小説作品一覧
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-ソフトウェア開発で億万長者になったジョーは、前触れもなく広場恐怖症になった。かつては広い空の下を自由に歩き回っていたのに、いまでは彼と広い空のあいだには何トンもの岩盤が広がっている。外に出られなくなり、ニューヨークの地下──グランド・セントラル駅の下にある屋敷で暮らすことを余儀なくされているのだ。介助犬エジソンとともに地下鉄の線路沿いに日課の散歩に出た彼は、ある日、謎の男に遭遇する。れんがの壁にハンマーを叩きつけ、男はなにかを探しているようだ。のちにその男は、死体となって発見され──。
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3.030歳の日葵は、疲れきっていた。ブラック企業に疲弊して勢いでやめたものの、再就職しようにも気力がわかない。不安で押しつぶされそうなある日、普段通らない路地裏に、古民家のお弁当屋さんを見つける。イートインもあるらしい。気づけば、いい香りの焼肉の香りに誘われてお弁当屋さんへ。お弁当の中に、牧歌的な雰囲気や安らぎなどがぎゅっと詰まっている気がした。店内にシェアハウスを募集している貼り紙を見つけ、思い切って申し込むことに。弁当屋の店主・菜月は、口数が少なく職人気質で、テキパキと仕事をする。その姿を見ているだけで安心できた。古民家の庭は木や花が植えられていて、猫や野鳥も自由に入ってくる。料理が苦手な日葵は調理の手伝いはできないが、店を手伝ったり植物の世話をしているうちに、地域の人たちと知り合っていく――。
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-読めば元気になれる、最高&最強のシスターフッド小説、登場! 家族仲がしっくりいかず、生き方に迷う主婦。16歳になる直前まで自分が在日韓国人だと知らなかった姉妹。ゲイであることに葛藤する男子高生。血の繋がった子どもを持てなかった母親。プロムを開催すべく奮闘する女子高生たち――ままならない毎日に悩み惑う人たちの一歩を描く、心に灯をともす物語。
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-母・雪江のお供で城崎温泉に出かけた 浅見光彦が、幽霊ビルで三人目の犠牲者に 遭遇! 警察は自殺と断定するが…。 浅見光彦は母親の雪江のお伴で兵庫県の城崎温泉を訪れた。 彼には但馬に残る土蜘蛛伝説の取材もあり、郷土史家の安里家を訪ねたが孫の利昌が応対に出て、何の成果も得られない。 翌日光彦は、レンタカーで母親と出石へ行く途中、かつて金の先物取引の詐欺事件で有名な保全投資協会の幽霊ビルで、 3人目の死者が出た事件に遭遇する。 警察では3人共自殺としたが、彼の勘では他殺である。 そこで第1の死者、水野を調べ始めた光彦は、出石焼の作陶家の娘、矢沢まゆ子と再会―思いがけず但島伝説と殺人事件を繋ぐ接点に…。 長篇傑作ミステリー。 自作解説、浅見光彦ミステリー紀行の 当該作エッセイ、山前譲氏の解説を収録した 決定版!
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3.7犬だけが知る真実とは―― 驚嘆&感動の長編ミステリー 都内の高級住宅地で一人暮らしの老女が殺害された。部屋には、かつて犬を飼っていた痕跡が残されていた。 一方、雑誌記者の鶴崎は、あるスクープをモノにするためコンビニでアルバイトを始め――。 人と犬の絆に感涙、想像を超える展開に一気読み必至の傑作ミステリー! ※犬はつらい目にあいませんので、愛犬家の皆さまも安心してお読みください。 解説/村井理子 ――作家からも感嘆の声続々!―― 「細かい違和感を憶えておいて。最後に『なるほど』と思うから」――貫井徳郎さん(作家) 「人生のほとんど全てを失ってしまったかのような人間が、一匹の犬と巡り会う。 他者から見れば寂しい人生かもしれないが、一人と一匹にとっては、とても豊かな時間が流れていくに違いない。 それがはっきりと見えるラストに感動した」--村井理子さん(翻訳家・エッセイスト 解説より)
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4.3人生の交差点に立ったとき、 伝説の空色タクシーは現れる。 もしも「あの時」に戻れたら、 誰に、何を、伝えますか―― とめどなく、泣いて、泣いて、泣く! 切なく温かな人間ドラマに、感動の涙が止まらない! その変哲もない黒タクシーは、辛い過去を抱える者にだけ「空色」に見えるという。 ドライバーの四井創空(よつい そら)は、そんな不思議なタクシーで彼らを「目的地」へと連れて行く。 ――それは、時空を超えた「乗客の後悔が残る場所」。 「あの時」に時間を巻き戻して、大切な人へ伝えたい言葉がある。 果たして人生の岐路に立つ乗客たちは、降車先で誰と会い、何を得て、未来への一歩を踏み出すのか。 癒しのヒューマンファンタジーの名手・いぬじゅんが、人生を旅するあなたへ捧げる、極上の感涙作品!
