ、歌を歌うクジラ、イワシの群れを見つけて鳴き声を上げ、その場にいるすべての動物を奮い立たせるアジサシ。

    “海が僕たちに語りかけてくる。会

    0
    2026年02月14日
  • はぐれイワシの打ち明け話~海の生き物たちのディープでクリエイティブな生態~

    Posted by ブクログ

    著者の、海と海の生物への愛情が滲み出る文章
    魚や海の生き物が愛おしくなる
    全ての生き物に敬意を払うべきだなー
    と改めて思わされる
    とても好きな本

    0
    2024年12月28日
  • はぐれイワシの打ち明け話~海の生き物たちのディープでクリエイティブな生態~

    Posted by ブクログ

    魚を、魚の大きな目を怖がっていた少年が、ある日海岸近くに迷い込んできたイワシを見つけ、その美しさに、イワシの存在に好奇心をかき立てられ、海の神秘に魅了される。
    そんな少年は、海やその住人たちへの深く果てしない愛を深めていきながら、物理学者になり、フランスのスピーチ大会でイワシについて熱く語り優勝し、この本を出版する権利を得た。
    プロローグで語られる、著者である少年のはぐれイワシとの出会いの物語から、もう海に魅了される。
    そして時代を超えた海の物語や、果てしない深海からパリの地下水路まで世界をまたにかける海の生き物たちの物語、伝説上の海の物語まで、実に魅力的に語られる。
    イルカと触れ合い、コバン

    0
    2022年03月01日
  • はぐれイワシの打ち明け話~海の生き物たちのディープでクリエイティブな生態~

    Posted by ブクログ

    神秘的すぎてフィクションなのか、ノンフィクションなのかわからない。
    裏付ける名前の付け方とかあって、こんなにすごいのか、と。
    表紙の絵が可愛くて惹かれて読んだけどとてもよかった。

    0
    2022年02月05日
  • はぐれイワシの打ち明け話~海の生き物たちのディープでクリエイティブな生態~

    Posted by ブクログ

    題名からはイワシが海を案内してくれるようなファンタジーを想像したが、実際は著者の回想を交え海の世界を描いたエッセイだった。想像とは違ったが、思いがけずどのエピソードも面白く夢中で読んだ。

    海の生き物のおしゃべりといえばイルカやクジラをまず思い浮かべるが、それだけではない。
    人間には感知できない音、香りや色彩、水流や電界を感じとるものまでいるそうだ。
    こうした多様な「言語」の話に加えて、彼らの生態や人間との歴史、乱獲や資源保護の問題、古代の伝説、さらには海に着想を得たテクノロジーまで、多岐にわたる内容だった。

    フランスでの調査で、テレビ等で見る「魚」と食卓に出る「魚のフライ」を結びつけられな

    0
    2025年09月10日

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