奇想と微笑~太宰治傑作選~

奇想と微笑~太宰治傑作選~

880円 (税込)

4pt

中学校の国語の時間。「走れメロス」の音読テープに耳をふさいだ森見少年は、その後、くっついたり離れたりを繰り返しながらも、太宰の世界に惹かれていった――。読者を楽しませることをなによりも大切に考えた太宰治の作品群から、「ヘンテコであること」「愉快であること」に主眼を置いて選んだ19篇。「生誕百年」に贈る、最高にステキで面白い、太宰治の「傑作」選!

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奇想と微笑~太宰治傑作選~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    太宰治の短編集。森見登美彦さんが好きなので読んだ。
    特に、『服装に就いて』『満願』『女の決闘』が好み。
    最後の森見さんの編集後記もおもしろい。

    0
    2025年04月21日

    Posted by ブクログ

    佐渡が特に好きだった

    太宰治のひととなり、人物像がよく見えてくる。社交的で酒豪で真面目でユーモアに溢れている。ふらっと寄った立ち飲み屋で相席して他愛もない会話をしてみたい。

    0
    2025年03月19日

    Posted by ブクログ

    太宰治は代表作の人間失格と、ほかちょっとした短編しか知らなかったので、ページを開いてびっくり!
    文体がどことなく森見登美彦に似ている! もしかして、太宰の短編を流用して森見オリジナルにしたのかな? と調べてみたけれど、ちゃんと太宰治作でした。

    暗い作品ばかりのイメージだっただけに、ちょっと笑える、

    0
    2025年03月05日

    Posted by ブクログ

    純文学の中で唯一触れることが多かった太宰治の作品集でしたので、これは迷わずにシュバッと手に取ることができました。
    それに加えて森見さんが、世間一般とは異なる太宰治の別の顔(暗い話ばかり書いてたわけじゃないんだよ、愉快傑作なものもあるんだよ、ほら見てみー、といったもの)を切り開きつつ親切に教えてくれて

    0
    2016年12月02日

    Posted by ブクログ

    長らく積んであった、森見登美彦による太宰治傑作選。

    これまで太宰治は教科書の「走れメロス」と「人間失格」しか読んだことがなかった。読んだとは言っても、「人間失格」なんて本当に読んだかどうか思い出せなくて、一応読んでみて、端から端まで読み終わって、「そうそうそういう終わり方だった。うん、やっぱ前にも

    0
    2015年10月03日

    Posted by ブクログ

    太宰に深く興味を持つようになったきっかけである傑作選です。もともと森見さんの小説と勘違いしてしまい購入したことがきっかけでした。人間失格と走れメロスしか読んだことのなかった私にとって、この傑作選におさめられている太宰のユーモアに富んだ作品たちを読むことができたのはとても幸いなことでした。

    0
    2014年08月31日

    Posted by ブクログ

    太宰のアンソロジー色んな観点からたっくさん出てるけど、はじめての人に何か一冊、と言われたらこの本をあげたいなあ。愉快だから。

    解説も笑っちゃた、佐渡とか。いいなあ。

    0
    2018年03月18日

    Posted by ブクログ

    太宰作品の素晴らしさはもちろんのこと、森見さんがそれぞれの作品をひとつひとつ、大事にしていることで読者としてより愛着が湧いた。

    0
    2013年02月11日

    Posted by ブクログ

    太宰治のヘンテコで愉快なものばかり集めた短編集だというけれど、やっぱり太宰治だから、暗くて卑屈でダメ人間な感じが漂ってくる。なんだこりゃ鬱陶しいなと思いながら編集後記を読むと、そういう読み方があったか、なるほどと思ってジワジワ可笑しくなってくる。太宰治というより、編者である森見登美彦の太宰への思いが

    0
    2025年08月06日

    Posted by ブクログ

    太宰治には暗い話のイメージがあり敬遠していたが、思いの外しょーもない人間なのかもしれないとわかって面白かった。「佐渡」と「畜犬談」と「服装について」が好き。小さいことを気にして一人でうにょうにょしてて人間すぎる。

    0
    2025年01月27日

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