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楽しい内容でした。文系で経済学を専攻していました。経済は実験ができません。この本を読み、これまで思考実験をしていたということが改めて認識しました。
どうしても理系の思考実験が面白く感じますが、社会経済の予測での思考実験の事例が多いと面白いと思いました。社会経済の予測は思考実験とは言わないかもしれませんが。
Posted by ブクログ
微妙にロジカルな流れになっていない
思考実験の場合分けで、そのあとの解説と1対1になっていないので、ちょっときもちがわるかった。
作者がおおらかな方なのか、細部の整合性がとっても気になりました
前段は、思考実験の進め方
後段は「思考実験」の例を並べた、図鑑のよう
<思考方法の整理>
演繹法 ディダクション
帰納法 インダクション
仮説演繹法 アブダクション ⇒ 思考実験の主論理
①観察事実に基づき、仮説を立てる(帰納法)
②その仮説から生起する現象を予測する(演繹法)
③その予測が観測事実と一致するかどうか
④検証 一致すれば仮説として十分に考察の対象となる
不一致であれば、仮説が否定される⇒仮説の修正もしくは、別の仮説を立てる
背理法(3章)
数学のようにきれいな公理系での論理でなく、自然を相手にしているからか
きちんと論理的にみえないのも違和感あり、数学ではあまり出会わない
アブダクションにあいまいさを感じました。
実験しない実験は、思考実験以外にも、コンピュータシミュレーションがある
<思考実験の進め方>
何かを思いついたら、過去に似たような経験がないか探してみる
よけいなものはすべて排除して必要な要素だけを思い描く
<思考実験の図鑑>
・アインシュタインの自由落下するエレベータ
・マックスウェルの悪魔
・シラードのエンジン
・テセウスの船
・人間の転送機問題
・シュレディンガーの猫 等
<意思決定と思考実験> 決定基準というのがおもろかった
・意思決定理論の決定基準が紹介されている
ラプラス基準 どれも同じ確率で発生すると仮定する
ワルド基準 最悪なことが起きた場合もっともましな選択肢をとる
ハーヴィッツ基準 最大値と最小値にある特定比をかけてそれが最大となる(ワルド基準の中間)
サヴェッジ基準 機会損失を最小とする
目次は、以下です。
はじめに
第1章 思考実験を始める前に
第2章 実験とはなんだろうか
第3章 思考実験の進め方
第4章 思考実験の分類
第5章 批判と弁護のための思考実験
第6章 問題提起のための思考実験
第7章 判断や解釈のための思考実験
第8章 教育的な思考実験
第9章 意思決定と思考実験
おわりに
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