無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで203万冊以上配信中!
夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
素晴らしい
夢中になって読みました。凄い。
物語はとんでもない方向に進んでいきますが、がんばってついていってください。
でもこれ、ミステリかな?ミステリとして読むとスマホ投げ飛ばしたくなるかもしれません。
でも、純粋に読み物として捉えれば、これは本当に素晴らしい。この常軌を逸したお話は、実は結構な人が共感できる世界を持っているのではと思います。
悲しくて寂しくて幻想的なお話です。
Posted by ブクログ
向日葵が咲かない夏はないじゃない、なお話(?)。
夏休み前の終業式、先生に頼まれ級友の家を訪ねるとS君が首を吊って死んでいた。しかし、彼の死体が消えてしまい、やがてS君は蜘蛛となって現れ、「僕は殺されたんだ」と訴える。近所では脚を折られ、石鹸を口に突っ込まれた状態の犬猫の死体が発見されている事件が発生していて、、、。
遺体消失の事件と並行的に犬猫事件の謎が次第に明らかになっていく。
蜘蛛のS君、主人公ミチオさんの妹ミカさん(3歳)、冷酷なミチオさんのお母さん、預言者(?)トコ婆さん、怪しげな担任の岩村先生、事件を知るかもしれないお爺さん、複数の登場人物たちの中にある違和感。
後半にあるどんでん返しで違和感がはれ、ラストにさらなるおおきなどんどんでんでん返しでどっへ〜となった。
以前、一度読んだことがあった気がしたけれど、あまり覚えていなかった。
おそらく後半のどんでん返しどまりで、その先の大どんでん返しに気づかずにいたからだと思う。
ラスト、なんでそうなるんだろうと考え、解説など読んで、ようやく納得のすんげぇねぇ、となりました。
Posted by ブクログ
終業式の日にプリントを届けた先で自殺していた友人、その死んだはずの友人があるものに姿を変えて主人公の前に現れる。
冒頭から奇妙な展開ではあるものの、小学生の目線で描かれていることで、不思議とリアリティーは落ちていない。
小学生の頃って、こんな不思議な妄想あったな、夢の話が現実のように感じてることもあったよな(本作とは関係ないが)と、小学生の頃の夏休み特有のカゲロウを見ているようなトロンとした世界観で物語が進んでいく。
話の内容は、他の評価にもあるとおり、決して明るいものではないが、ミステリー性も高いことから非常に引き込まれた。
不思議な作品、正直言うとぶっとんだ作品だとは思ったが、その奇妙な世界観はクセになるものがあった。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。