太陽と乙女(新潮文庫)

太陽と乙女(新潮文庫)

小説・文芸
935円 (税込)

4pt

少年の頃から物語を描いていた。我が青春の四畳半時代。影響を受けた小説、映画、アニメーション。スランプとの付き合い方と自作への想い。京都・東京・奈良をぶらり散策し、雪の鉄道旅を敢行。時には茄子と化したり、酔漢酔女に戸惑ったり。デビュー時の秘蔵日記も公開。仰ぎ見る太陽の塔から愛おしき乙女まで、登美彦氏がこれまで綴ってきた文章をまるごと収録した、決定版エッセイ大全集。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    太陽と乙女(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    819630
  • 電子版発売日
    :
    2020年07月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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太陽と乙女(新潮文庫) のユーザーレビュー

『四畳半神話大系』『有頂天家族』など、人気作品をポンポン世に放出する、森見登美彦先生のエッセイ集! 書くことを生業にするまでの森見先生の人生からご友人やご家族のお話、はたまた小説のネタ探しのコツまで、ファンにはたまらない贅沢な1冊です。先生の作品に心惹かれて、京都に足を運ぶファンが多いと思いますが(わたしも毎年京都に巡礼しに行きます)、東京にいたサラリーマン時代の話もあって、聖地巡礼の地が1つ増えました!

エッセイ自体は物語に比べてやや文章がお堅く見えますが、どうやら先生はエッセイがあまり得意ではないようで……。意外な先生のお姿も発見できるのも、本作の魅力です。 とはいえ、テンポよく繰り出される言葉遊びは健在! リズムに任せて軽やかに、ズンズン読めてしまうところは、さすがの森見先生だなぁと思います!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    森見さんの小説の書き方などについても書かれていて興味深かった。
    夜は短し歩けよ乙女を読んで、お酒の飲み歩きが好きになった。また、日常の隣にある異世界は自分も大好きである。子供の頃は、そんな異世界に生きたくてうずうずしたし、それを描いてくれる作品が好きだった。デジモン、ハリーポッター、ダレンシャン、ブレイブストーリー…

    またいつかパラパラ読み返したいと思った。

    0
    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    森見登美彦という人を知って(知ったつもりになって)なお面白い!
    これかも、どんどん森見登美彦作品を読んでいこう! そう思えた一冊。

    0
    2024年11月06日

    Posted by ブクログ

    「私が京都で一番好きな風景の一つが賀茂大橋の上からの眺めである」「大半がしょうもない悩みや不安や焦燥のうちに過ぎていく時代にあっても、奇跡のように煌めく夜もあったからである」「旅で記憶に残るのは予定通りに行かなかった部分である」「小説を読んで何か読み落としたと思ったら、もう一度読めばいいだろう」「毎日、『小説のかけら』を探して歩くこと、そしてそれを記録すること」

    0
    2022年05月19日

    Posted by ブクログ

    これまでに書いた、色んな媒体でのコラムを纏めただけで1冊の文庫になるなんて、なんて良い商売なんだろう。

    ただ、やはり文章と生き様は面白い。

    0
    2021年11月28日

    Posted by ブクログ

    肩肘張らずにのんびり読みました。随所に森見節が盛り込まれており、ニヤニヤしながら読んでました。
    空転小説家の中で、「慰みは散歩と妻だ」と書かれていて、とても共感しました。

    0
    2025年06月13日

    Posted by ブクログ

    こんな時に読むものではない。
    こんな時だからこそ読むのか。

    森見登美彦は、
    童貞作「太陽の塔」を書いたのは必然だった
    彼は万博公園のそばで幼少期を過ごした
    万博自体は彼にとってカンブリア紀であり
    公園は安上がりに済ませる遊具場だった
    1998年森見は京大農学部に入学した
    父親は迷うことなく
    四畳半の下宿を見つけた
    学業も小説書きも入社も恋も腐れてゆき
    彼は逃げるように大学院へ
    そして四畳半小説を書くのである。

    おゝまるでわたしの四畳半の大学生活
    そのパラレルワールドを延々と繰り返す
    何処かの男の青春のようではないか

    森見登美彦とわたしを別つのは
    第一作をものした
    それに尽きる
    そこには偶然もあったが
    必然もあったのである

    大学4年間の総体験を
    彼は童貞作に注ぎ込んだ
    その後はかなり〆切に苦しんだようだが
    この時は1か月前に完成したという
    わたしとは違う

