【感想・ネタバレ】太陽の塔(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった! クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

おもしろい。
これがデビュー作とは、今後の作品が楽しみです。
独特の言い回し、言葉のチョイス、世界観がハマる。

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2026年10月10日

Posted by ブクログ

24歳

1冊目

読んでる途中でどうしても太陽の塔見に行きたくなって、見に行った
いい行動力だ
人のことを愛おしく思う気持ち

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2026年10月03日

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ストーカー気質の京大生(Male)が同じ大学の女の子に執着する感じのお話、話がぶっ飛んでるところが面白い

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2026年09月23日

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ネタバレ

「何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。なぜなら、私が間違っているはずがないからだ。」
この書き出し、すごく好き。
終わり方も、うん、良い。
主人公やその仲間たちのひねくれ方や馬鹿さに笑いが止まらないところもあれば、どこか切なく胸がキュッとなるところもある、そんな物語だった。

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2026年09月09日

Posted by ブクログ

唐突に訪れる、森見登美彦の文章を読みたくなる衝動…。
ボキャブラリーが豊かで豪華で、新しい語彙を知れる楽しさと、こんなにもありありと情景を描き出せる日本語があるのか、っていう驚き。
解説にもあったけど、内容自体は別にドラマチックではない。ほんのり切ない、冴えない京大生の自分語り。たまらん。四畳半シリーズ読み直さなきゃなあ。

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2026年06月15日

Posted by ブクログ

自身の大学生時代を振り返ると、主人公にシンパシーを感じずにはいられない。何もせずモテると思っていた浅はかな自分。自分が正しいと思い、周りが間違っていると思っていた。
もう50を過ぎたが、やってることはこの頃とさほど変わってない

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2026年06月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 やはり森見氏の作風は私に合っていると感じます。
 デビュー作。エッセイなどでも「どうして一つの作品にまとまったのかわからない」と述べられてましたが、確かに荒削りな要素は多分に感じました。湯島だとか、そもそも居なくても困らない気がするようなキャラクターや描写もありますが、森見氏の大学時代を文章に落とし込んだものだと考えると感慨深いものがあります。
 終盤の水尾さんについて記す段落、お別れの後の段落があまりにも好きで、涙してしまいました。
 「しばらくうんうん頑張ってみたが、せめて今日ぐらいは自分に酔わせてくれと思って私は泣いた。」この一文に、私が森見文学が好きな理由が詰まっていると言えます。偏屈で斜に構えていながら、その実素直になれないだけの等身大の男。その愛らしさがすごく魅力的です。
 最初の一文が最後にも持ってこられるのも良かったです。ここの変化に、主人公の変化が表れているのが痺れますね。
 私は森見登美彦の大学生ものがやっぱり好きなんだなあと、再確認させてくれる一冊でした。

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2026年05月13日

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男女の間に境界線を引く訳ではありませんが、大学時代の男友達は最高だなと思える1冊でした。京都を舞台に明治の文豪調で語られるのは、振られてしまった水尾さんへの未練に溢れた主人公の日常。恋人を持つ者への僻み、飾磨、高薮、良くも悪くも男み溢れる友人たちが綴る抱腹絶倒のストーリーです。僕自身も大阪で学生生活を送ったので、共感と懐かしさで一杯、友人たちとの馬鹿な思い出を振り返りながら一気に読んでしまいました。

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2026年05月02日

Posted by ブクログ

おもしろかった。
終わり方と、節々に出てくるユーモラスな文章が好きだ。(京都タワーは京都のジョニーとか)

はじまりの方は割と危なっかしい感じを覚えながら読んでいたが、読み進めるにつれ惹き込まれ、
最後にはなんとも言えぬ情緒と余韻が残る。

どんなに考えても、この物語の結末がわからない。
こうも読めるし、ああも読める。
読者の判断に任せているような気もする。
「結局自分がどう読みたいのか」で読めばいいんじゃないかと思った。

かなり文学性が高い要素が多く、ちゃんと読もうとすると、何度か読み返して、いくらか考えなければならなそうだ。
例えば、「太陽の塔」や「夢」、「ええじゃないか」、そして最後の結末の謎なども含めて、すべてを総合して考える必要がありそうだ。
難しい。しかしその分魅力的でもあった。

