作品一覧

  • キリンのひづめ、ヒトの指 比べてわかる生き物の進化

    キリンのひづめ、ヒトの指 比べてわかる生き物の進化

    ビジネス・実用

    3.9
    1巻1,650円 (税込)
    高血圧なキリンの心臓、物をつかみにくい猫の手……生き物に「ざんねんな進化」はない! ヒトとキリンは似ている動物? 見た目はまったく違うけれど、じつは骨格の構造や赤ちゃんの育て方など共通点も多くある。似ている部分に注目すると、複雑な進化の仕組みを理解しやすくなる。生き物の成り立ちを知るうえで「比較」は最も重要なのだ。手足、首、皮膚、心臓など8つの器官を通して、さまざまな動物の体に刻まれた進化の歴史をひも解く。 「キリン博士」こと人気解剖学者によるユニークな進化の話! はじめに――解剖からひも解く生き物の進化 第1章 肺 息苦しい水中への対応策 第2章 手足 手のひらを返すヒト、返せないキリン 第3章 首 頭と肩に挟まれた隙間 第4章 皮膚 外から支える偉大な「臓器」 第5章 角 その不思議な魅力 第6章 消化器官 たくさん食べるか、無駄なく消化か 第7章 心臓 はるか遠くへと血液を運ぶ旅 第8章 腎臓 「毒」の排出を担う器官 第9章 呼吸器 酸素の取りこぼしを減らす工夫 第10章 進化とは妥協点を探ること あとがき――自分の体を知ることは *電子書籍版ではイラストをカラーで収録しています。
  • ジュニア版 キリン解剖記 キリンの首の骨が教えてくれたこと

    ジュニア版 キリン解剖記 キリンの首の骨が教えてくれたこと

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻1,386円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2019年発行の『キリン解剖記』は、キリン研究者の著者による、出会いと発見の物語。小学生の皆さんにも楽しんでいただけるよう、漢字にふりがなをふり、難しい言葉に解説を加えました。キリンのひみつ、研究者のお仕事を紹介するビジュアルページと、動物園関係者との対談を、新たに掲載しています。
  • キリン解剖記

    キリン解剖記

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻1,188円 (税込)
    長い首を器用に操るキリンの不思議に、解剖学で迫る!「キリンの首の骨や筋肉ってどうなっているの?」「他の動物との違いや共通点は?」「そもそも、解剖ってどうやるの?」「何のために研究を続けるの?」etc. 10年で約30頭のキリンを解剖してきた研究者による、出会い、学び、発見の物語。

ユーザーレビュー

  • キリンのひづめ、ヒトの指 比べてわかる生き物の進化

    Posted by ブクログ

     著者が大学の教養で講義を行った解剖学を元に、WEBで連載していたものをまとめた本だそうである。この前提だけでも結構な情報量だが、中身も相当に情報豊かである。
     項目というか章立ては10個で、著者の研究対象であるキリンに色々と搦めつつ、人間についても面白く俎上にあげていて、色々な豆知識を織り交ぜている。メモが大変はかどる本で、取捨選択がなかなかに難しかった。発行は2022年ということで、情報としても新しい上に、これから研究が進むだろう分野などについても言及しているので、出来るだけフレッシュな情報がほしいと考えている人にもお勧めだ。
     章立て10個のテーマはそれぞれ『肺』『手足』『首』『皮膚』『角』『消化器官』『心臓』『腎臓』『呼吸器』『進化』と、トピックとして分かりやすくなっている。脳についての記述がないのは、臓器としての脳というものが、神経と分かちがたく、視覚的に解剖でわかり得る範囲に限界があったのだろうと、勝手に推察している。
     この解剖によって、視覚的に機械的に解析出来る範囲に限定しているというのが、おそらくは著者の誠実さを示していると感じた。あくまで機能について語っており、おかしな思想が入り込まないよう配慮されているのだと思う。
     最終章の『進化』についても、知識を得たことで、ともすれば人間は、それを傲慢に刃物のように振りかざす。そのことに対して、それとなく釘を刺している。
     大学の教養講義向けのそれなので、教養を得るのにこれほど良い本はない。お勧めの一冊だ。
     

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    2026年10月17日
  • キリン解剖記

    Posted by ブクログ

    冒頭から身が引き締まる。キリンの解剖が最優先事項。連絡が入ったら、なにをおいても、すぐに駆けつけなければならない。しかも解剖はすぐには終わらない。1週間かかることもある。頭も使うが、それ以上に体力と気力の勝負だ。
    ふつうの本なら、キリンがどういう生き物かから入るはずなのに、この本はいきなり解剖の話から(解剖刀、メス、ピンセットの図まである)。読む側は、冒頭の緊張を保ったまま、本文に引き込まれてゆく。気が付くと、筆者の立場に身をおいて、東大の1年生になっている。遠藤先生とのめぐりあいも、亡くなったキリンたちとのめぐりあいも、そして動物園や博物館の人びと、遺体を移送する人々とのめぐりあいにも参加している気分にさせられる。
    キリンの首を支えるはずの第一胸椎が動くことを証明してゆくプロセスには興奮する。この証明のプロセスこそ科学の醍醐味だ。

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    2025年05月04日
  • キリン解剖記

    Posted by ブクログ

    興味深い本。好きすぎるものがある人
    そのことに全力を捧られる人、すごいなぁ。なかなかみんなそこまでできなかったりするんだけどね。

    0
    2024年12月24日
  • ジュニア版 キリン解剖記 キリンの首の骨が教えてくれたこと

    Posted by ブクログ

    「キリンを研究したい」と思いついたものの、それがどんな学問分野を専攻すればできるのかすら分からなかった大学1年生の著者が、解剖学と出会う。いざキリンを研究しようと思ったものの、研究テーマが見つからなかった著者が、様々な人との出会い、研究テーマを見つけ、それを深めて成長していく様がドキュメンタリーのように読める。
    ほんの一例ではあるが、なるほど、理系の「研究者」って、こんなことをしているのか、と面白く読んだ。
    ページの下段には専門用語だけでなく、「弄ぶ」「うなじ」「礎」「苦渋の決断」のように、小中学生程度がつまずきそうな語句の意味も解説してあり、親切。また、「動物にかかわる仕事」の対談も挟まれており、参考になる。

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    2024年11月01日
  • キリン解剖記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    著者がキリンの研究者になる決意をしてから、試行錯誤しながら、そして時に思い悩みながらキリン研究者として成長していく様子が紹介された自伝。著者のキリン愛があふれている。

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    2024年07月21日

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