大栗博司の一覧
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プロフィール
- 作者名:大栗博司(オオグリヒロシ)
- 性別:男性
- 生年月日:1962年
- 出身地:日本 / 岐阜県
- 職業:物理学者
京都大学理学部卒。京都大学大学院理学研究科修士課程修了。東京大学より理学博士号を授与。『大栗先生の超弦理論入門』で講談社科学出版賞受賞。著書に『素粒子論のランドスケープ』、『強い力と弱い力 ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く』などがある。
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作品一覧
2022/10/26更新
ユーザーレビュー
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超ひも理論(超弦理論)の最前線の研究者である大栗教授の入門書。素粒子の既存の標準理論の説明から説き起こして、超弦理論の到達点までを順序立てて説明してくれている。音は空気が無いところでは存在しないし、色彩も可視光線の波長未満の大きさでは存在しないように、超弦理論の帰結では3次元空間も幻想であり、時間も...続きを読むsatoumc
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ブルーバックス「南部陽一郎物語」を読んで、積読本だった本書を手に取りました。がんの転移の可能性を指摘されたタイミングで、ずっと避けていま研究人生の回顧録を執筆したとのこと。結局、転移もなく、この本が生まれたのは若い世代にとっては幸運でした。物理を学ぶ学生だけではなく、まだ進むべき道を見つけていない若...続きを読むPosted by ブクログ
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理論物理学、素粒子論、宇宙論の最先端がわかりやすく説明されていてワクワクする。
特に疑問だったなぜ空間が9次元とか10次元とか言われているのかがようやく理解できた。
けど「時間」についてはまだ謎らしい。
不思議だ。Posted by ブクログ -
超弦理論の話は研究者時代の話であるが、小学生時代から大学生、大学院生、大学での職について書かれている。したがって科学に興味があってもなくても自分の生活と科学の関係を考えることに役立つ。
それよりも、本文で紹介される本が特殊な本ではなく、誰でもが一度は聞いたことがある有名な本で、しかもそれが文庫とし...続きを読むPosted by ブクログ -
こういう自身の修養ヒストリーのエッセイを書くのは、湯川秀樹『旅人』以来、物理学者のたしなみになっているのかな。
興味の赴くまま一生懸命やっているうちに、現在に至っております、という率直な述懐。Posted by ブクログ