内容に踏み込んでちょっと自分なりに考えてみる。
ここからは大胆なネタバレも厭わない。
神経質な未読者は退散すべし。

「太陽の塔」は何を意味するのか。
「太陽の塔」は、この地球では生まれてそうもない「宇宙の遺物」だ、などのように「私」に捉えられる。そして「私」の元カノの水尾さんはこの「太陽の塔」にどんどん惹き込まれて行く。「私」も「太陽の塔」の存在感、偉大さについては認めている。そして途中、「私」と、水尾さんを狙う他の男・遠藤が彷徨いこむ、「水尾さんの夢の世界」の舞台も、「太陽の塔」聳え立つ万博公園である。

思うに、この「太陽の塔」は「人間には敵わないモノ」を象徴する、「超越的な何か」であり、これを前にしては、人はどうこうできるものではない。
水尾さんのような乙女はこれを最高に魅力的なモノと認識し、完全に惹き込まれる。
そして水尾さんが「太陽の塔」に惹かれるのを、「私」や遠藤は動揺して周りをウロウロすることしかできない。そして「私」は、水尾さんが「太陽の塔」に惹かれるのを、これにはさすがに自分も敵わない、とちょっと諦めているところがある。これはラストのシーン・「私」の水尾さんに対する失恋(と私は解している)のところにも繋がる。とにかく、「私」は水尾さんへの思いをずっと諦めきれないでいるが、「太陽の塔」を前には「敵わない」と思ってしまう。

水尾さんの「夢」に迷い込む「私」と遠藤。
夢の世界にまで「太陽の塔」が現れるのは、「太陽の塔」が水尾さんにとっての憧れであるだけでなく、「太陽の塔」が「現実」世界のものでない、非現実的存在物であることの「しるし」ではないか。
「私」と遠藤は、水尾さんの夢に迷い込むも、どうすることもできない。ただ「太陽の塔」だけが水尾さんにとって別格の存在であることを思い知るだけだ。「私」は夢の中で水尾さんへの思いを諦め始め、目の前の遠藤に後を託し、ライバルに恋のエールを送り始める。付き合っていた頃から水尾さんの「太陽の塔」への思いを見てきた「私」は、「太陽の塔」を前には無力なのだ。

クリスマスイブ、彼女なしの男どもによる四条河原町での「ええじゃないか」騒動。
飾磨が発端としてはじまり、「私」もそれに乗ずるが、「ええじゃないか」「ええじゃないか」の波の中に消えゆく水尾さんを見て、「私」は諦めきれない自分の気持ちを直視する。水尾さんを追いかけるも見失い、追いつかれた飾磨に「ええじゃないか」と言われた「私」は、「ええわけない」と拒絶する。騒動をはじめた張本人の飾磨も「ええわけないわな」と同調する。(飾磨も、物語の途中、「いい加減早く幸せになりたい」気持ちを吐露する。「私」には「聞かなかったことにしてくれ」と言うのだが。)

「ええじゃないか」という言葉は、男たちの諦観だ。
本音を言えば、この現実に満足してるわけはない。
でも、「(今のままでも)ええじゃないか」と言うことでしか、自分を、《今》を認められない。
しかし、大勢を巻き込んで、「ええじゃないか」「ええじゃないか」の言葉が乱発されることで、「(今のままでも)まあいいか」と言う気持ちは強まるばかりか、「このままでええわけない」という本音を強く意識する。それは、飾磨も、「私」も同じだった。
そして飾磨は現実へと帰り、「私」は水尾さんのもとへ急ぐ。そこには、「太陽の塔」が描写されるラストシーンがあった。

解釈の別れるラストシーン。
「ええじゃないか」騒動から抜け出し、水尾さんを追ってきた「私」は、どうやら再び水尾さんに思いを伝えたようである。しかしその描写は、ぼかされ、代わりに描かれたのは、「太陽の塔」の下にいた彼女のもとに、歩み寄る「私」であった。そして、物語は、「大方読者の想像通り」であると告げられて幕を閉じる。一読者としての私の感想としては、「想像通り」なんてとんでもない。結末は全く想像つかなかった。そして、考えれば考えるほど、「復縁」を読もうと思えば読めるし、「失恋」を読もうと思えば読める終わりだ。

