工藤純子の作品一覧

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  セカイの空がみえるまち

  工藤純子

  なんとなく手に取って読んだら凄く面白かった。1人1人の感情の向き合い方など、自分の頃を思い出しながら読んで共感した。楽しい作品でした。

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  だれもみえない教室で

  工藤純子 / 田中達也

  いじめは単純な正義と悪ではない。
  自分の劣等感や自信のなさ、不安が、いじめを許してしまう。犯罪者といじめる子を似たものと考えてみると、犯罪者はそうなるまで被害者だったって言われる。この話でいじめをした少年も親から厳しい受験勉強を強いられ、本人の訴えや本人らしさを認めてもらえなかった。たまったストレス...続きを読むが、自分の友人に向かう。
  
  考えさせられた。
  

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  あなたのとなりにある不思議　ぞくぞく編

  日本児童文学者協会 / 大山きいろ / 川北亮司 / 工藤純子 / 越水利江子 / 佐々木ひとみ / 那須正幹 / 緑川聖司 / 村山早紀 / 最上一平 / よねむらけいこ / アカツキウォーカー / 柴田純代 / タカタカヲリ / 細川貂々

  いろんな作家の作品が一冊になっている本の良いところは作家との出会いがあること、悪い点は短編ごとに気分が途切れてしまうことでしょうか。
  どれも良作なので興味のあるタイトルから読むのもいいかも。血とか髪の毛とか白い影とか、そういう分かりやすいホラーは一切ないので、タイトル通りのぞくぞくがわかるかどうかは...続きを読む読解力と繊細さ次第かも。笑
  本の小ささと文章量に物おじしないのなら小学4年生ぐらいから読めるんじゃないかな。
  
  イラスト:表紙とタイトルロゴで損をしているなあと感じる。確かに内容とリンクしたものになっているが、内容をまだ知らない人間からするとごちゃごちゃして見にくいだけだし、内容が分かってから見ても身内で盛り上がって作った表紙という感じがする。
  挿絵は少ないが、どれも作品とよく連動していて良い。
  レイアウト:本のサイズが文庫本サイズであるのに対して文字は大きめに設定されており、子どもも読みやすそう。
  漢字:小学校中学年までに習うものはふりがななし。

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  ルール！

  工藤純子

  5.6年から。中学校の校則で理不尽にスマホを没収された主人公。反省文を読み上げさせられることに反感を覚え、生徒会と協力し、中学生の主張に挑む。上からの圧力の世界を感じていると、大人の読者でもモヤモヤと怒りが湧いてくる。子どもの思いを代弁するだけでなく、取り残さない今の時代を反映して未来に繋ぐ。

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  ルール！

  工藤純子

  校則のおかしさについて、正面から見つめ直し、正しく変えていこうと挑んだお話。少数意見を無視せずに考える姿勢が良かった。中学生に勧めたい。

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