しめのゆきのレビュー一覧

  • 美雨13歳のしあわせレシピ

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    表紙はふんわりほんわかとした感じだが、内容はなかなかどうして、今時の中学生や家庭の悩みがかなり盛り込まれている。

    美雨は、6月生まれ。ピアノ教室を開いている大好きなお母さんが名付けてくれた。しかし、中学入学二カ月後に、そのお母さんが家出をしてしまう。
    普段あまり話すことのない、お父さんと二人の生活が始まった。ぎこちない対話を通して段々とお父さんとの距離が縮まり、どうしてお母さんが出て行ってしまったのかも分かるようになる美雨。
    お父さんはお母さんにピアノの先生を続けて欲しかった。
    お母さんはお父さんに料理人の道を諦めて欲しくなかった。
    まるで「賢者の贈り物」のすれ違いのような両親の仲を、少し大

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    2019年12月17日
  • 美雨13歳のしあわせレシピ

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    ある日出て行ってしまったお母さん。お父さんが食事作りを担当してくれるようになり、主人公はお父さんが元料理人だったことを知る。料理を通じて家族の絆が取り戻されていく。

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    2017年03月09日
  • 美雨13歳のしあわせレシピ

    Posted by ブクログ

    第2章まで、主人公の美雨ちゃんがうじうじぐちぐちしていて気に入らず、読むのをやめようかと思った。
    でも、お父さんがなかなか面白く、朴訥ながらも芯が通っていてかっこよかったので先を読み進めることができた。


    家族も友達も、よく知っているつもりでも、本当はよく知らないのかもしれない。
    ちゃんとコミュニケーションがとれているかしら。
    自分に余裕がなければ誰かのことを気にかけてあげられないのかもしれない…。
    そんなことを思いました。

    普段の暮らしの中で見過ごしてしまいそうな誰かとのつながりって実はすごく大切なことなんだよって気付かせてくれるような本でした。

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    2016年12月09日