しかし、今まで考えてきたことを踏まえて、
私はこの物語の結末を、「失恋」として読みたい。
何度も言うように、「私」が水尾さんに再び思いを告げる時、その代替として選ばれた描写には、「太陽の塔」がいた。今まで見てきた「太陽の塔」の象徴を考えれば、この告白の結果は「敵わない現実」を暗示しているのだろう。そして「私」は「太陽の塔」を前に、自惚れていた自分を認め、「敵わない存在」を知る。そして、この失恋を通して「私」は少しだけ大人になるのだろう。これがこの物語の結末である。

また、「私」が本当に再び水尾さんと結ばれようと思って、再び思いを告げたのかはわからないところがある。「私」は水尾さんと「太陽の塔」を前に、何度も諦観を感じていたし、どこか自分には敵わないことがあることを自覚していた。

では「私」は何がしたかったのか。
「失恋のやり直し」だ。
もう一度、「別れのやり直し」をしたかったのだ。
「私」は、水尾さんと別れたとき、部屋できちんと話し合って、握手をして、さっぱり別れた。でもこれは、「私」が彼女に対して縋り付くのはみっともないという思い、こういう時は男児たるもの堂々とするべきだという思いからの、「気取った」態度だった。「私」は、「本音」で話せてなかったのだ。この別れのとき、水尾さんへの「私」の思いを、きちんと話してはいなかった。

「私」がやり直したかったのは、
その「別れのやり直し」だったのではないか。
もう一度、「振られ直す」ことだったのではないか。
そして、「私」と水尾さんの最初の別れのシーンは、物語のラストシーン、「私」が水尾さんに歩み寄るシーンで、再び回想される。「私」としても、水尾さんに歩み寄りながら、「心残りの記憶」として思い出しているのではあるまいか。

そして物語は、物語の冒頭の言葉を回収する形で、完全に幕を閉じる。

冒頭からラストにかけて。

「何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。なぜなら、私が間違っているはずがないからだ。」

「何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。
そして、まあ、おそらく私も間違っている。」

このように、最後の一文が綺麗に変わる。
この変化は、「私」が再び水尾さんに振られることでしかありえないのではないか、と思う。
「私」は、きちんと水尾さんに向き合わずに別れてしまい、自分の間違いには気づけなかった。それどころか、水尾さんに執着し、ストーカーにさえなってしまった。
「私」は、水尾さんに再び振られ直したことで、ようやく自分の間違いを認められるようになる。彼女を尊敬するからこそ、「彼女が偉大な私を軽んじた」という傲慢な考え方は、捨てる。そして、「私」は、普通の人と同じように、「太陽の塔」を前にして、ある意味身の丈を知り、平凡に間違いを犯す人間のあり方を、自分のあり方として認める。

この「精神的成長」こそが、「私」が失恋という結末を通して、そして「太陽の塔」という教師から、得たものなのだと思う。



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2026年03月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

森見登美彦が好きなのでその眼鏡もかかっています。

デビュー作でありながらちゃんと森見節で好きだった。小難しい言葉をこねくり回して高尚なことを言っているように見える偏屈な人達。でも話し言葉は普通で、そこがなんとも人間臭い感じがする森見作品の主人公たち。
この主人公は研究とか言いながら元カノのストーカーしている。
でも、終盤、遠藤のメールを後押ししてしまったり、ええじゃないか騒動の中で水尾さんの姿を追いかけてしまったり、水尾さんに振られた日のこと、そして付き合っていた頃の愛おしい彼女の姿を書き連ねたり。きっと彼なりに彼女を愛していたのだろうな、とも。
飛び切り阿呆ででもじんわりほろ苦いのが良かった。

飾磨を始めとした友人たちも幸せになって欲しい。
海老塚先輩の未練を吹っ切ったような姿が清々しかった。

ラストシーン、復縁を願う自分と未練を断ち切って欲しい自分がいる。
卑屈で阿呆で愛すべき彼らに幸福を、と願わずにはいられない作品だった。

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2026年02月19日

Posted by ブクログ

愛おしい、、なんなんだこいつらわ。学生時代に叡山電鉄お世話になってたし元田中に友達が下宿してて溜まり場にしてたし、全部が自分たちのクソみたいな青春とピッタリと重なる。ここまで稲中を文学的に変換出来るのかと感動すら覚えた。オールタイムフェイバリット認定。

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2026年01月23日

Posted by ブクログ

これは大恋愛(失恋)小説ってことでいいんですよね?森見作品に登場する乙女的存在は奔放で可愛らしくていつも誰かを虜にしてしまいますが、今作の水尾さんも間違いない!後半の怒涛の盛り上がりは胸熱で、粋で、少し泣きたくなる笑

