だれもみえない教室で

だれもみえない教室で

小説・文芸
1,265円 (税込)

6pt

人の心の中は見えないもの、
そして伝わらないもの
しっかりと伝えるためには
「言葉」にすることが大切!
「心」よりも「行動」が大切!
(元・麹町中学校校長、現・横浜創英中学・高等学校校長 工藤 勇一氏)

『となりの火星人』『あした、また学校で』『サイコーの通知表』と、小学生の生きづらい現実に寄り添った話題作を放った工藤純子氏の書きおろし最新作。

「よくあるよね。大人に無理やりあやまらされたり、握手させられたり。本人同士は納得していないのに」
「なんで、そんなことになるんだろう」
「まあ、問題を大きくしたくないとか、さっさと終わらせたいとか……大人の都合もあるよね」

オレたちの気持ちは、いつもどこかに置き去りにされたままだ。(本文より)

小6のクラスで起きた、ランドセルに金魚のエサを入れるといういじめ。被害を受けた子も、エサを入れた子たちも、いじめが起きている空気を感じつつ声をあげられなかったクラスメートも、そして、過去に加害者としていじめに荷担した担任の教師だって、いじめという「現実」からはけっして逃れられない――。痛烈なメッセージが込められた一冊です。
カバー装画は、ミニチュア写真家・見立て作家としてNHK連続テレビ小説『ひよっこ』のタイトルバックや、一般文芸作品の装画で活躍中の田中達也氏が担当します。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文学の扉
  • タイトル
    :
    だれもみえない教室で
  • タイトルID
    :
    1287583
  • ページ数
    :
    224ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年01月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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だれもみえない教室で のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    小学6年男子の5人の仲間が、ちょっとしたきっかけで、1人が仲間外れにされ教科書を隠されたり、ノートに落書きされたり…。
    それがランドセルに金魚のエサを入れられているのを母親が見つけたことから次第に事が大きくなる。

    あやまって、反省文を書かせて、握手させて、はいそれで仲直り…なんて簡単なものでもない。
    未だにそれが通用すると思っている大人がいれば、おかしいだろうと思う。

    子どもたちもいじめを知っていて誰も声をかけたりしないことが問題で…。
    確かに勇気もいることだし、逆に自分がいじめを受けてしまう、といったことも考えてみて見ぬふりをしているのがほとんど。

    担任の先生も過去の自分の過ちを告白したけれど、大人になってもずっと後悔している。

    親も初めての子育てのことを誰も教えてくれないし、間違っているなどと思わずに育てている。
    正しい子育てなんてあるのだろうか?と思ってしまう。

    誰が悪いわけでもなく、誰のせいにもできない。
    声に出して自分の気持ちを言うしかない。

    大人になる前に子どもたちに読んでもらいたいと思う一冊である。

    1
    2023年10月02日

    Posted by ブクログ

    『自分を守るために』『見て見ぬふり』『どうにかなるだろう』と、問題をスルーするのは、子どもより大人がやってるんじゃないかな。まずは大人が向き合わなければ。子どもに向き合い方を教えるのは大人だから。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    小学校の放課後、歩と孝太郎と連と颯斗の四人は教室でこのあと遊びを探していた。
    その時、颯斗が清也のランドセルにクラスで飼育している金魚のエサを入れる。
    歩と孝太郎と連は何が起きたかわからなかった。
    颯斗のそれは仲直りのいたずらだった。
    一週間前、颯斗と清也は小競り合いをしていた。
    初めは軽い気持ちのいたずらが、いじめへと変化していく。

    章ごとに久保塚連、三橋清也、関颯斗、担任の原島夏帆の視点で書かれています。

    大人たちは、軽い気持ちのいたずらだから、『握手しておしまい』でかたずけようとする。
    しかし、いたずらをされた方は納得がいかない。なぜ俺なのかと疑問が残る。
    小学生のなかなか自分の気持ちが言葉にできないもどかしさが読んでいて伝わってくる。

    いじめを注意すれば今度は自分がいじめの対象になるから見て見ぬふりをしてしまう。
    大人でも保身を考えて行動できないことは沢山ある。

    型通りの解決策では解決しない。
    お互いの話を聞くことが必要だ。
    それと聞く側との信頼関係も必要だ。
    先生だからと言って生徒はなんでも話すわけではない。

    ラストはそれぞれが変わる為に一歩を踏み出してゆく。

    0
    2026年03月22日

    Posted by ブクログ

    新年から、とてもいい本を読ませてもらった。今朝コメダで読んでたんだけど、途中から泣けてきてヤバかった…
    小学校のいじめ問題。先生、親、子どもそれぞれの立場の真摯な意見を読めてよかった。特に有希子先生の、「(先生と親は)文句を言う側と文句を言われる側ではなく、協力して子どもを守らなくちゃ」という意見にはとても同意。私は子どももいないし、先生でもないけど、小学校で働いて見ていて思うのは、子どもたちの関係に正解はないから、周りの大人たち全員でその子たちに一番いいと思える正解を作っていけたら、ということ。理想かもしれないけど、児童書は理想を書いていてほしいとも思った。

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

    一瞬で読み終わった!
    いじめをテーマにした児童書。

    学生時代の経験に答えが欲しくて
    いじめ系は無意識に手に取ることが多い。

    この本は分かりやすく、的確にいじめに向き合っていて、
    ついぽろぽろ泣いてしまった、、、

    いじめは無くならないけれど、
    どうすればいいか、皆で考えるきっかけになればいいなと思う本。

    0
    2025年05月11日

    Posted by ブクログ

    “いじめ”がテーマの良書。
    分かりやすく読みやすいのに、考えさせられるし心に響いた。
    教室内で起こったいじめの過程を、それぞれの立場の心情でリアルに描かれている。
    児童書だけど大人にも手に取って欲しい。

    0
    2024年05月30日

    Posted by ブクログ

    いじめは単純な正義と悪ではない。
    自分の劣等感や自信のなさ、不安が、いじめを許してしまう。犯罪者といじめる子を似たものと考えてみると、犯罪者はそうなるまで被害者だったって言われる。この話でいじめをした少年も親から厳しい受験勉強を強いられ、本人の訴えや本人らしさを認めてもらえなかった。たまったストレスが、自分の友人に向かう。

    考えさせられた。

    0
    2024年03月11日

    Posted by ブクログ

    いじめた児童、いじめられた児童、見て見ぬふりをした児童、そして先生の立場から語られ物語。それぞれの想いが伝わってくる。小学生向けなのでシビアになり過ぎない程度に抑えているが、よく現状をとらえていると思う。高学年以上だが、上手に手渡したい。

    0
    2023年03月17日

    Posted by ブクログ

    男の子グループでのいじめ
    読むのが苦しい
    苦しかった
    最後も苦しい
    ずんと心が重くなった
    子供にはこんな思いをさせたくないけどみんなが経験することなのかもしれない
    だから本になっているのかもしれない
    つらくて苦しかった…
    誰1人こんな思いを経験せずに大人になれたら良いのに
    仲良くしてくれる人、優しくしてくれる人を大切にしようと思った

    0
    2025年02月25日

    Posted by ブクログ

    いじめって本当に色んな種類が系統があるんですね…。人間関係って何でこんなに難しいんだろうって考えさせられる1冊でした。

    0
    2024年07月02日

だれもみえない教室で の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文学の扉
  • タイトル
    :
    だれもみえない教室で
  • タイトルID
    :
    1287583
  • ページ数
    :
    224ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年01月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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