大栗博司の作品一覧
「大栗博司」の「宇宙を解くパズル 「真理」は直観に反している」「大栗先生の超弦理論入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「大栗博司」の「宇宙を解くパズル 「真理」は直観に反している」「大栗先生の超弦理論入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
京都大学理学部卒。京都大学大学院理学研究科修士課程修了。東京大学より理学博士号を授与。『大栗先生の超弦理論入門』で講談社科学出版賞受賞。著書に『素粒子論のランドスケープ』、『強い力と弱い力 ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く』などがある。
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Posted by ブクログ
Caltech の大栗先生のブルーバックス本。空間・時間とはの問いかけから始まる。3次元空間とか温度とかはミクロな世界の「ひも」の織りなす深遠な物理学の一端であり、人間はその「幻想」を見ているに過ぎない。科学的な興奮と、世界の真理を理解することへの途方もないハードルを同時に味わえる。物理を階層構造で捉える要素還元主義。ある階層で生じた無限大の問題を、よりミクロな階層へと先送り(無知の仕分け)する「くりこみ」の手法は理論でよく聞いたが、sweep under the rugだった(ただ、他の分野に手法として転用されて生きてる、経済物理学とか。通信にも使えないか。)量子力学の不確定性原理による距離のゆらぎが支配的なプランク長スケールのミクロな世界では、 “ミクロ”を正確に扱えず、くりこみが破綻する。LHCの一京倍のエネルギーでミクロの観測実験を行おうとするとブラックホールが出来て、事象の地平線の向こう側に結果が覆い隠される。標準模型の17種の素粒子を統一的に説明しようとした1次元の振動する弦の理論。点粒子と弦のファインマンダイアグラム。点→弦にすることで無限大問題解決すごい。開弦の横波→光子(電磁波)。閉じた弦の最も単純な振動モード→重力子。物質を構成するフェルミオンと力を伝えるボゾン。弦理論はボゾンだけ、超弦理論はフェルミオンも含む。同状態レベルに2粒子入れないフェルミオンを説明するためのグラスマン数(θ×θ=0)を考慮した超空間。グラスマン数次元の振動がフェルミオン、xyzの振動がボゾンでその間の回転対称性保証が超対称性。南部先生の自発的対称性の破れにより隠れる電磁気力と弱い力の対称性。弦理論ではオイラーの公式(1+2+3+…=-1/12を用いて25次元空間が予言される。超弦理論では9次元。ゲージ対称性は32次元回転対称性によりアノマリー相殺。クォークの世代数が3なのは、オイラー数が6のカラビ-ヤウ空間を使って6次元コンパクト化しているから。双対性のウェブでM理論として統一される5種の超弦理論と10次元超重力理論。Dブレーン上に貼り付く弦の端。事象の地平線上の開いた弦。マルダセナのAdS/CFT対応による事象の地平線のホログラフィー現象と、空間幻想説。時間もエントロピー増大してるだけという観点では幻想。数式を使わずにごまかしなく分かりやすく、2013年当時の超弦理論最前線の景色を見せてくれる素晴らしい本だと思います。
Posted by ブクログ
想像してみてください
何処か南国のビーチにいて、ヤシの木陰のチェアに寝そべって、太陽は煌めき風はそよぎ波は穏やか
そんなゆっくりした時間を楽しみながら、友達や恋人と「あーのどかだわー」とかおしゃべりしてるそんなときも、
そこの地面、猛スピードで動いてますからっ
※地球の公転速度は秒速約30キロメートル!!
個人では絶対見えないことや感じられないことを知れるから、たまに宇宙の本を読みます
Imagine this:
-You’re on a tropical beach, reclining in a chair under the shade of a palm tree.
-The sun sparkles, the breeze whispers, and the waves lap gently.
-While you savor this leisurely moment, you chat with friends or a loved one, saying things like, “Ah, how peaceful this is.”
But the ground beneath you is racing through space at astonishing speed!
Note: Earth’s orbital velocity is about 30 kilometers per second.
Because books about the cosmos let us learn about things we can never see or feel firsthand, I read them from time to time.