太陽の塔について書かれた所が本当に好きで、一言一句読み飛ばさないよう、毎度噛み締めるように読んでしまう。その一部↓

"世人はすべからく偉大なる太陽の塔の前に膝を屈し「なんじゃこりゃあ!」と何度でも何度でも心おきなく叫ぶべし。"

2026/5/11再再読
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この語感の良さと馬鹿馬鹿しさが堪らない。やたら早口で読みたくなるそんな遊び心がウズウズするのは今のところ唯一無二森見作品だけw
愛すべき痛々しい学生達の痛々しい日々。走馬灯のような彼女との思い出の描写は大恋愛映画のようで泣ける!

〈心に残った言葉〉
”だが、それにしても、この壮大な無駄は何なのだろうな。何かこう、罪深いよな”

”いかなる人間に対しても譲歩するつもりは更々ない私だが、地球環境と父と母だけには頭が上がらない。”

2026/1/12再読
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森見先生デビュー作。地味でもなんだか楽しそうな日常。圧巻の「ええじゃないか騒動」。最後の数ページのほろ苦い恋の思い出と締め括りは最高でした。

高い志と旺盛な妄想力とガラスのハートを併せ持つちょい残念な京都の学生達。すべてはここから始まったんですね。

〈心に残った言葉〉
"幸福が有限の資源だとすれば、君の不幸は余剰を一つ産み出した。その分は勿論、俺が頂く。"

2025/2/23登録
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2026年01月12日

購入済み

愛すべき阿保ども

森見さんの著書、好きです。
森見さんの書く『阿保』は『アホ』ではなく『あほう』と読みたい。

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2021年06月23日

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森見登美彦の処女作。今の作風のエッセンスを感じつつも、かなり純文学的な要素を感じる。叡山列車に乗っているシーンと太陽の塔のシーンはこれまで読んできた本の中でも1、2を争うくらい綺麗な文章で大好きになった

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2026年08月21日

Posted by ブクログ

学生時代、同じことをしていたわけじゃないけど、懐かしさ、若さゆえの恥ずかしさみたいな気持ちを思い出した。文体から知的な感じもあるから、少し冴えない学生の話が面白くじる素晴らしさがある。

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2026年03月20日

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森見登美彦らしい、いけてない大学生のいけてない話。これ読んで馬鹿らしいなー!と思いたいが、共感できる部分があり、悲しくなります。

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2026年03月17日

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世の中のほとんどは妄想でできているという言葉をそのまま表したような本だった。
イケてない男子大学生の頭の中を覗いているような感じ。京都の街並みとマッチした世界観で自分が大学生に戻ったような感覚だった。

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2026年03月11日

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こんな大学生活楽しそうだなあと思った。
高校生みたいな男っ気勝りの男達が恋愛に対してもやもやしながら、向き合っていく姿が面白かった。
もっと上手くやれよ思うけど、自分もこんな感じかもしれない。
男の性欲ってこんな感じよなぁと思いつつ読んでた。
作者の独特な比喩が良かった。

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2026年02月21日

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大阪が舞台かと思いきや、中心なのはやっぱり京都。この物語も捻くれた男子大学生が主人公で、これこれ!と嬉しくなった。


偶々だけどちょうどクリスマスの時期の内容だった。クリスマスは恋人のいない私たちにとっては憎き日。その日が近づくにつれ恨めしくなる主人公たち。当日に起こしたええじゃないか騒動。

仲間に入れて欲しいような、入れて欲しくないような。私にとっては似たもの同士、居心地の良い登場人物達だった。

主人公と水尾さんの今後の関係も気になるところ。

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2025年12月26日

Posted by ブクログ

独特だが、なぜかハマる。細かい心理描写やセンス溢れる詩的な描写がリアルに感じられる反面、登場人物は全員味があって良い。濃すぎかもしれないけども(笑)

聖なる怠け者の冒険も京都が舞台だったが、そのほかの作品も京都を中心に展開されるのだろうか?気になって、また手にしてしまいそうだ。

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2026年10月03日

Posted by ブクログ

大学生男子の頭の中をよくもここまで解像度を上げて文章にできるものだ!!!!初めての森見登美彦ワールドだったけど、お腹いっぱい!!!笑

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2026年09月29日

Posted by ブクログ

「成瀬は都を駆け抜ける」を読んでいたところ、
森見登美彦さん作品に関係のある話が出てきて、
デビュー作の本書は読んでいなかったため、
「成瀬〜」を一旦中断してこちらを。