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-九州新幹線車内から五歳の幼児が誘拐された! 鹿児島中央駅の監視カメラに映った不審な女が殺され第二の誘拐事件が! 開通まもない九州新幹線「つばめ」の車中から、五歳の幼児・福田翔が誘拐された。 犯人の要求は、翔の父・啓介が勤める山川薬品で極秘開発されたエイズ新薬の化学式とサンプル。 やむを得ず啓介は、研究室から化学式とサンプルを盗み犯人に渡す。 翔は無事解放されたが、なぜか化学式とサンプルは元の場所に戻っていた。 警察は、鹿児島中央駅の監視カメラに映った不審な女性を追うが、彼女は東京・お台場で死体で発見。十津川たちは被害者・木村綾子の手がかりを求め捜査を開始した。 その矢先、第二の誘拐事件が発生し…。 傑作長篇ミステリー。
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-浅見光彦、わらべ歌の謎に挑む! 〈はないちもんめ〉に秘められた過去の忌まわしい記憶と連続殺人! 自作解説、浅見光彦ミステリー紀行の当該作品エッセイ、山前譲氏の新たな解説を付して決定版として刊行。 将来を大いに嘱望される新進ピアニスト三郷夕鶴は、父伴太郎の誕生会の日、見知らぬ男から父への伝言を手渡された。 紙片には「はないちもんめ」とだけ書かれていたが、それを見た伴太郎の表情はかげった…。 伴太郎の古い友人で古美術商の甲戸天洞の娘麻矢は夕鶴の親友。 「はないちもんめ」の意味を探るため、夕鶴はルポライターの浅見光彦に会うが、同席するはずだった麻矢から、天洞の死の報せが…。 傑作長篇ミステリー。
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5.0見慣れた道、見知らぬ恐怖。 東京から大阪まで、東西を結ぶ日本の動脈・国道1号。 この道は、古の東海道を受け継ぎ、時代を超えて人々の恐怖を映し出す。 東京・日比谷公園の噴水から這い出る黒い塊。 神奈川・鶴見に出没する謎の“猿”。 静岡の海岸沿いに眠る首塚の祟り。愛知の神社に伝わる禁忌。 三重・1号線沿いの忌まわしい事故物件。滋賀・琵琶湖に沈む数々の事件。 京都・市内で忽然と消えた道。大阪・淀川の河川敷に埋められた闇――。 恐怖は、確かにこの国道に息づいている。 道を辿るごとに、異形があなたの日常を侵食する。 気鋭の怪談作家たちが紡ぐ、戦慄の書き下ろし実話怪談集。
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4.3亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。コロナ禍で部活動が次々と制限され、楽しみにしていた合宿も中止になる中、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」も今年は開催できないだろうと悩んでいた。真宙(まひろ)は渋谷区立ひばり森中学の一年生。27人しかいない新入生のうち、唯一の男子であることにショックを受け、「長引け、コロナ」と日々念じている。円華(まどか)は長崎県五島列島の旅館の娘。高校三年生で、吹奏楽部。旅館に他県からのお客が泊っていることで親友から距離を置かれ、やりきれない思いを抱えている時に、クラスメイトに天文台に誘われる――。
