きつねのはなし

きつねのはなし

作者名 :
通常価格 605円 (550円+税)
紙の本 [参考] 649円 (税込)
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作品内容

「知り合いから妙なケモノをもらってね」籠の中で何かが身じろぎする気配がした。古道具店の主から風呂敷包みを託された青年が訪れた、奇妙な屋敷。彼はそこで魔に魅入られたのか(表題作)。通夜の後、男たちの酒宴が始まった。やがて先代より預かったという“家宝”を持った女が現れて(「水神」)。闇に蟠るもの、おまえの名は? 底知れぬ謎を秘めた古都を舞台に描く、漆黒の作品集。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
SF・ファンタジー / ファンタジー(国内)
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2016年11月04日
紙の本の発売
2009年06月
サイズ(目安)
1MB

きつねのはなし のユーザーレビュー

感情タグBEST3

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    Posted by ブクログ 2021年05月08日

    他の森見さんの作品とは少し違う感じ。宵山万華鏡の話の中で一部影の部分というのか、その底からくるようなゾッとする恐怖を感じる部分があったが、その感覚の部分だけで構成されたようなお話。何故だかわからないが突然にも静かにやってくる恐怖。しかし一回読んだだけでは理解しにくい。またもう一度読み込めばわかるのだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月01日

    「そのケモノは、まだ町をうろついているんですよ」

    怖けりゃ、目を伏せりゃ良い?
    恐ろしけりゃ、逃げりゃ良い?

    京暮らしはそう単純じゃない。

    奇縁絡み、暗闇蠢き、狐憑く地。

    郷に入りては、だよ。
    愉しまなくちゃ…

    さもなくば、水すら怖いぞ。

    /////

    森見ワールドの新たな一面を覗き見た...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月13日

    今まで読んできた森見さん作品のように愉快な大学生や狸たちの出てこない、京都の闇の部分を垣間見るような作品集。最後まで妖しいモノの核心が掴めそうで掴めない、不穏な感じがとてもよかった

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    Posted by ブクログ 2021年03月10日

    1度目に読んだのは2012年9月4日。
    2度目に読んだのは2021年3月10日。
    やはり8年半の間にすっかり内容を忘れてしまっていて、初めて読むかのように読みました。

    『きつねのはなし』は初期の作品だけれど、物語の構成や登場人物がとても森見さんらしい、というよりむしろ『四畳半神話大系』や『有頂天家...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月07日

    京都には「魔」が棲んでいる。「夜行」や「熱帯」に連なる不条理の怖さ。森見登美彦が漱石や百閒の系譜を継ぐ作家だと言うことがよくわかる。

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    Posted by ブクログ 2020年09月26日

    うわ〜!めっちゃ怪しい〜!
    こんな感じの好きや!
    短編集だけど、どれもそんな雰囲気!
    長い歴史のある古都 京都の闇のというか、負の部分が溢れ出てる。
    地元なんで、地名などなど知ってるとこばっかりなんで、共感した所もあるにはあるが、こういう、凄い怖さではなく、ゾッとする?じわじわ怖い?感じのが良い。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月04日

     森見登美彦は好きだ。どちらかと言えば、クサレ大学生が京都を舞台に卑屈な論理をこねくりまわしたり、天狗や狸がわちゃわちゃする方の、明るい森見先生が好きだ。本作はどちらかと言えば、『宵山万華鏡』『夜行』に寄った(出版順的には、それらがこっちに寄っているというべきだろうが)、ホラーテイストな森見登美彦だ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月17日

    基本的にカラフルな世界観の森見登美彦が
    ここまですべての影が墨汁で塗られたかのような空気を出せるとは!
    4つの物語はすべて相互作用をしているようで僅かばかりズレている(ように作ってある)そこに再読の趣を残してあるわけですね、、、
    引き込まれました

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    Posted by ブクログ 2019年10月28日

    作者が京都に魅せられていることがよく分かる。森見さんの書く文章は、五感に訴えかけてくるものがあり、主人公の身体にすっぽり入り込んで、一緒に物語を辿ることができると感じる。一編を読み終わるごとに、冒頭に戻りたくなる。ややホラー要素が含まれているが、温かみのある文章のおかげで、怖さを感じさせない。怪異を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年06月07日

    面白かった。現実と非現実の境目をふらふら歩くような気持ち。日常にひと匙の不思議を垂らしたような、ちょうど良いトリップ感。果実の中の龍が好きかも。

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