作品一覧 2023/12/06更新 あなたのとなりにある不思議 びくびく編 試し読み フォロー アラビアンナイト 試し読み フォロー アラビアンナイト 試し読み フォロー with you 試し読み フォロー おはなしSDGs パートナーシップで目標を達成しよう シオンの花言葉 試し読み フォロー ぎりぎりの本屋さん 試し読み フォロー くりぃむパン 試し読み フォロー 紅に輝く河 値引きあり 試し読み フォロー ぐるぐるの図書室 試し読み フォロー 県知事は小学生? 試し読み フォロー ことづて屋 試し読み フォロー シタマチ・レイクサイド・ロード 試し読み フォロー 白い月の丘で 試し読み フォロー じりじりの移動図書館 試し読み フォロー ドリーム・プロジェクト 試し読み フォロー 野原できみとピクニック 試し読み フォロー フュージョン 試し読み フォロー フランダースの犬 試し読み フォロー 碧空の果てに 試し読み フォロー マスクと黒板 試し読み フォロー 木工少女 試し読み フォロー 谷中の街の洋食屋 紅らんたん 試し読み フォロー レガッタ! 試し読み フォロー レッドシャイン 試し読み フォロー YA! アンソロジー エール 試し読み フォロー 1~25件目 / 25件<<<1・・・・・・・・・>>> 濱野京子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー レガッタ! 水をつかむ 濱野京子 / 一瀬ルカ «「向くこと」と「やりたいこと」に向き合う» ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「ボートって楽しそう!」 主人公の飯塚有里が高校に入って何の気なしに始めたボートの面白さに惹かれ始め、仲間と共にボート競技に打ち込んでいく姿を描いたこちらのお話。 有里の心情だけでなく、水の音やボートを漕ぐ感覚までもが伝わって来...続きを読むそうなほど臨場感のある描写が魅力的なこちらのお話を初めて読んだ時、私はボートの魅力に惹かれ、面白そうだな、自分もやってみたいなと胸を高鳴らせた記憶があります。 しかし今回あらためて読み返した時、それ以上に印象に残ったのは、「時間の使い方」や「挫折、そして向いていないことへの向き合い方」でした。 「継続は力なり」「好きこそもののじょうずなれ」という言葉に代表されるように、「とにかく続けてみること」が良いことだと考える人は多そうですが、頑張っても上手くいかないことがあるのもまた事実。また、忙しい毎日では、やりたくても時間の関係で同時並行出来ないことが出てくるのもまた事実。 恋に部活、勉強に、遊びに、また人によってはアルバイトにと、自分の世界が広がってくる高校生の時期、こういった問題が出てきた時にどう対処していくかに焦点を当てた作品でもあるのだなと感じました。 初めて読んだ時には有里の心情や行動ばかりに注目していた気がしますが、有里達と同じ高校生の時期にこの「向き不向き」と「優先度」の選択肢にきちんと向き合えなかったという経験をした今は、高校1年生の時点できちんと自分の気持ちに折り合いをつけて部活をやめた麗花や、自分の適正ポジションを見極めた祥子、瑠璃子、美帆の姿がとても大人びて、そして眩しく見えました。 また、「恋に恋するお年頃」などと言われるくらい恋人ができることにワクワクしがちな高校生の時期に、芳一と付き合うことにこだわるのではなく、自分の気持ちに折り合いをつけてボートに時間を使うことを選択出来た有里もとても立派だと思います。 やりたいことや目標を諦めないことももちろん大切だと思いますが、やっていく中で自分の向き不向きや優先したいことときちんと向き合い、続けること、諦めることの取捨選択を重ねていくことも大切なんだなとあらためて感じました。 Posted by ブクログ シタマチ・レイクサイド・ロード 濱野京子 一人の少女の葛藤と成長の物語。 とても爽やかな青春小説だった。 執筆に興味が湧いた。 久しぶりに創ってみようかなぁ…。 Posted by ブクログ シタマチ・レイクサイド・ロード 濱野京子 部員が少なくて存続の危機を迎えている文芸部に友人に頼み込まれて入部した希和子。読書は好きだが、創作することには自信を持てず、文芸部に所属していることに引け目を感じていた。 自分には何の才能もないと悩んでいたが、妹の元カレ、朔との再会で希和子は少しずつ変わっていく。才能ってなんだろう、自分に自信がない...続きを読む…。皆一度は思ったことはないだろうか。そんな人に一歩踏み出す力を与えてくれる青春小説。 Posted by ブクログ フランダースの犬 ウィーダ / 濱野京子 / 小松咲子 コゼツさん、最初はこわかったけど、最後は優しかったが、コゼツさんのせいでネロとパトラッシュが死んでしまった。 ネロとパトラッシュが死んでしまったのがかわいそうだった。 Posted by ブクログ 県知事は小学生? 濱野京子 / 橋はしこ 県知事と一緒に事故にあった小学生に、県知事のたましいが乗り移るっていうのがおもしろかった。 県知事は、最初感じの悪い人だったけど、小学生と話しているうちに、格差でいうと下の方の人の生活や考えがわかってきて、少しずつ変わっていった。 小学生の体のまま、着ぐるみを着たりボイスチェンジャーを使ったりして、...続きを読む記者会見を開いた場面は、正体がばれちゃうと思って、すごくハラハラした。 政治家って悪い人ってイメージがあるけど、いろんな人がいて、いろんな見方があって、政治って難しいなって思った。(小5) Posted by ブクログ 濱野京子のレビューをもっと見る