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3.8心の不思議にせまる長岡ミステリーの醍醐味! 窮地に陥った時、人は何をするのか? ーー長岡弘樹が紡ぎ出す短編には、考え抜かれ、磨き上げられた短さのなかに奥深さがある。ーー宇田川拓也(ときわ書房本店) 生活のなかで、ふとした心の隙間に忍び込む殺意や悪意が、蟻や、鳥、魚、犬、プラナリアなど、さまざまな生物と絡んで事件が発生する。 のぞきや、泥棒、殺人など、犯罪の背後にあるドラマを描き、謎解きだけではないミステリーの魅力を放つ。 その根底には温かなまなざしと伏線のしかけがめぐらされている。 心の揺れや、ゆがみが引き起こす犯罪&どんでん返しの妙を堪能する8篇の極上ミステリー。 仕事中の刑事が給油に立ち寄ったガソリンスタンドで、勤務していたのは外国人だった。そのとき、聞き慣れない鳥の鳴き声がした。 ある盗難事件の捜査過程で、その外国人従業員の友人が浮かんだ。彼は逮捕されたが、違和感が残る。その後、真犯人が判明したが……。(「巨鳥の影」) 語り手は新米刑事・空き巣男を女教師が正当防衛で殺人という通報。 侵入犯は教え子の父親だったと判明。小さなやせた息子に掃き出し口からしのびこませ、鍵をあけて泥棒していたという。父親は、息子をガリガリの状態のままにするため、食べさせず、虐待していた。 自宅に侵入された担任教師は犯人の父親をゴルフクラブで殴って殺した。盗犯等防止法が適用され、不起訴という判決が出た。その後、孤児となったその子の行く末は……。(「死んでもいい人なんて」) 隣室のキャバ嬢の部屋にそっと忍び込む。ときどき鍵をかけ忘れると知っている。 内気な学生のペットは蟻だけ。柑橘系の彼女の香りを吸い込む。 そのとき大きな地震が起き、彼女が戻ってきた。そして蟻をペットに借りたいと彼女が訪れて…。(「水無月の蟻」) 医者の父から教わったのは、ホワイトボードマーカーで手鏡に描かれた魚が水に浮くということだった。それが思いがけぬ破滅を生んで……。(「鏡面の魚」) 他、ミステリ短編の醍醐味を堪能する4篇収録。
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3.940歳以上独身女性限定の若葉荘へようこそ! 「ここ数年で私たちの誰もが味わった痛みを、癒しのシェアハウスが包み込んでくれる…… こんな場所に住みたい、いや、こんな場所で死にたいと思った」 原田ひ香さん、絶賛! そこは、「ひとり」で生きることを支えてくれる 40歳以上独身女性限定のシェアハウス。 40歳を迎えたミチルは、小さな洋食屋「アネモネ」でアルバイト店員をしている。仕事は気に入っているものの、世界に蔓延する感染症の影響で収入が激減。いつか元通りになると信じ貯金を取り崩しながら生活していたが、いよいよ転居を余儀なくされてしまう……。 そんなミチルを温かく迎えてくれたのは、40歳以上独身女性限定のシェアハウス「若葉荘」だった。それぞれ事情を抱える女性たちが、迷いながらもたくましく生きる様を見て、ミチルは自分の幸せを、他の誰でもない自分で叶える術を身につけていく。 「明日」が不安なあなたへ。寄り添い、勇気をくれる物語。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『若葉荘の暮らし』 の文庫版となります。
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4.0実の父娘が丹念に取材・蒐集してきた家と家族に纏わる最恐の百物語! 日本の伝統的な怪談会「百物語」。 怪談を百話語り終えると本物の怪が現れる…。 ・塞ぐそばから隣の部屋から開けられる壁の穴、その原因は…「隣人の異常行動」 ・元カノから送り付けられた日記には、別れた後に住む部屋の詳細が記されており…「日記」 ・窓の無い違法建築の家に隠された秘密「のっぺらぼうハウス」 ・後を付けてくる不審な車、ドラレコに記録されたとんでもない事実とは…「最期の視線」 ・呪物の人形に翻弄される家族、取材者の予測をはるかに裏切る結末「傀儡の家」 ――他、娘・沫と父・筆者の親子が渾身の取材から紡ぐ体験者の実在する百物語。 そしてどこに隠された最後の一話、百話目で語られる戦慄の怪異とは!?
