シタマチ・レイクサイド・ロード

シタマチ・レイクサイド・ロード

1,650円 (税込)

8pt

3.8

新高校2年生の湯浅希和子は、部員たった5名の文芸部員。近現代文学に詳しい山下先輩、詩を書く島田楽、小学校時代から童話を書き続けている楓香など、個性が集まる部に新一年生が入ってきた。 それぞれの「書きたい」気持ち、「書けない」ジレンマ、文芸部の人間模様を横糸に、希和子のラブストーリーが縦糸として織られる。上野、谷中・根津・千駄木界隈を舞台に、レイク(不忍池)サイド・ロードで紡がれる青春物語。

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シタマチ・レイクサイド・ロード のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一人の少女の葛藤と成長の物語。
    とても爽やかな青春小説だった。
    執筆に興味が湧いた。
    久しぶりに創ってみようかなぁ…。

    0
    2024年01月06日

    Posted by ブクログ

    文芸部に所属しているも、創作活動には参加しない、「物語を書くことはできない」という主人公。
    廃部の危機にあった文芸部の部員確保のため、友人に誘われて入部した彼女は、毎年発行する部誌にもエッセイもどきを提出してお茶を濁し、創作活動に邁進する部員たちに引け目を感じながらも、それなりに楽しく部活を過ごして

    0
    2024年05月02日

    Posted by ブクログ

    一から何かを生み出せる人って、憧れるよな〜。希和子の自分にはできない、って気持ちすごくわかる。文章を書くことと物語を作ることは少し違う気がする。文芸部で青春ってあまりイメージなかったけど、書きたいと思って活動している部員たちはキラキラしている。もちろん小説でもエッセイでも詩でも。
    朔とのやりとりもテ

    0
    2024年04月20日

    Posted by ブクログ

    濱野京子さんは、10代の敏感でありながら鈍感な心を表現するのがとても上手だ。
    体の成長同様心の方もその成長過程にはばらつきがあるけれど、概ねまだ自分のことで手一杯で、相手の感情を察する余裕もなく、だからぶつかり合って傷つきもする。

    上野公園に近い高校の文芸部が舞台となる本作。言葉で世界を築く生徒の

    0
    2023年05月05日

    Posted by ブクログ

    部活とは流した汗の量に価値があると思っていた私には、ゆるゆる文芸部の活動が新鮮でした。ゆるい中にも熱い葛藤があり、ゆるいと感じているのは主人公だけで、本当はゆるくもなんともないですね。知っている場所が物語に描かれているとうれしくなる、っていう一節が登場しますが、この本にはなじみのある場所がたくさんあ

    0
    2024年08月14日

    Posted by ブクログ

    爽やかな青春小説でしたね

    個性的な高校生の部活もの

    若いって良いな
    自分も高校生の頃はあんなにキラキラしてたのかな⁈

    0
    2024年02月24日

    Posted by ブクログ

    高校文芸部が舞台の物語。
    文章を読むのは好きだが、創作は興味なしの希和子。人員不足の為に頼まれて入った文芸部で、立ち位置に戸惑っていく。
    文芸部の個性的なメンバーに囲まれていれば、そうなるよなと思った。
    妹の小学生時代の元カレ(この設定にちょっとびっくり)との再開から恋愛関係になりそうなドキドキもあ

    0
    2023年05月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    部員が少なくて存続の危機を迎えている文芸部に友人に頼み込まれて入部した希和子。読書は好きだが、創作することには自信を持てず、文芸部に所属していることに引け目を感じていた。
    自分には何の才能もないと悩んでいたが、妹の元カレ、朔との再会で希和子は少しずつ変わっていく。才能ってなんだろう、自分に自信がない

    0
    2023年11月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     本好きだが、創作意欲はない主人公。創作意欲どころか、自分が何をしたいのかすらまだ見えていない。自分らしい生き方を模索する高校生の姿が等身大で描かれている。

    0
    2023年12月07日

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