作品一覧

  • 教養としての宇宙生命学 アストロバイオロジー最前線
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    1巻1,699円 (税込)
    NASAが総額1兆円で打ち上げた最新宇宙望遠鏡も、日本が国際協力で建設する超大型地上望遠鏡も、狙うのは生命に溢れる「第2の地球」の発見!! 火星生命発見をめざし探査機を送る各国、木星や土星の衛星にも生命がいる可能性が!? 太陽系外の惑星に植物を探す? これだけ多くの星があるのだから、宇宙に生命がいるのは当たり前なのだろうか? それとも地球のような生命の星は唯一無二の存在なのか? アストロバイオロジー(宇宙生物学)研究の第一人者が、地球外生命や第2の地球の存在をめぐる常識から最新情報・未来予測までを平易に紹介。 〈目次より〉◎アストロバイオロジーはなぜ今注目されているのか? ◎生命を宿す惑星を探すジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡 ◎地球の生命はどのように生まれたか? ◎巨大ガス惑星や巨大氷惑星の誕生 ◎太陽系のハビタブルゾーンとは何か? ◎かつての火星は「水の惑星」だった ◎「第2の地球」は太陽系外にもあるか?
  • 新説 宇宙生命学
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    1巻1,782円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宇宙がどういったものかを知る術がない時代から、宇宙には地上と異なる世界があるのではないかと考えられてきました。 私たち人類はそこに存在するかもしれない「異なる世界の住人」である神さまを思い描き、 神さまにおける世界のはじまりなどを想像し、人類はおのおのの場所で宇宙に対しての思いを巡らせてきました。 それでは、現代ではどうでしょうか? 目覚ましい科学の発展により系外惑星を含む多くの発見がなされ、 古代における想像から私たち人類は天文学と宇宙に対する考え方が徐々に変わっていきました。 新しいことがわかるにつれ、地球以外にも本当に生命の存在はあるのではないか、 そうした疑問と期待が入り交じる中で科学的な見地から宇宙における生物を研究している専門家がいます。 本書では「宇宙における生命」をテーマにアストロバイオロジー「宇宙生物学」を研究している専門家が、 天文学や地球外生命研究における変遷や未来をわかりやすく解説します。 【目次】 第1章 宇宙人像の変遷 人類が最初に想像した異世界の住人ー神話 個性豊かな神々 日本における天文学の発展 宇宙コラム 子どもたちに、宇宙人を描いてもらったら etc...... 第2章 地球における生命の誕生 生命の定義と宇宙人 宇宙における生命の材料 生命の起源の謎。陸上温泉vs海底熱水 宇宙コラム 進化? 変態? 天文学での「進化」とは? etc...... 第3章 地球外生命探査の飛躍的な発展 宇宙探査の幕開け 火星探査 系外惑星への挑戦 宇宙コラム Wow! シグナル etc...... 第4章 ハビタブルな系外惑星は存在するのか 系外惑星の発見 異形の惑星たち ハビタブルゾーン 宇宙コラム ハビタブルゾーン? ゴルディロックスゾーン? etc...... 第5章 近未来の地球外生命探査 衛星の地下海:エウロパ・エンセラダス 超大型望遠鏡時代 将来宇宙望遠鏡計画 宇宙コラム オウムアムア論争 etc...... 第6章 系外惑星における生命の可能性 地球とは似ても似つかない第2の地球 地球とは全くことなる生命の可能性は? 宇宙コラム 系外惑星の住人が考える宇宙人像 etc...... 第7章 宇宙生命学 宇宙の生命は地球と同じ? 違う? 宇宙人とコミュニケーションはどうするの? 宇宙コラム 宇宙で迷子になったら etc......
  • 講談社のマンガ図鑑 MOVE COMICS NEXT 大追跡! 宇宙と生命の謎 地球外生命はいるのか!?
    完結
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    全1巻880円 (税込)
    累計250万部突破の「動く図鑑MOVEシリーズ」がおくる学習漫画!宇宙生命探査の最前線が漫画でわかる!道ばたで倒れている「スピカ」と名のる女性にぐうぜん出会ったカン太。スピカに「わたしの家をいっしょにさがして!」といってつれていかれたのは、なんと宇宙!?火星や、土星の衛星エンケラドスやエウロパ、系外惑星まで!スピカといっしょに生命のいる星をさがす旅がはじまった!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 地球外生命 9の論点 存在可能性を最新研究から考える
    3.8
    1巻990円 (税込)
    タブーではなくなった地球外生命。地球の外にも生命は存在するのか? 科学ではタブーとされてきたこの問いは、21世紀に入ってからの相次ぐ新発見によりいまや科学者が真剣に取り組むテーマとなった。宇宙に「地球」はたくさんあるとする天文学者、「生命」は地球だけの奇跡だという生物学者、各分野のトップランナーが最新成果をもとに地球外生命を考える「論点」を呈示する。(ブルーバックス・2012年6月刊)
  • 第二の地球を探せ!~「太陽系外惑星天文学」入門~
    3.3
    1巻880円 (税込)
    私たちはどこからきたのか、私たちは何者か、そして、私たちはどこへ行くのか――。いま、私たちは人類の永遠の問いに科学的に答えられる「第二の地動説」革命の時代に生きている。それは、1995年、太陽系外惑星の発見という歴史的な出来事によって始まった。地球に似た惑星は、銀河系、あるいは宇宙全体でどれくらいあるのか、地球以外にも生命は存在するのか――。第一人者が伝える、天文学・惑星科学の最先端。

