筆保弘徳の作品一覧
「筆保弘徳」の「異常気象と気候変動についてわかっていることいないこと」「こちら、横浜国大「そらの研究室」! 天気と気象の特別授業」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「筆保弘徳」の「異常気象と気候変動についてわかっていることいないこと」「こちら、横浜国大「そらの研究室」! 天気と気象の特別授業」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
タイトル通りの内容。
台風については、わかっていないことが案外多いことがよくわかりました。
気象衛星からの雲の写真を見ると、気象のことは何でもわかっているかのような気になりますが、そもそも、気象現象に関する微分方程式は非線形であることがわかっているわけで、しかも、観測のメッシュは、まだまだ荒く、測定値そのものにも誤差がつきまとうため、どんなに頑張っても、気象について100%の正解を得るのは不可能なのです。
だからといって、完全な当てずっぽうではないのが、学問としての気象の魅力かもしれません。
努力すれば努力するほど、正解に近づけるわけですし。
20年前、天気予報は、当てにならな
Posted by ブクログ
温暖化、大雪、PM2.5など、一般の人にもなじみの深い気象現象などを第一線の科学者がわかり易く説明してくれています。
データは専門的でもかみくだいて説明されているので、専門でなくても理系の高校生(おおざっぱな理解なら中学生でもなんとかいけるか)や大学教養くらいなら充分理解可能かと思います。
第五章では近年話題のPM2.5について詳しく説明があります。
・PM2.5の濃度が高くなり、大気が霞む状態を、気象用語では「煙霧」という、とのこと。
・・・ 以前、東京が非常に霞んで、TVで「煙霧」が発生と言っていましたが、状態を表す気象用語と、その実態が何であるかという知りたい事はまた別ということなん