鬼の跫音

鬼の跫音

550円 (税込)

2pt

刑務所で作られた椅子に奇妙な文章が彫られていた。家族を惨殺した猟奇殺人犯が残した不可解な単語は哀しい事件の真相を示しており……。(「ケモノ」)同級生のひどい攻撃に怯えて毎日を送る僕は、ある女の人と出会う。彼女が持つ、何でも中に入れられる不思議なキャンバス。僕はその中に恐怖心を取って欲しいと頼むが……。(「悪意の顔」)心の「鬼」に捕らわれた男女が迎える予想外の終局とは。驚愕必至の衝撃作!

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鬼の跫音 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    地味にずっと気になっていた道尾さんの短編集。
    いやーーー、全話怖かった。
    6篇からなる短編集でしたが、いずれも最後に唸らされ、流石道尾秀介!となりました。
    物凄い殺戮シーンやトリック、とんでもない動機などはありません。
    しかし、語り手の持つ特徴•プロットにより、ここまで恐ろしさを感じされられるなんて

    0
    2024年05月10日

    Posted by ブクログ

    全編残すことなく全てのシーンが暗くて冷たくて異様。シンプルかつ無駄のない文章で描かれる底気味悪い6つのストーリー。
    最後は毎回どんでん返し。予想できてしまうところも多かったけどそれでも満足できる面白さでした。

    鬼という言葉の語源は「隠(オヌ)」、つまり目に見えない存在を指す言葉だそうで、語源の通り

    0
    2023年10月30日

    Posted by ブクログ

    2006〜08年にかけて『野性時代』に掲載された作品を
    まとめて単行本化された、初の短編集。
    デビューからまだ2年、からの作品だから驚き。

    6つの物語からなる本作。
    どれも仄暗い物語ですが、
    不思議で幻想的なアプローチに一気に惹かれました。
    それぞれの作品が一筋縄ではいかず、
    必ず驚かせてくれると

    0
    2023年05月10日

    Posted by ブクログ

     ファンタジーとホラーの中間って感じがして、凄い不気味で良かったです。それだけになんか実際にありそうで怖いなと思いながら床につきます。

    0
    2022年09月25日

    Posted by ブクログ

    ホラー短編という括りでは、個人的は非常に好みの類い。不気味で少しグロテスクな世界観が良いが、読み疲れないライトなボリュームもまた重要かもしれない。
    『悪意の顔』は怪しい畳み方も含めて特に秀逸。

    0
    2020年12月16日

    Posted by ブクログ

    短編集全ての物語で、最後にゾクっとする一文で終わるところが道尾秀介だなぁと感じました。道尾秀介ワールド感がかなりあった気がします。

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    本作は、6篇の短編、そのどれもがミステリーでもホラーでもある独特の世界観をもっています。

    また、なぜかシンプルに犯罪を追っていくストーリーなだけなのに、ミステリーとしての要素があるから、これがまた不思議なんです。

    どの短編も、殺人や詐欺などの「犯罪」がでてきてそれに至った理由や背景、感情がリアル

    0
    2024年09月05日

    Posted by ブクログ

     ダークな道尾秀介先生の短編集で、後味悪いミステリー、ホラー、怪奇幻想小説というジャンルが収録されていてどの話も陰鬱としつつも続きが気になる構成になっていて面白かった。

    0
    2024年08月22日

    Posted by ブクログ

    人の内面に潜む鬼がテーマで、後味の悪さが楽しめました。

    独立した話だけれど、なんとなくつながっているような感覚が、奇妙さを増していました。

    0
    2024年05月28日

    Posted by ブクログ

    これも友人Kからお下がりでもらった一冊。

    久しぶりに道尾秀介の作品を読んで思ったことは、道尾秀介の情景描写の美しさ。

    その場の音や色や空気がまるでここにあるかのように感じられる彼の文章がやっぱり好きだと思った。

    構成は、6つの短編集。
    それぞれは独立しているけれど、パラレルワールドのようでどこ

    0
    2024年01月27日

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