京大 おどろきのウイルス学講義

京大 おどろきのウイルス学講義

ビジネス・実用
880円 (税込)

4pt

新型コロナウイルスの「次」に来る、動物由来のウイルスは何? 本書では批判を恐れない提言で注目されるウイルス学者が、ペットのイヌやネコが媒介するウイルス、計50頭のニホンザルが血を流してばたばた死んだ原因となったサルレトロウイルス4型など、変異すれば人間社会を脅かす可能性があるウイルスを紹介します。しかし実は、病原性のウイルスは全体のごく一部。病気を起こすどころか、1億年以上前に哺乳類の進化を促したウイルスもあります。すなわち、宿主のDNAを書き換える力を持ち、哺乳類の胎盤の形成に関与したといわれているレトロウイルスです。本書ではレトロウイルスの驚くべき力についても解説します。さらに、「そもそもウイルスとは何か?」、「新型コロナウイルスのワクチン」などのテーマも解説。「多次元」のウイルス学を提唱している著者が京都大学で行なっている、1回生(全学部)向けや医学部2回生向けの授業などの内容を収録した、著者初の単著です。高校生でも十分理解できるよう、わかりやすい解説を目指しました。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    PHP研究所
  • 掲載誌・レーベル
    :
    PHP新書
  • タイトル
    :
    京大 おどろきのウイルス学講義
  • タイトルID
    :
    939113
  • ページ数
    :
    224ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年04月23日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

京大 おどろきのウイルス学講義 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    イヌパルボウイルス2型が1981〜82年に世界中で強毒型から弱毒型に一気に変わった、という話が興味深かった。イヌは飛行機に乗らないので説明がつかない。これはウイルスのランダムな変異の結果で、新型コロナにもあり得るという。
    ウイルスは、ミクロな存在だが、ダイナミックだ。人間が制御しようと考えるのはおこがましいのかもしれない。

    0
    2026年03月29日

    Posted by ブクログ

     正直、タイトルから小難しそうで面白くなさそうかな、と思いつつ読み始めたのだが……ところが、これがどうしてなかなか面白いではないか。
     まるでSFを読んでいるような感覚。動物毎に異なる胎盤の解説。胎盤をつくり人の体内でなく人工的に出産するようになる未来。安全な出産と人工動態にあわせて人をつくり家族という枠組みでなく教育機関で人を育てる仕組み。
     DNAを書き換えるレトロウイルスと進化。数億年という視点でみたときの地球の環境変化と人類が生き残る可能性の低さと進化について。
     著者の想像が多いに含まれる、というか科学的事実からスタートしているものの大部分が著者の想像なのだが、これがまた面白い。
     人間にとって病気を発病するウイルスの研究は進んでいるが、病原性でないウイルスの研究は進んでいない。そして非病原性ウイルスの数の方が何倍も多く(人間という一種に比べて他動物全てでは種類が多いのは当然)、動物では非病原性だが突然変異により人間に罹患したとき病気を発症する危険性があるから、動物の非病原性ウイルスの研究も大事。などなど真面目な講義も当然ある。それもまたわかりやすく面白い。

    0
    2023年01月16日

    Posted by ブクログ

    進化論で言われる「突然変異」の仕組みの解説があります。

    進化論は「突然変異」と「自然淘汰」の二本柱ですが、
    今まで「自然淘汰」についてはよく説明されていましたが、「突然変異」は曖昧に「紫外線をあびて、」だとか「遺伝子のコピーエラーで」とか、実証も検証も曖昧な説明しか聞いていませんでした。
    本書では(主題ではありませんが)「なるほど、突然変異とは、そういう仕組みで起こるのだ。」と納得しました。
    カンブリア大爆発のような、生物の多様性が増加する時期が、どうしてあるのか。その仕組みの理解までできました。

    0
    2022年04月02日

    Posted by ブクログ

    最終章を読むと、微細なウィルスから宇宙に話が広がり突拍子がないように思われるが、よく腑に落ちる。環境問題もそうだが、地球の歴史を思うと人間の活動による環境破壊なぞはけし粒ほどのことだと思うし、今般のウィルス騒動もそのけし粒の一部でしかない。
    嫌気性の生物しかいなかった地球を想像すれば、環境問題において何が正解なのか倒錯した気分になる。
    人間が地球を支配していると言うのは幻想に過ぎないよ。

    0
    2022年01月14日

    Posted by ブクログ

    ウイルスと人類の関わり。その前段階で哺乳類が保有するウイルスに接触したことによる感染には有害、または無害なウイルスがあったり、ウイルスの不思議を学べる。
    人類が知見しているウイルスは氷山の一角で、まだまだ研究の予知があり、人類の脅威となるウイルスに出会ってしまう可能性があるそう。

    0
    2026年02月22日

    Posted by ブクログ

    ・一回通読。なんとなーくで分かった気になってたウィルスのことを、正しく理解しなおすためには最適な本
    ・驚いた点、面白かった点の主なところは下記
    ・ヒトに対して病原性のあるウィルスは、ウィルス全体からみると氷山の一角であること。ウィルスの構造も多岐に渡っていて、インフルエンザなんかRNAが7、8個の分節になっていること。ヒトのゲノムの内訳として、体組織の形成に関わる部分はほんの僅かで、内在性レトロウィルスの方が割合が大きいし、よく分かってない部分の割合が半分も占めていること。

    0
    2024年07月31日

    Posted by ブクログ

    「僕らはみんなで、生きている」

    ウイルスというと、人間を病気にするもの、悪いものとばかり捉えがちですが、そればかりではないのがわかりました。
    いつの間にか、ウイルスのゲノム配列が他の生き物に入っているとは、知りませんでした。

    コロナウイルスについて知りたいと購入したのですが、そちらについてはあまり解説されていません。
    それでも、未知の世界は面白い。

    0
    2022年08月18日

    Posted by ブクログ

    すごく面白かった!文献も示されていてなかなかよかった。
    獣医学とウイルス学の関わりは、考えればまぁ重要だよなと思うが、今の世の中医学とウイルスの話ばかりなので、なかなか楽しい読み物だった。ウイルスは人間だけと関わってるわけじゃないし、他の動物にも目を向ければコロナの収束のヒントになるかもしれないなと思ったり。
    レトロウイルスに関してはあまり知らなかった上に、少し難しかったがまずまず理解できた。たくさん予算つくといいですね。

    0
    2022年04月14日

    Posted by ブクログ

    獣医でウィルス学の研究者である筆者によるウィルスの解説書(入門書?)。

    人間しか診ない医者は新型コロナは未知の病原体というが、動物界も含めてコロナウイルスを熟知する筆者の「ありふれたウィルス」という指摘にはうなずけるし、これまでの展開はその通りになっている。

    0
    2022年02月21日

    Posted by ブクログ

    コロナだけでなく、幅広くウィウルスについて取り扱う。レトロウィルスの話とか、一筋縄でいかない専門的な話をわかりやすく書いてあって面白い。
    でも一番面白いのは、とにかく俺たちの研究に金回してくれよ、という叫びを素直に書いてるとこかな。そこまで言って委員会で、本当に叫んでらっしゃったのを思い出す。

    最近辛そうなので、立ち直ってほしいな。

    0
    2021年12月18日

京大 おどろきのウイルス学講義 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    PHP研究所
  • 掲載誌・レーベル
    :
    PHP新書
  • タイトル
    :
    京大 おどろきのウイルス学講義
  • タイトルID
    :
    939113
  • ページ数
    :
    224ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年04月23日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

PHP新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

宮沢孝幸 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す