【感想・ネタバレ】くらくらのブックカフェのレビュー

あらすじ

【対象:小学上級以上】

<児童文学のトップランナー5人がつむぐ珠玉のアンソロジー第四弾。くらくらするような物語をあなたに!>

みなさんは、蔵を知っていますか。
もしかしたら観光地で見かけたことがあるかもしれませんね。二階建ての家くらいの細い建物で、外から見るとストンとした長細い形をしています。ちょっと変わった形なのですぐに分かるかもしれませんね。瓦屋根で、白壁や黒い板張りのことが多く、入口以外に窓はありません。
もともと蔵は、穀物や家財などを入れておくための建物でしたが、最近では、内部をリフォームしてカフェや雑貨店として使われていることがあります。

私もそんな蔵カフェのマスターの一人です。自慢のカフェラテを飲みながら、本が読めるブックカフェで、店には何千冊もの本があります。
ある町の住宅街でひっそりと営業していますが、ちょっと不思議なことがおこるらしく、小学生にも人気です。
どんな不思議があるかですって?
それはカフェにやって来た人たちにきいた方がいいですね。
なにしろ私の仕事は、やって来たお客さんのために、その人にぴったりの飲み物やスイーツをお出しするだけなのですから。いえ、だけではないかもしれません……。

さあ、今日はどんな人たちと出会えるでしょう。
相棒の猫たちと一緒に、みなさんのお越しをお待ちしています。

(『くらくらのブックカフェ』プロローグより)

町はずれにある蔵を改造したブックカフェ。偶然出会った猫にいざなわれて扉を開けると、不思議な雰囲気をまとうマスターが、あなたに合った飲み物とスイーツを出してくれます。そこで出会う本は、あなたのことをずっと待っていた本たちなのです……。さあ、どんな物語があなたを待っているのでしょうか?

『ぐるぐるの図書室』『ぎりぎりの本屋さん』『じりじりの移動図書館』を描いた児童文学作家5人が、とあるブックカフェを舞台に、本にまつわる5色の物語をつむぎます。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

本好きなら行ってみたいと思うブックカフェとオーナーが入れるコーヒーアート。
短編でしかもアンソロジーなので知らない作家を知る機会ともなりそしてハズレもなく夢中で読む。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

児童文学作家5名によるリレー小説シリーズ。
短編集なのでサクサク読めた。作家さんそれぞれによるお話の個性があって、書き手が異なるとこうもお話の持って行き方が変わるのかと興味深い。ただ、前のお話で登場していた人物や事象が次のお話で出てくるので、全体的にお話がうまくつながっていて、同じ世界観を共有しているのがわかる。
どのお話も共通しているのは、主人公たちが猫に導かれてブックカフェに辿り着くこと。そこでは、お客さんその人にあった美味しいお菓子と飲み物が出され、飲み物を飲み終わるまで蔵にある本を読むことができる。
一番好みだったのは断トツで『呪いの行く末』。『バッドエンドのむこうに』も面白かった。

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2025年01月15日

Posted by ブクログ

猫にいざなわれ、たどり着ける蔵カフェ(*^^*)ステキなマスターと美味しい飲み物とスイーツ(*´﹃`*)自分にぴったりの本を読める!(゚∀゚)このカフェは絶対行きたい!(๑•̀ㅂ•́)و✧しかしこの本に登場する小学生の皆さんは必ずしもスッキリ、ハッピー♪というわけではないのが嫌かも?(-_-;)

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2025年06月10日

Posted by ブクログ

豪華作家競演のアンソロジー。ふしぎなブックカフェを舞台としたアンソロジー。それぞれの作家の個性が光る。

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2025年02月10日

Posted by ブクログ

児童文学です。自分にぴったりの本が見つかる不思議なブックカフェ。そんなところがあったら通ってしまいますね。でもちょっぴり怖いところも・・・。

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2025年01月07日

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