雷神(新潮文庫)

雷神(新潮文庫)

935円 (税込)

4pt

あの日、雷が落ちなければ、罪を犯すことはなかった――。埼玉で小料理屋を営む藤原幸人(ゆきひと)を襲った脅迫電話。電話の主が店に現れた翌日、娘の夕見(ゆみ)から遠出の提案を受ける。新潟県羽田上(はたがみ)村――幸人と姉・亜沙実の故郷であり、痛ましい記憶を封じ込めた地だった。母の急死と村の有力者の毒殺事件。幸人らが村を訪れると、凄惨な過去が目を醒まし……。最後の一行まで最上級の驚愕が続くミステリ。(解説・香山二三郎)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

雷神(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    作者ならではの複雑なプロット、サスペンス的な要素。丁寧に繰り返させるトリックの説明にはややめんどくささを感じるが、それでもよくこんな幾重にも重なるトリックを考えつき、それをうまくまとめ上げたなと感心します。最後にトリックを解説する迄は犯人には気がつきませんでした。作者お得意の「言葉の解釈の違い」で読

    0
    2025年07月13日

    Posted by ブクログ

    おもしろかったー!

    なに?なんで?どういうこと??って謎がどんどん増えていくので結末が気になりすぎて、
    後半に向けて読むスピードがどんどん上がって、推理してみる暇もなく一気に読んだ。

    ラスト1行まで驚愕~!みたいな宣伝文句で期待値が上がりすぎちゃったのはあるけど、
    それでも綺麗に伏線回収されてい

    0
    2025年05月07日

    Posted by ブクログ

    全体として暗い物語。殺人者の子どもとして生きなくてはならなかった姉弟が雷と記憶に隠された真実に辿り着くまでの物語。
    重いストーリーではあるが、随所に施された仕掛けが最後に的を射抜く感じはさすが。期待通りの面白さ。

    0
    2025年05月05日

    Posted by ブクログ

    ちまたでは【神】三部作 とよばれる
    「龍神の滝」「雷神」「風神の手」のうちの1冊。

    道尾秀介さんの著書 「背の眼」 のようにその土地に残る民習や習慣・行事のようなものが深くかかわってくる話で、読み進めるたびに引き込まれていきます。

    文庫本の裏のあらすじに「あの日、雷が落ちなければ、罪を犯すこと

    0
    2025年04月11日

    Posted by ブクログ

    さすが道尾秀介ってかんじの終わり方。
    ちょっとずつ違和感あるような無いような伏線まみれで、気がついたらそーゆーことか、、に引き込まれた。
    ずっと暗くて希望のない展開だけど、それでもどこか希望を探してる感じが道尾秀介の気持ち良い気持ち悪さでした

    0
    2025年03月05日

    Posted by ブクログ

    私にとっては初の道尾秀介作品でした。
    そういうことだったのかという、予想外の真相が次々と明らかになり、一気に読んでしまいました。
    でも、読み終わったあと、私のなかを満たしたもの--それは、謎解きのおもしろさだけではなかった。
    大切な人を守りたいという、必死の祈りの連鎖、それに対する深い敬意を感じずに

    0
    2025年02月15日

    Posted by ブクログ

    道尾さんの小説らしいどんでん返しが何ヵ所にもある一冊。ただ、ミステリー自体はやや強引な感じは否めないので、どんでん返しのためのミステリーという印象を私は感じました。ただ、物語の哀愁がとても出ておりミステリーとしてよりも日常や過去を思い出している描写がとてもいい感じだなと個人的には思いました。

    0
    2025年01月23日

    Posted by ブクログ

    さすがは道尾さん
    やっぱり面白い
    ゆっくり読もうと思ってたのに
    気になって気になって
    一気読みしちゃった

    あーそうだったのか
    すっかり騙された

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    前半のゆったり具合に比べ、後半の物語の加速度がすごい。逆に言えば、一気に後半に詰め込みすぎ感があり。
    最後2行のどんでん返しがすごい!と書かれていたが、そこは別にそんな…?っていう感じでした。衝撃的などんでん返しというにはちょっと弱すぎる。

    0
    2025年07月13日

    Posted by ブクログ

    物語全体の不穏な雰囲気や、丁寧な伏線回収がよかったです。個人的な好みの問題かもしれませんが、どの登場人物にもあまり感情移入できず、クライマックスもなんとなく淡々と読み進めてしまいました。ただ、ラストは虚しさのような余韻が感じられて好きです。

    0
    2025年05月25日

雷神(新潮文庫) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

道尾秀介 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す