作品一覧

  • 新説 宇宙生命学
    -
    1巻1,782円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宇宙がどういったものかを知る術がない時代から、宇宙には地上と異なる世界があるのではないかと考えられてきました。 私たち人類はそこに存在するかもしれない「異なる世界の住人」である神さまを思い描き、 神さまにおける世界のはじまりなどを想像し、人類はおのおのの場所で宇宙に対しての思いを巡らせてきました。 それでは、現代ではどうでしょうか? 目覚ましい科学の発展により系外惑星を含む多くの発見がなされ、 古代における想像から私たち人類は天文学と宇宙に対する考え方が徐々に変わっていきました。 新しいことがわかるにつれ、地球以外にも本当に生命の存在はあるのではないか、 そうした疑問と期待が入り交じる中で科学的な見地から宇宙における生物を研究している専門家がいます。 本書では「宇宙における生命」をテーマにアストロバイオロジー「宇宙生物学」を研究している専門家が、 天文学や地球外生命研究における変遷や未来をわかりやすく解説します。 【目次】 第1章 宇宙人像の変遷 人類が最初に想像した異世界の住人ー神話 個性豊かな神々 日本における天文学の発展 宇宙コラム 子どもたちに、宇宙人を描いてもらったら etc...... 第2章 地球における生命の誕生 生命の定義と宇宙人 宇宙における生命の材料 生命の起源の謎。陸上温泉vs海底熱水 宇宙コラム 進化? 変態? 天文学での「進化」とは? etc...... 第3章 地球外生命探査の飛躍的な発展 宇宙探査の幕開け 火星探査 系外惑星への挑戦 宇宙コラム Wow! シグナル etc...... 第4章 ハビタブルな系外惑星は存在するのか 系外惑星の発見 異形の惑星たち ハビタブルゾーン 宇宙コラム ハビタブルゾーン? ゴルディロックスゾーン? etc...... 第5章 近未来の地球外生命探査 衛星の地下海:エウロパ・エンセラダス 超大型望遠鏡時代 将来宇宙望遠鏡計画 宇宙コラム オウムアムア論争 etc...... 第6章 系外惑星における生命の可能性 地球とは似ても似つかない第2の地球 地球とは全くことなる生命の可能性は? 宇宙コラム 系外惑星の住人が考える宇宙人像 etc...... 第7章 宇宙生命学 宇宙の生命は地球と同じ? 違う? 宇宙人とコミュニケーションはどうするの? 宇宙コラム 宇宙で迷子になったら etc......
  • 教養としての宇宙生命学 アストロバイオロジー最前線
    -
    1巻1,699円 (税込)
    NASAが総額1兆円で打ち上げた最新宇宙望遠鏡も、日本が国際協力で建設する超大型地上望遠鏡も、狙うのは生命に溢れる「第2の地球」の発見!! 火星生命発見をめざし探査機を送る各国、木星や土星の衛星にも生命がいる可能性が!? 太陽系外の惑星に植物を探す? これだけ多くの星があるのだから、宇宙に生命がいるのは当たり前なのだろうか? それとも地球のような生命の星は唯一無二の存在なのか? アストロバイオロジー(宇宙生物学)研究の第一人者が、地球外生命や第2の地球の存在をめぐる常識から最新情報・未来予測までを平易に紹介。 〈目次より〉◎アストロバイオロジーはなぜ今注目されているのか? ◎生命を宿す惑星を探すジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡 ◎地球の生命はどのように生まれたか? ◎巨大ガス惑星や巨大氷惑星の誕生 ◎太陽系のハビタブルゾーンとは何か? ◎かつての火星は「水の惑星」だった ◎「第2の地球」は太陽系外にもあるか?
  • 地球外生命 9の論点 存在可能性を最新研究から考える
    3.8
    1巻990円 (税込)
    タブーではなくなった地球外生命。地球の外にも生命は存在するのか? 科学ではタブーとされてきたこの問いは、21世紀に入ってからの相次ぐ新発見によりいまや科学者が真剣に取り組むテーマとなった。宇宙に「地球」はたくさんあるとする天文学者、「生命」は地球だけの奇跡だという生物学者、各分野のトップランナーが最新成果をもとに地球外生命を考える「論点」を呈示する。(ブルーバックス・2012年6月刊)
  • 講談社のマンガ図鑑 MOVE COMICS NEXT 大追跡! 宇宙と生命の謎 地球外生命はいるのか!?
    完結
    -
    全1巻880円 (税込)
    累計250万部突破の「動く図鑑MOVEシリーズ」がおくる学習漫画!宇宙生命探査の最前線が漫画でわかる!道ばたで倒れている「スピカ」と名のる女性にぐうぜん出会ったカン太。スピカに「わたしの家をいっしょにさがして!」といってつれていかれたのは、なんと宇宙!?火星や、土星の衛星エンケラドスやエウロパ、系外惑星まで!スピカといっしょに生命のいる星をさがす旅がはじまった!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 第二の地球を探せ!~「太陽系外惑星天文学」入門~
    1.5
    1巻880円 (税込)
    私たちはどこからきたのか、私たちは何者か、そして、私たちはどこへ行くのか――。いま、私たちは人類の永遠の問いに科学的に答えられる「第二の地動説」革命の時代に生きている。それは、1995年、太陽系外惑星の発見という歴史的な出来事によって始まった。地球に似た惑星は、銀河系、あるいは宇宙全体でどれくらいあるのか、地球以外にも生命は存在するのか――。第一人者が伝える、天文学・惑星科学の最先端。

