作品一覧

  • あなたのとなりにある不思議 ざわざわ編
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    1巻935円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本児童文学者協会70周年共同企画。人気児童作家40人が、"身近な不思議"を執筆。公募入選者10名を加え、怖い話だけど、最後にはくすっと笑える話、または楽しいお話だと思って読んでいると、最後にぞくっとしたり、感動したりする話など、短いけど、インパクトがあり、結末に驚きのあるような〈怖不思議面白い〉短編を集めたアンソロジーシリーズです。 作◎内田麟太郎/与田亜紀/やえがしなおこ/斉藤栄美/渡辺仙州/しめのゆき/あめのちはれ/村上しいこ/菅野雪虫/たからしげる 絵◎細川貂々/アカツキウォーカー/柴田純代/タカタカヲリ
  • 美雨13歳のしあわせレシピ
    3.7
    1巻1,540円 (税込)
    ある雨の日、学校から帰ると、かつおだしのいい匂いが立ちこめていた。ほら、包丁の音も。コトコト音を立てている鍋は、きっと肉じゃがだ。料理の苦手なお母さんがどうしたのかと台所をのぞくと……家事などしたこともない仕事人間のお父さんがエプロンをしていて、お母さんは家出した、と言う――! 元料理人の父と思春期の娘が、料理を通して次第に理解しあっていく物語。家族の回復を描く、心に美味しく幸せな気持ちになる作品

ユーザーレビュー

  • 美雨13歳のしあわせレシピ

    Posted by ブクログ

    表紙はふんわりほんわかとした感じだが、内容はなかなかどうして、今時の中学生や家庭の悩みがかなり盛り込まれている。

    美雨は、6月生まれ。ピアノ教室を開いている大好きなお母さんが名付けてくれた。しかし、中学入学二カ月後に、そのお母さんが家出をしてしまう。
    普段あまり話すことのない、お父さんと二人の生活が始まった。ぎこちない対話を通して段々とお父さんとの距離が縮まり、どうしてお母さんが出て行ってしまったのかも分かるようになる美雨。
    お父さんはお母さんにピアノの先生を続けて欲しかった。
    お母さんはお父さんに料理人の道を諦めて欲しくなかった。
    まるで「賢者の贈り物」のすれ違いのような両親の仲を、少し大

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    2019年12月17日
  • 美雨13歳のしあわせレシピ

    Posted by ブクログ

    ある日出て行ってしまったお母さん。お父さんが食事作りを担当してくれるようになり、主人公はお父さんが元料理人だったことを知る。料理を通じて家族の絆が取り戻されていく。

    0
    2017年03月09日
  • 美雨13歳のしあわせレシピ

    Posted by ブクログ

    第2章まで、主人公の美雨ちゃんがうじうじぐちぐちしていて気に入らず、読むのをやめようかと思った。
    でも、お父さんがなかなか面白く、朴訥ながらも芯が通っていてかっこよかったので先を読み進めることができた。


    家族も友達も、よく知っているつもりでも、本当はよく知らないのかもしれない。
    ちゃんとコミュニケーションがとれているかしら。
    自分に余裕がなければ誰かのことを気にかけてあげられないのかもしれない…。
    そんなことを思いました。

    普段の暮らしの中で見過ごしてしまいそうな誰かとのつながりって実はすごく大切なことなんだよって気付かせてくれるような本でした。

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    2016年12月09日

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