ユーザーレビュー

  • 第二の地球を探せ!~「太陽系外惑星天文学」入門~

    Posted by ブクログ

    本書はタイトルの通り太陽系外惑星科学の入門書である。太陽以外の恒星の周りを回る惑星は、1995年の初発見以来、2016年現在ですでに3000個以上を超えている。本書は惑星の種類、観測方法のほか今後の展望についても詳しく述べられている。今後に期待されることは地球型の惑星、特にハビタブルゾーンに位置し、生命が存在する惑星の発見である。特に目から鱗だったのが、生命の存在証明の指標であるバイオマーカーの捜索において、酸素、水、メタンといった分子だけでなく、いきなり宇宙植物を探すというものである。これは地球の植物の葉緑素が可視光を吸収し、赤外線を反射することから「レッド・エッジ」と呼ばれる特殊なスペクト

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    2017年03月06日
  • 地球外生命 9の論点 存在可能性を最新研究から考える

    Posted by ブクログ

    ドレイクの方程式。
    フランク・ドレイク博士が提唱した、銀河系の中に、地球外知的生命体による文明がどれだけあるかを概算する公式。

    N = R × fp × ne × fl × fi × fc × L

    Nは銀河系内にあると推定される、電波による通信技術を持つ文明の数

    R :銀河系内において恒星が誕生する速さ(1年間に恒星が誕生する数)
    fp:恒星が惑星系を持つ確率
    ne:一つの恒星が持つ生命に適した惑星の数
    fl:生命に適した惑星から実際に生命が発生する確率
    fi:発生した生命が知的生命に進化する確率
    fc:知的生命が電波通信が可能な文明を持つ確率
    L :高度な文明が存続する時間の長さ

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    2012年09月15日
  • 地球外生命 9の論点 存在可能性を最新研究から考える

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    9つの論点(観点)から地球外生命はいるのか、そもそも生命が誕生するとはどういうことか、地球上での不思議な生物や進化について書かれた本。個人的に、宇宙人はあまり信用ならないが、微生物や、原生生物のようなものなら宇宙に広くいるような気がする。
    自分の専門の生物系の話以外では、星間分子の話が一番好きやった。
    「酢酸」が見つかっているってなかなかすごい。スペクトル見ながら、「お!酢酸やん」ってなってる様子がわくわくする。
    この本で唯一気になったのは、地下生命圏に微生物はいるが、動植物は0という表現。植物は0かもしれんが、センチュウは動物やし、地下深くにもいるはず。

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    2012年08月09日
  • 第二の地球を探せ!~「太陽系外惑星天文学」入門~

    Posted by ブクログ

    素人からすれば星を見るのに望遠鏡で見る、事しか浮かばなかったがそれは全く違った。

    遠く離れた惑星や恒星を観察するために、ぶれや光の強度等様々な要素を分析し広大な宇宙の中に第二の地球の存在を追い求める執念が書かれた本。

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    2020年07月19日
  • 第二の地球を探せ!~「太陽系外惑星天文学」入門~

    Posted by ブクログ

    田村元秀(1959年~)氏は、系外惑星天文学、赤外光学天文学を専門とする天文学者。東京大学大学院天文学専攻教授。
    本書は、我々が住む太陽系以外に存在する惑星(系外惑星)の研究、第二の地球探し、さらに地球外の惑星における生命探しの研究現場について、日本の第一人者である著者の体験を交えつつ、綴られたものである。
    系外惑星が最初に発見されたのは1995年のことであるが、その発見者となったスイスのマイヨール氏とケロッズ氏が2019年10月にノーベル物理学賞を受賞したことにより、この分野が改めて脚光を浴びたことは記憶に新しい。
    本書では、具体的には、①太陽系の構造、②惑星はどのようにして生まれ、それはど

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    2020年01月25日

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