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Posted by ブクログ
植物の光合成には光が必要だ。ただし、光といっても色々な種類がある。まず思い浮かべるのは可視光線の七色(虹)に分けられる色別の光だ。実はこのうち、緑の光は光合成にそれほど役に立たない。なので葉は緑を跳ね返す。だから葉は緑色に見える。
この本ではこうした分かっているようで意外と知らない植物の数々の秘密を知ることができる。単純な構造に見えて複雑で優れている植物。動物は他の動物や植物を食べなければ生きて行けないが、植物は水と光と二酸化炭素があれば自らで栄養を作りだすことができる。人類の科学技術を全て注ぎ込んでも未だ葉っぱ一枚つくることは叶わないという。
Posted by ブクログ
この本を読んで わかりやすく説明しようとする姿勢がよく見えて
あらためて 植物のふしぎな生き方を知ることができた。
『葉っぱの機能は
1 夜と昼の時間のながさを感知している。
2 光合成をして ブドウ糖やでんぷんをつくり 栄養補給している
3 蒸散をして 体温調節をする。』
という ことを 物語風にして 説明していた。
植物に 動物と同じように五感があるように工夫して書かれている。
この本を読みながら インスピレーションが湧いた。
この本は 植物がじっとして動かないように見えるが
植物が 地球上に誕生して以来の 歴史的な視点で見ることによって
植物の 環境に 適応してきた姿が 今ここにあることを
実感させられる。
なぜ春に花が咲くのか?
というテーマも重要なテーマであり、
この本が出版された 2003年には
フロリゲンはまだ見つかっていなかったが、
現在では 開花を促進する 遺伝子は見つかって
フロリゲンの姿も 徐々に明らかにされつつある。
科学の進歩は早いが この本は そのたどってきた道をきちんと見るうえでも好著であることは確かである。
ただ 平易に説明しようとして 少ししたたらずのところもある。
根の役割を水分を吸収するだけに限定しているところなど。
また 殺虫成分を含む遺伝子組み換え植物について
取り上げているが その説明があまりなされていなかったり、
CO2が増えることによって 植物はどうなるのかについても
植物は憂えているだろう としているだけである。
植物を見ながら 植物の立場で説明しようとする手法が
うまく編集できていないような気もする。
しかし、読むに値する本であろう。
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ビジネス・実用
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