    以前わたしは、星新一が森見の枕元本だと書いたが、小説、ましてやショートショートではなかった。エッセイ「進化した猿たち」だった。森見とわたしは同じではない(←当然)。その後、森見の最近のそれは、岡本綺堂『半七捕物帳』、コナンドイル『シャーロック・ホームズの冒険』、薄田泣菫『茶話』、吉田健一『私の食物誌』、興津要編『古典落語』が挙げられている。
    因みに『半七』をaudibleで聴き始めたが、これも必ず30分で寝落ちする。一度これを聴きながら車で帰っていたら、少なくとも数百m意識無くなったまま動いていた。危ない危ない。

    0
    2024年12月17日

    Posted by ブクログ

    小説から想像した「森見登美彦」のイメージ通りであり、異なる部分もあり(当たり前)ちびちび読もうと思ってたのに思いの外進んでしまった。

    0
    2024年02月06日

    Posted by ブクログ

    森見登美彦氏が作家デビューした2003年から2017年頃までに各媒体に発表した散文集とのことで、まず一連の小編を読んでいくうちに、著者が書く各小説作品の根底に流れる息遣いがどこから生じているのか、ということがよく分かる。
    幼少の頃よりどんなものに興味を持ち、どんなものを面白いと思い、どんなものを遠ざけてきたか、等々の赤裸々な吐露が、見事に作品群と連関していると感じる。
    あまつさえ、森見氏なりの小説のレシピともいうべき、創作プロセスまでが公開されているのが、一読者としてとても興味深いことである。

    私も著者とまったく同様に、大学生活前半の2年間ではあるが、四畳半一間の木造アパートに住んでおり、そして年代こそ若干異なれど、同じ地域圏内に生息していたので、それらにまつわる語りには強い共感を覚える。
    また、計画通りに出来上がった小説はきっとつまらないという見解についても、生業とする分野は少々違うが、ハプニングが発生しクリエイターの創造を超えて初めて、作品は面白くなる、と私も常々感じていたクチなので、深く同意する。
    他方、物語として破綻のない整合性よりも、断片的なイメージや文章の繋がりとリズムを重んじる、という創り方に対しては、がっつり左脳に偏向した私にとっては驚きであり、森見登美彦たる由縁の一端を垣間見た気がした。

    自分は文学に目覚めたわけではない、と明瞭に述べられている氏だが、例えば「有頂天家族」シリーズなどは紛れもなく文学作品に昇華している点がまた、文筆家としての非凡性を如実に表している。
    ただ、その「有頂天家族」誕生のきっかけとして、森見氏が京都の街の一角でタヌキを目撃したというエピソードが披歴されていたが、それは多分タヌキではなくアライグマではないかと思う。
    どうであれ、「有頂天家族」は三部作であるらしいので、完結編を気長に待つとしよう…。

    「じつのところ私は、地名さえあればなんとかなる、というふうに思っている。」
    「計画的であることと、即興的であること。論理的であることと、非論理的であること。匙加減は作家それぞれが自分なりに掴んでおかなくてはならない。」
    「映像を描写するというよりも、文章の感触を確かめながら書いている。」
    「ここで私なりに重要だと思うことは二つである。一つ目は、最初から私は誰かを楽しませるために書いていたということ。二つ目は、私は「文学」に目覚めたわけではないということである。」
    「ごつんごつんと暗礁にぶつかっているときは、『事前の計算を超えたものが生まれようとしているのだ』と考える。」
    「小説にとって一番大切なものは、物語ではない。そこに生きた世界が感じられるということである。」

    0
    2023年10月05日

    Posted by ブクログ

    森見さんのルーツや、小説への向き合い方、スランプなど、様々な背景を知ることができた。森見登美彦ファンなら、手に取るべきであろう。

    「もし私が四畳半に暮らしていなかったら『太陽の塔』はなく、『四畳半神話大系』もなく、ひいては『夜は短し歩けよ乙女』もない。」

    「小説を読むときだって、「たくさん読もう」とか「何か役に立つことを学ぼう」とか、よけいなことを考えていたら、どんな面白い小説でもあっという間につまらなくなる。」

    0
    2023年03月13日

    Posted by ブクログ

     確かに著者も終盤で書いていたように、一気に読むと胸焼けがしそうだった。日常関連の章が面白く、中でも茄子になった話が格別だった。茄子としての役割を演じることで人見知りの殻を破る森見氏が凛々しくて馬鹿馬鹿しい。たまにさくらももこさんを彷彿とさせるのは、ものぐさな所が似通っているからなのか。京都が好きだから書いているのではなく、モリミーが書いているのは偽京都らしい。よくわからない。『シャーロック・ホームズの凱旋』というタイトルは物凄く好みなのだが、まだ出版されないのかな?

    0
    2022年12月26日

太陽と乙女(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    太陽と乙女(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    819630
  • 電子版発売日
    :
    2020年07月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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