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-エリート官僚の妻が殺害され、事件をスクープした週刊誌の編集長も殺された!? 謎が謎を呼ぶ傑作長篇ミステリー! 東京・井の頭公園の道路脇に停車していた車の中で、女性が殺害されていた。被害者は青木美加、三十六歳。国土開発省エリート官僚の妻だった。解剖の結果、妊娠が判明したが、夫の子供ではなかったのだ! 十津川らは極秘の捜査を開始するが、難航した……。厳重な箝口令が敷かれたにもかかわらず、事件が週刊誌にスクープされ、さらに記事を書いた編集長も殺害される。困惑する捜査本部。そこへ犯人の名前が記された手紙が届く! 差出人の“シャドーX”とは何者か? 事件は予想外の展開を見せ始める…。傑作長篇ミステリー。
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4.0本に秘された謎、倶楽部が明かします。 「誰かを不幸にする 名探偵なんていりません!」 圧巻推理に絶賛続出! 人が死なないミステリー ーーー 大学の一角を占有する謎の団体〈名探偵倶楽部〉。 一員である白兎と後輩の志希は、 路上で倒れた女性にある奇書の謎を解いてほしいと依頼される。 不可解な密室、消えた寄木細工の秘密箱、突如炎上する館。 不可能犯罪の数々が記された書籍「神薙虚無最後の事件」は残酷な真相を指し示すが――。 「誰かを不幸にする名探偵なんていりません!」 緻密で荘厳な、人が死なないミステリ。 【本格ミステリ界激震!】 活殺自在に読者を手玉にとるミステリセンス ーー辻 真先 多重推理の果てに現れる新たな景色 ーー麻耶雄嵩 虚構であろうと虚無ではなく。虚無ではなく。ただ、万雷の喝采を ーー奈須きのこ 読み進めるうち、この謎に本気で挑戦せずにはいられなかった ーー今村昌弘 論理遊戯【パズラー】生まれ、戯言拳闘【メフィスト】育ち。擦り切れ方を忘れかけた、ぼくらのための物語 ーー青崎有吾 名探偵の信念と贅沢な趣向。これは、懐かしくも幸福な玩具【おもちゃ】箱だ ーー阿津川辰海 何と技巧と細工に満ちたデラックスな探偵小説世界か ーー城平京 粗削りながら燦然と輝きを放つ才能の原石。瑞々しく魅力的な多重解決ミステリをご堪能あれ ――知念実希人 ※電子版には限定特典として、次巻の「試し読み増量版」を収録しています。
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-福岡で弁護士事務所を開業する一坊寺陽子のもとに同期の弁護士・桐生晴仁から2つの依頼がくる。ひとつは少女による実父殺しの弁護で、もうひとつは桐生自身にかけられた懲戒請求の請求人捜しだった。独身の陽子は桐生に淡い思いを抱きながらも、ふたつの事件を調べていくと、思わぬ真実が見えてくる。過去と現在、「ふたつの親殺し」があぶり出した衝撃の結末とは!? 現役弁護士作家によるリーガルサスペンスの傑作、待望の文庫化! ※本作品は2022年2月に刊行された単行本『正義の段階 ヤメ検弁護士・一坊寺陽子』を文庫化に際し改題し、加筆修正をしたものです。
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3.8新築の我が家は、事故物件!? 東京都S区の分譲住宅「畝目(うねめ)4丁目プロジェクト」。念願の新居に胸膨らませ引っ越してきた住人たちだが、ある家から死体が見つかった。 ここにはかつて、往年のスター・未唯紗英子が建てたアパートメントがあり、大量殺人事件が起きたという噂が――。土地の因縁か、事故物件か。 読みだしたら止まらない、中毒度100パーセント・ミステリー! 【目次】 Chapter 1. A区画 三浦邸 Chapter 2. D区画 戸井田邸 Chapter 3. B区画 田上邸 Chapter 4. 腐乱死体 Chapter 5. ゾンビ Chapter 6. E区画 藤倉邸&C区画 米本邸 Chapter 7. エイプリルフール エピローグ
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3.0もうすぐ死んでしまうとしたら、あなたは誰に、何を伝えますか? 残された時間を、大切な「あの人」と……。 その改札を抜けたら、もう一度だけ、愛する人に会える。 そこは「奇跡」が起きる駅。 絶対最泣――心揺さぶる、4つの《奇跡》の物語!! 「大切な人のことを頭に浮かべながら改札口を抜けてください。あなたを待っている人がいます」 ――天竜浜名湖鉄道の終点・掛川駅には、知る人ぞ知る『終着駅の伝説』がある。 案内人は、二塔と名乗る謎めいた駅員。 今日もまた、もう会えないはずの「あの人」の姿を探して乗客がひとり、駅に降り立つ…。 ヒューマンストーリーの名手・いぬじゅんが人生という旅を描く、静岡発「奇跡の物語」。 癒やしと再生、号泣ファンタジーの名作誕生!