ユーザーレビュー

  • 地球外生命 9の論点 存在可能性を最新研究から考える

    Posted by ブクログ

    ドレイクの方程式。
    フランク・ドレイク博士が提唱した、銀河系の中に、地球外知的生命体による文明がどれだけあるかを概算する公式。

    N = R × fp × ne × fl × fi × fc × L

    Nは銀河系内にあると推定される、電波による通信技術を持つ文明の数

    R :銀河系内において恒星が誕生する速さ(1年間に恒星が誕生する数)
    fp:恒星が惑星系を持つ確率
    ne:一つの恒星が持つ生命に適した惑星の数
    fl:生命に適した惑星から実際に生命が発生する確率
    fi:発生した生命が知的生命に進化する確率
    fc:知的生命が電波通信が可能な文明を持つ確率
    L :高度な文明が存続する時間の長さ

    0
    2012年09月15日
  • 地球外生命 9の論点 存在可能性を最新研究から考える

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    9つの論点(観点)から地球外生命はいるのか、そもそも生命が誕生するとはどういうことか、地球上での不思議な生物や進化について書かれた本。個人的に、宇宙人はあまり信用ならないが、微生物や、原生生物のようなものなら宇宙に広くいるような気がする。
    自分の専門の生物系の話以外では、星間分子の話が一番好きやった。
    「酢酸」が見つかっているってなかなかすごい。スペクトル見ながら、「お!酢酸やん」ってなってる様子がわくわくする。
    この本で唯一気になったのは、地下生命圏に微生物はいるが、動植物は0という表現。植物は0かもしれんが、センチュウは動物やし、地下深くにもいるはず。

    0
    2012年08月09日
  • 地球外生命 9の論点 存在可能性を最新研究から考える

    Posted by ブクログ

    地球外に生命が存在するか?それを考える上での論点をここのつにまとめて最新の知見を入れてまとめられたもの。地球型惑星が今までより多く存在することが分かってきて、生命が存在する可能性があると考える研究者が多くなってきているとのこと。でも、それはあくまでも微生物などの原始的な生命を想定していて、知的生命の存在にはまだまだ疑問符がついているようだ。

    0
    2018年10月20日
  • 地球外生命 9の論点 存在可能性を最新研究から考える

    Posted by ブクログ

    既に天体観測技術の進歩によって、推定まで含めて約3000の太陽系外惑星の存在が確認されているらしい。
     地球外生命というと、下手をすると地球外文明≒宇宙人≒チャネリング≒スピリチュアルなんとかみたいな胡散臭い筋に突入してしまうものも少なくはないのだが、この本で論じられていることはあくまで地球外「生命」であって、地球外「文明」ではない。
     主要な論点として極限生物、RNAワールド説、星間物質の検出、太陽系外惑星の観測など、現状の研究から飛躍の無い範囲で考えていく、非常に興味深い本である。
     地球外生命はSFとして非常に興味深くて面白くなるテーマであるのだが、SFじゃない現実の可能性としても

    0
    2015年07月13日
  • 地球外生命 9の論点 存在可能性を最新研究から考える

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    研究の最先端をいく研究者が分野を越えて集まった本です。
    往往にしてこの手の本は、
    章ごとに著者がバラバラなため、
    全体の結びつきが弱くなってしまいがちですが、
    この本はシンポジウムの講演を元に書かれているためか、
    そのようなきらいはありませんでした。

    ただ、生命科学、生物学の分野はちょっととっつきにくかったです。
    なんか妙に専門性が高いというか…。

    アストロバイオロジーの最新のトピックを知りつつ、
    全体をある程度見渡せる本としては、
    適していると思います。

    0
    2014年03月13日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!