太陽の塔(新潮文庫)

太陽の塔(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった! クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。

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太陽の塔(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    冴えない大学生の主人公に彼女が出来た。
    しかし、振られた。
    妄想力豊かな主人公とその友人知人が、クリスマス間近い今日の都で各々蠢き、文字通り「騒動」の幕が開く。

    脳内活力が間違ったほうに旺盛な主人公をはじめ、奇妙奇天烈なれど魅力的な登場人物ばかり。
    有名な「鴨川等間隔の法則」を「悲しみの不規則配列

    0
    2025年12月11日

    Posted by ブクログ

    敬愛する森見登美彦さんのデビュー作ということで心を弾ませながら読み始めた。言葉が踊り、妄想が暴走し、へもい(イケてないんだけれど愛らしくて憎めないという意味)青春が太陽の塔のように聳え立ち、安定に期待を裏切らない面白さ。読後得るものは特に何もないけれど、その無意義さが本当に大好き!

    0
    2025年12月09日

    Posted by ブクログ

    森見登美彦デビュー作。

    あとがきで本上まなみさんが「へもい」という表現をしてくれていて、まさしく森見登美彦作品の主人公で登場する大学生は総じて「へもい」なと思いました!

    愛だの恋だのを頑として認めず、戦わなくてもいいのでは?という相手と死闘を繰り広げる愛すべき主人公。

    読み終わるとなんだかほっ

    0
    2025年09月17日

    Posted by ブクログ

    四畳半シリーズと同様に京大生活が懐かしく感じられる本でした。
    ただ、プレゼントを偽装してGを送りあうシーンには戦慄しました。

    0
    2025年08月27日

    Posted by ブクログ

    本当に素晴らしい読書時間だった!

    男子校の学生時代を呼び起こすような、頭のいいバカたちの雰囲気と言葉使い。前半は電車で声が出そうなほどおもしろい。
    あのツンデレ感は王道だが、知性と表現力で飽きがこない。

    そして、9割がたのらりくらりと進んでいた文章が「ええじゃないか騒動」でとたんに熱を帯びる。あ

    0
    2025年07月12日

    購入済み

    愛すべき阿保ども

    森見さんの著書、好きです。
    森見さんの書く『阿保』は『アホ』ではなく『あほう』と読みたい。

    0
    2021年06月23日

    Posted by ブクログ

    失恋ってこんなに痛かったんだっけ?
    青春ってこんなに痛かったんだっけ?

    森見登美彦さんはじめまして
    次男君が貸してくれました

    好きです!!
    愛すべき陰キャたち!!

    ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    【私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    太陽の塔好きとしては見逃せない、森見登美彦のデビュー作。確かに、太陽の塔出てきたけどね、
    あとはもうずっと「なにやってんの」の連発、デビュー作から森見節は炸裂していたんですね。京都の大学生ってこうなの?…読んでる間ずっと一緒に走ってたみたいな疲労感、でも嫌いじゃないですよこの感じ。

    0
    2025年10月16日

    Posted by ブクログ

    何の気なしに読んだらなんと森見登美彦デビュー作。
    デビュー作から森見登美彦ワールド炸裂といった印象。

    男子学生の失恋を、ここまでコミカルに独特な表現で描けるのはやっぱり森見さん故。
    こういうタイプのコミカルは表現、憧れるなぁ
    ゆかりの地・京都も最初からふんだんに描かれていて、さも故郷のように感じら

    0
    2025年10月09日

    Posted by ブクログ

    ●内容としては、失恋した男子大学生の陰鬱な青春コメディという感じだが、無駄に熱さがあり、爽快感すら覚える良作。

    0
    2025年09月05日

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