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5.0混ぜるな危険!! 最恐若手タッグによる中毒性の高いヤバい話。 毒×毒、人×霊、呪×祟、超刺激的な競演が誕生! 脳髄まで蝕む毒の甘い余韻を最期まで楽しむ…。 遺品整理の現場で目にした家中を移動する影は…「影のまま生き続ける」 制作過程で魂が入ってしまった人形はホルマリンの瓶に漬けられており…「人形剥製師の告白」 カッパ池の祠で子供たちが体験した衝撃怪異…「神に堕ちる」 身体の一部の柄が描かれた不思議なトランプの記憶とは…「ババヌキ」 人の死期がわかるというある駅清掃員の日常…「巣立ちの時」 30年に一人必ず会社の神に捧げられてきたという生贄、おまえはたぶんその後任だ…「苦肉の策」 ほか、体験者の実在するひたすら怖い話全47話! 読めば「毒」の虜と化す!
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3.7働く女子にエールを!超前向きお仕事小説。 「やれることをやれ、目の前の仕事に全力で取り組め。そうしているうちに…動かねえと思ってたもんが動き出したりするもんなんだ」そんなメッセージが込められた人気小説が文庫化です。 今日も明日も、心身共にハードワークが待っている…! そこは、テレビドラマ制作の現場。主人公の時崎七菜(31才)は、制作会社のアシスタントプロデューサ-(AP)。尊敬するプロデューサー(P)の上司・頼子をお手本に、連続TVドラマ『半熟たまご』の現場で日々格闘中。クセの強い面々との仕事には、毎日トラブルが頻発状態。元来マジメで不器用な七菜は、トラブルがあった時も、美味しいロケ飯を心の支えにひとつひとつ乗り越えていく。そんなある日、先輩の頼子からPを引き継ぐことに。次々と襲いかかるピンチ。そして、ついには前代未聞の大ピンチに!果たして、七菜はどうする? 働き方改革、パワハラ、モラハラ、働く女子の恋愛事情・・・・・・イマドキのお仕事問題をはらみつつも、ハートフル。働く女子の背中を包み込み、優しく押してくれる、令和版前向きお仕事小説です。読めば元気になること、間違いなし、です! ※この作品は過去に単行本として配信されていた『働く女子に明日は来る!』 の文庫版となります。
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3.4あらゆるホラージャンルにおける最高級の恐怖を詰め込んだ、豪華アンソロジーがついに誕生。宮部みゆき×切ない現代ゴーストストーリー、新名智×読者が結末を見つける体験型ファンタジー。芦花公園×河童が与える3つの試練の結末。内藤了×呪われた家、三津田信三の作家怪談、小池真理子の真髄、恐怖が入り混じる幻想譚。全てが本書のために書き下ろされた完全新作! ホラー小説の醍醐味を味わうなら、まずはここから! 宮部みゆき「あなたを連れてゆく」 新名智「竜狩人に祝福を」 芦花公園「月は空洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ」 内藤了「函」 三津田信三「湯の中の顔」 小池真理子「オンリー・ユー――かけがえのないあなた」
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4.0服を見ればその人のすべてがわかる──被害者の痕跡に寄り添って未解決事件の真相に迫る、乱歩賞作家の新機軸クライム・ミステリー! 東京の高円寺南商店街で小さな仕立て屋を営む桐ヶ谷京介は、美術解剖学と服飾の深い知識によって、服を見ればその人の受けた暴力や病気まで推測できる技術を持っていた。そんな京介が偶然テレビの公開捜査番組を目にする。10年前に起きた少女殺害事件で、犯人はおろか少女の身元さえわかっていないという。さらに、遺留品として映し出された奇妙な柄のワンピースが京介の心を捉える。10年前とは言え、あまりにデザインが時代遅れ過ぎるのだ。京介は翌日、同じ商店街にあるヴィンテージショップを尋ねる。1人で店を切り盛りする水森小春に公開捜査の動画を見せて、ワンピースのことを確かめるために。そして事件解明に繋がりそうな事実がわかり、京介は警察への接触を試みるが……。
