恋文の技術 新版

恋文の技術 新版

小説・文芸
869円 (税込)

4pt

京都から遠く離れた能登の実験所に飛ばされた大学院生・守田一郎。 文通修行と称して京都の仲間や家族、家庭教師先の少年、作家の森見登美彦らに手紙を書きまくるのだが、本当に想いを伝えたい相手には書けなくて――。 ヘタレ男子の純情が炸裂する、森見節満載の書簡体小説。 長らく愛されてきた傑作が、「新版あとがき 読者の皆様」を加えて新版として登場!

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恋文の技術 新版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白すぎて、アホすぎて涙が出るほど笑ってしまう作品。読後は温かい気持ちになる反面、この手紙全てが主人公の手紙の練習=創作では?と思えてもしまう不思議な作品。
    笑いすぎて苦しくなるので、電車で読むのは注意!

    0
    2026年08月02日

    Posted by ブクログ

    一方の手紙から、愛おしき阿呆達の情景がもくもく浮かんだ楽しい小説でした。
    手紙とは素晴らしいですね。私が手紙を書いたのは何年前でしょうか。何十年前?

    0
    2026年06月21日

    Posted by ブクログ

    森見登美彦っぽいポップですらすら読める文章で満足感が高かった。
    文通続けられるような人が人が周りにいる良い環境の中で主人公が御託を並べて素直になれないところとからしさが出ていて素晴らしい。

    0
    2026年04月15日

    Posted by ブクログ

    大学生の守田一郎が友人、先輩、教え子、妹、想い人にあてた書簡集。相手によって口調は違えど、揺るぎない守田の偏屈ぶり、憎めない愛らしさがアイデンティティとして感じられて面白かった。

    他人が他人にあてる手紙を読むことは滅多にないので何か後ろめたいこそばゆい気持ちも感じつつ、手紙の独特の行間や書き手の思考の過程が明らかにされている独特なコミュニケーションスタイルなと改めて感じた。

    個人的には、第九話の伊吹さん宛ての失敗書簡集は守田の愛らしさが爆発していて最高だった。あとがきを読み、図らずも守田一郎と森見登美彦の人物像が重なり合ってしまった。

    0
    2026年03月14日

    Posted by ブクログ

    #恋文の技術感想
    谷口誠司
    守田一郎
    小松崎友也…マシマロ
    伊吹夏子
    大塚緋沙子
    マリ先生…三枝麻里子
    森見登美彦
    タモツ
    ナツ
    間宮少年
    守田薫
    コヒブミー教授
    フジイ

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    森見登美彦氏の友人、守田一郎氏が、京都大学からクラゲの研究のために半年間能登鹿島臨海研究所に出向することとなり、寂しさから友人たちと文通した書簡集。恋バナをしたり、下ネタに走ったり、実験ノートやデータの入ったパソコンを誘拐したりして、卒論制作ギリギリのチキンレースをしたり、バカバカしくも学生さんらしい生活がうかがわれて一緒に何かをやっている気分にさせられる爽やかで微笑ましい作品。

    0
    2025年10月25日

    Posted by ブクログ

    やっぱり森見登美彦は最高だ!

    読書に教訓など求めるなと云わんばかりの気取らなさ! 基、事実云ってる!

    知的でどこか品のあるダサさ!

    妙にリアルな灰色の青春譚!

    なのに真夏のサイダーのような読後感!

    好きィー!

    0
    2025年10月09日

    Posted by ブクログ

    森見ワールドというか、森見の書く人物像って全て面白くて、でも人情的な温かみや人間くささ(拗らせ?笑)があって魅力だなあと思いました。
    ずっと読んでたいし、こころに栄養が行き渡るような本でした。

    0
    2025年08月07日

    Posted by ブクログ

    『恋文の技術』刊行15周年記念の文庫新版。
    書き下ろしの短編が別冊付録として付いてきた
    お得な一冊。
    やっと読むことができました( ´θ`)

    書簡体小説なのですが、主人公守田くんから
    回りの愛すべき阿呆な人々へ宛てた書簡が永遠に続く・・・?
    春・夏・秋に起こる事件?出来事が繰り返し
    文通という形式で語られます。
    しかも、返信は掲載ないので想像するしかない
    けど、そこは森見登美彦さん、お上手です。

    守田くんの未熟な自意識が面白く、
    読者がおいおい!ってつっこみたくなること
    数知れず。
    守田ワールド炸裂しまくります。
    ストーリーはありますが
    ほとんど、「◯っ◯い」についてのオハナシです。
    「お◯ぱ◯」をこれだけ連呼するのに、
    (100回くらいでてくるんじゃ?)
    全くエロくないカラッとした語り口さすがです。

    前半は読みにくさが否めないのですが、
    中盤からは夢中なってる自分がいました。
    守田くんは大学院生ということもあり
    理系ではあるものの国語力が高いので
    とても勉強になります♪( ´θ`)
    まぁ森見さんなので、独特な言い回しパーティでしたけど。。。

    0
    2026年08月07日

    Posted by ブクログ

    拝啓。

    桜は散り、ナガミヒナゲシは咲き乱れ、百花繚乱の季節に、ひとりジョイフルに引き籠もるこの頃、如何お過ごしでしょうか。

    『恋文の技術』刊行15周年を記念して2024年11月5日に発行されたポプラ文庫新版であります。書影には出てないようですが、高松美咲さんが記念版のカバーを描いています。彼女が漫画「スキップとローファー」で、石川県能登半島珠洲市を一部舞台にしているために起用されたのだと推察致します。さすがプロ!登場人物たちを見事に創造しております。

    後輩、先輩、友人、教え子、妹に手紙を書きまくる主人公守田一郎くんは、唯一片想い彼女にはラブレターが書けないのです。理系ヘタレらしく、シワシワシャツのボサボサ頭の眼鏡美男子として描かれました。

    森見登美彦作品では王道、片想いされる伊吹夏子女史は、すらりとした変人気配の一切ない美女で、本作ではほんの一瞬しか登場しません。でも、彼女の手には赤い風船。うん、深い。深いぞ。

    S気質の先輩女史やマシマロ男後輩なども描かれます。森見登美彦という新人作家も京都在住、実名で登場します。というか、比較的大活躍するのですが、もっと変人にして欲しかった。常識人なのがイヤ!


    思えば、昨年10月1日、わたくしkuma0504は石川県能登半島を愛車軽四で走っておりました。左手親指を軽く曲げれば能登半島です。第一関節の辺りにある、守田一郎が島流しにされた能登鹿島駅前にあるという実験所を、「あゝ此処が彼の‥‥」などとは思わずに走り去り、七尾の街中にも寄らずに、関節の東側から西側に移ってひたすら岡山に戻ったのであります。まさか本書の舞台が七尾と知っていたならば、帰りが真夜中になるのも厭わず、七尾駅前のミスタードーナツに寄って、埒もないあれやこれやを妄想していたのに。

    一つ分かったのは、本書を隅々まで熟読しても「いかなる女性も手紙1本で籠絡できる技術」などは身につかない、ということなのでしょう。

                   草々
            文系ヘタレ男子くま
    籠絡ご教示お願い奉る皆さまへ

    0
    2026年04月15日

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