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子供の頃からの夢「ドラえもんをつくる」ために、神経科学や認知科学を武器に本気で最新のAI開発に取り組む、新進気鋭の研究者が語る人とロボットの未来論。漠然と「ドラえもんをつくりたい」と夢見ていた著者。小学生のころからロボットをつくり始めて大学在学中から本格的に研究を行い、「みんなとドラえもんをつくる」ことを決意する。単なるロボットとしてではなく、人とのかかわりや人間がもつ感情や心に注目。「人間」を徹底的に研究し、最新のAIやHAIをもとに、本気で「ミニドラ」づくりに取り組む。各分野のエキスパートや仲間の力を借りて、誰にも相手にされなかった夢を一歩ずつ現実に近づけていく。 【目次より】●序章 人を幸せにする心をもった存在 ●第1章 現在のAIはどこまでできるのか? ●第2章 ドラえもんはこうしてつくる ●第3章 ミニドラのようなロボットを、みんなで育てる ●第4章 仲間とつくるドラえもん ●第5章 HAIのテクノロジーが日本から世界へ
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Posted by ブクログ
「ドラえもんを作る」ために、「(外見を)ドラえもんに近づけない」という一見矛盾したことを、
非常に納得感を持って理解することができました。
このことの根底にあるのは、工学的な技術向上と、人との関わりという認知科学の要素が合わさったHAIという思想。
絶対的に優れたものを作る、ではなく、実装を見据えた上での、人との関わりの中での最適解を作る、という考えは、目から鱗であるとともに、
(ロボット研究からは程遠い分野ですが)自分の仕事に活かせる発想だなと思います。
また、完成品をいきなり出すのではなく、
未熟な状態から成長していく過程を見せる、そして、ユーザーを開発に巻き込む、
ことはとても今の時代に合っているなと感じました。
Posted by ブクログ
前半はなんだかダラダラとしつこい様な文で、途中で読む事を辞めようかとも思ったが、最後まで読んで正解。
そこには「ドラえもんを作る」という夢に自信が持てない過去の自分がいるからなのだと勝手に思うが、
「ドラえもんとは何か」から着想し、人が補完する不完全なロボット、それはHAIの技術だと結びつける。
知識を点と点で繋げていき、掛け算となり、それが人と人との関係まで広げていく。
ドラえもんはそのうち出来るんだろうな、と思えてくるし、
その為には我々人類も独りよがりにならずに、背中を預け合っていく必要があるんだろう。
その考え方が未来的で先進的なのかも知れない。
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