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3.3とある犯罪組織に対抗するために設立された特殊情報管理室。そこに配属された桜庭有彩には特殊能力があった。その能力を使うことで事件解決の糸口を見つけるが、数々の猟奇的な事件に巻き込まれることになり――。
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4.1業を背負う男たち、奇蹟のロードノベル。 兄さん、今からあんたを殺しに行くよ――。 大阪ミナミでカレー屋を営む三宅紘二郎のもとに、ある日一通の絵葉書が届いた。葉書に書かれた漢詩に、紘二郎の記憶の蓋が開く。50年前、紘二郎の住む廃病院で起きた心中事件。愛した女、その娘、彼女たちを斬殺した兄……人生の終盤を迎えた紘二郎は、決意を固めた。兄を殺す、と。 思い出の旧車を手に入れ、兄の住む大分日田へ向かおうとする紘二郎の前に現れたのは、中古車店の元店長を名乗る金髪の若者・リュウだった。紘二郎の買ったコンテッサはニコイチの不良車で危険だと言う。必死に止めようとする様子にほだされ、紘二郎は大分への交代運転手としてリュウを雇うことに。孫ほど年の離れた男との不思議な旅が始まった。 かつて女と暮らした町、リュウと因縁のある男との邂逅、コンテッサの故障……道中のさまざま出来事から、明らかになってゆく二人の昏い過去。あまりにも陰惨な心中事件の真相とは。リュウの身体に隠された秘密とは――? 旅の果て、辿りついた先で二人の前に広がる光景に、心揺さぶられる感動作。2020年直木賞候補となり、いま最も注目を集める作家が贈る、渾身の一冊。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『緑陰深きところ』 の文庫版となります。
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4.1美しく可憐な少女は、 「不老不死」のアイドル? 楯石希津奈。十五年以上前にアイドルとして活動していた少女が、当時とまったく同じ外見で現れた。 患者の姿に驚いた精神科部長の墨田淳子は、統括診断部の天久鷹央に診察を依頼する。 だが、その矢先、父親によって希津奈は連れ去られてしまい……。 ミイラ化した遺体。自殺からの復活。不老不死は実在するのか? 現役医師が描く医療ミステリー! 書き下ろし掌編「天国への道」収録。 出版社名「新潮社」より過去に配信された作品に加筆修正し、新たに書き下ろし掌編を加えた『完全版』となります。重複購入にはご注意ください。
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3.6その悩み、一人で抱え込まずお気軽に無法律へ。 学園祭で賑わう霞山大学の片隅。法学部四年・古城行成が運営する「無料法律相談所」(通称「無法律」)に、経済学部三年の戸賀夏倫が訪れる。彼女が住むアパートでは、過去に女子大生が妊娠中に自殺。最近は、深夜に赤ん坊の泣き声が聞こえ、真っ赤な手形が窓につくなど、奇妙な現象が起きているという。戸賀は「悪意の正体」を探ってほしいと古城に依頼するが……。リベンジポルノ、放火事件、毒親問題、カンニング騒動など、法曹一家に育った「法律マシーン」古城と、「自称助手」戸賀の凸凹コンビが5つの難事件に挑む!
