ビル・フランソワの作品一覧
「ビル・フランソワ」の「はぐれイワシの打ち明け話~海の生き物たちのディープでクリエイティブな生態~」「ライ麦はもともと小麦に間違えられた雑草だった~食材と人類のウィンウィンな関係~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ビル・フランソワ」の「はぐれイワシの打ち明け話~海の生き物たちのディープでクリエイティブな生態~」「ライ麦はもともと小麦に間違えられた雑草だった~食材と人類のウィンウィンな関係~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
魚を、魚の大きな目を怖がっていた少年が、ある日海岸近くに迷い込んできたイワシを見つけ、その美しさに、イワシの存在に好奇心をかき立てられ、海の神秘に魅了される。
そんな少年は、海やその住人たちへの深く果てしない愛を深めていきながら、物理学者になり、フランスのスピーチ大会でイワシについて熱く語り優勝し、この本を出版する権利を得た。
プロローグで語られる、著者である少年のはぐれイワシとの出会いの物語から、もう海に魅了される。
そして時代を超えた海の物語や、果てしない深海からパリの地下水路まで世界をまたにかける海の生き物たちの物語、伝説上の海の物語まで、実に魅力的に語られる。
イルカと触れ合い、コバン
Posted by ブクログ
題名からはイワシが海を案内してくれるようなファンタジーを想像したが、実際は著者の回想を交え海の世界を描いたエッセイだった。想像とは違ったが、思いがけずどのエピソードも面白く夢中で読んだ。
海の生き物のおしゃべりといえばイルカやクジラをまず思い浮かべるが、それだけではない。
人間には感知できない音、香りや色彩、水流や電界を感じとるものまでいるそうだ。
こうした多様な「言語」の話に加えて、彼らの生態や人間との歴史、乱獲や資源保護の問題、古代の伝説、さらには海に着想を得たテクノロジーまで、多岐にわたる内容だった。
フランスでの調査で、テレビ等で見る「魚」と食卓に出る「魚のフライ」を結びつけられな