森見ワールドの原点のような本書

クセが強いので、
刺さる人にはすっごく刺さるけど、
この文体や本書の大学生の生態に
馴染まない人には下嫌いされそう。

私も、一定は受け入れつつも、
あまりにも昔の大学生過ぎると、
若干冷めてしまいました。

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2026年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

法界悋気をこじらせた冴えない高学歴大学生の妄想走る失恋模様。
「幸福が有限の資源だとすれば、君の不幸は余剰を一つ生み出した。その分は勿論、俺が頂く」と言い放つ飾磨の悪友っぷりが非常に魅力的。
クリスマスファシズムに対抗した「ええじゃないか騒動」後の「そして、まあ、おそらく私も間違っている。」という言葉に込められた、失恋の痛みとそれを乗り越えた成長が深く胸に響いた。

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2026年08月29日

Posted by ブクログ

私にはすこし難しかった。
森見登美彦先生の作品は四畳半神話体系はアニメで、夜は短し歩けよ乙女は映画で見たためちゃんと1から本で読んだのは初めてだった。
語彙力が凄まじく言葉のシャワーを浴びているかのような読書体験はすごく面白かったが自分がそれについていけてないと感じた。
もう少しいろんな本を読んでボキャブラリーを身に付けてから再チャレンジしてみたい。

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2026年08月07日

Posted by ブクログ

☆3.5
四畳半系の方が好き
万城目さんと森見さん、2人で京都のヘンテコ面白い作品を合作して欲しいな

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

再読。森見登美彦のデビュー作品、後年話題になる作品たちと、同じ遺伝子を感じる。

作中出てくる言葉から、不思議と岡本太郎、太陽の塔を連想できる。

胸が、きゅっとする。



以降ネタバレ



ゴギブリの描写があまりにも岡本太郎。他にも、ファシズム、渦巻き。太陽の塔に対する、ひたすらにでかいという評価。“私”は岡本太郎の目論見通りに太陽の塔を受け取れていると感じた。そして、作中にも出てきたけど、クトゥルー神話を思わせる。

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2026年07月13日

Posted by ブクログ

森見登美彦ワールドで読んでいて楽しかった。大学生独特の無気力ではあるがエネルギーは持っているあの感じを体験できた。
ただ、ストーリー重視な作品を読みたいなと思っていたが、本棚のこの本を手に取ってしまったため、自ら本棚から選んだくせにアンマッチが発生してしまい星3に。
モリミー作品を読みたい時に読んだら最高に満たされるのは間違いないと思います。

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

むかーし買った本の再読。
森見登美彦の作品は読むたびに「一体なにを見せられたんだろう…」って気持ちになる。(褒め言葉)
男たちのむさ苦しさ、阿呆さ、そして繊細さが詰まったお話。

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2026年04月24日

Posted by ブクログ

雑にまとめると、ストーカーの主人公がずっと言い訳してる話。
主人公が極端な正当化をする話は結構好きだから楽しみながら読めた。展開がハッキリしているってよりは、ちょっと日常系寄り。

文章の緩急の付け方や比喩表現が極端で、度々「なにそれ!?」ってなりながら読める。
『サンタクロースを数匹仕留めてサンタ鍋をやろうと思っていた』の文章はヤバ過ぎて流石に二度見した。
例えがコミカルでカワイイ。『ころころと笑った』みたいな言い回しも好き。

あとは太陽の塔、見たくなる。もっと言うと、太陽の塔へ向かう列車に乗りたくなる。

▼好きなシーンめも
・遠藤が手紙を返信するところ
・水尾さんとの思い出を羅列するところ

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2026年03月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

森見登美彦世界は好き。読む度、ちょっと歪んだ空間を含んでいる京都に住んでいる人が羨ましくなる。
デビュー作なる「太陽の塔」。「ええじゃないか」騒動いいですね。「どうでもええわけがない。どうでもええわけがあるものか」(223)そこから、かなり切ないし、結局泣いてるし。
あぁ、大学生活ってこんなんだった!

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2026年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 森見さんの描く、京大生のクリスマスが愉快でおかしかった。主人公含め、登場人物全員のキャラクターが濃く、彼らの周りに起こる珍事件が面白かった。

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2026年01月26日

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