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3.8第2回次世代作家文芸賞特別賞受賞作! 競プロ部を生まれ変わらせたいーー大学生の愛奈は、部長の小百合に誘われて競技プログラミング部に入部した。プログラミングスキルを競い合う団体競技で、目標はなんと全国大会出場!小百合ともう一人の部員・凉子とともに厳しい練習を重ねる愛奈。しかし三人の前には高すぎる壁が立ちはだかり……。 紡がれていく英数字と記号にこんなにも心躍るのか。 いまだかつてない「競プロ小説」が誕生! 第一章 出会い 第二章 乙女たちの始動 第三章 ブレイクスルーを求めて 第四章 強敵 第五章 Blue Water, Blue Sky 第六章 天高く乙女肥ゆる秋 第七章 試練の向こう側 第八章 ラスト・デイズ 終 章
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5.0消えた岡っ引きの父と、溺れ骸を結ぶ謎の器。 おまきは岡っ引きの父・利助を探していた。 火付けの下手人を追ったまま、行方知れずになっていたのだ。 手がかりは父が遺した、漆が塗られた謎の容れ物の蓋だけ――。 いったいどんな容れ物なのか? そして身はどこにあるのか? おまきは材木問屋の息子・亀吉、目の見えない少年・要の力を借りるが、なかなかもつれた糸は解けない。 そんなある日、大川に揚がった亡骸の袂から漆塗りの容れ物が見つかったと臨時廻り同心の飯倉から報せが入る。 しかし、なぜか蓋と身が取り違えられているという。 後に、父の遺した蓋と亡骸が遺した容れ物は一対だったと判るが……。 父は生きているのか、亡骸との繋がりは? 容れ物は誰のものなのか? おまきたちは、新しい手がかりをもとに下手人を探すべく、江戸の町を奔走する! 虚を突く真相に落涙する、第一回警察小説新人賞受賞作。 ※この作品は単行本版『恩送り 泥濘の十手』として配信されていた作品の文庫本版です。
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-長野県松本市の住宅街で8月の白昼、火事が発生。住人の上条貞彦夫婦と住み込みのお手伝いが焼け出された。放火の疑いが濃厚だった。捜査の結果、付近の防犯カメラに映っていた初老の男に容疑がかかる。一方、観光で松本を訪れていた男が、泊まっている宿の名前も場所もわからないと、交番に保護された。自分の名前すら思い出せないという。その男が防犯カメラに映っていた男によく似ているとの情報を得た、松本署の刑事・道原伝吉の捜査が始まった! 静岡市清水区に住む味川星之助と断定されるが、味川は認知症を発症しており、自分の行動を覚えていないことが判明する。やがて、日本平で味川の刺殺体が発見された! かつて、味川の父親が疎開していた松本郊外の家が二度にわたって放火された事実を掴んだものの、道原たちの捜査は暗礁に乗り上げる…。会心の長篇ミステリー。
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-初文庫化! 解説 篠田節子 棟居刑事は出張先の四国霊場・遍路宿で元区役所吏員の野田と相部屋になる。 彼は現役時代に世話した行路病者やホームレスの遺書を、遺族に届ける旅をしていた。 その日、所持していた遺書の主は、新宿中央公園で就眠中を襲われ死亡したホームレスだった。 娘のために買い、身につけていたネックレスが死亡時に紛失していたという。 そのネックレスが、東京で起きたコンビニ強盗事件の防犯カメラに映っていたのだ(表題作より)。 切ない余韻が美しい、ロマンティック・ミステリーの最高到達点! 全9篇。 初文庫化! 解説 篠田節子 ケルンの一石 遺書配達人 不倫車 花びらの残る席 青春の破片(かけら) 戦場の音楽祭 異国の風 迷惑屋 人生の駐輪場
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3.8「力が必要だ」――母と自分を虐待し別れたろくでなしの父親に復讐するため、暴力団員を目指す聖。中華料理店でアルバイトをしながら、神戸の金坂組のバッジをもらうチャンスを狙う聖は、組に出入りするサングラスをかけた迫力十分の男に弟子入りを懇願する。だが、男は素姓はそのうちわかると言い残し闇の奥へ消えた……(「聖」)。 組織に生き、事件と隣り合わせの警官たちの生きざま。 「孤狼の血」シリーズの柚月裕子、『スワン』『爆弾』で注目の呉勝浩、「刑事犬養隼人」シリーズの中山七里など、ミステリー界を背負う注目作家たちによる、豪華警察小説アンソロジー!
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