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Posted by ブクログ 2023年03月24日
スタンドバイミー、グリーンマイルを世に送った小説家スティーヴン・キングは自身の著作でこう語った。「文章とは言葉を使ったテレパシーである(要約)」と。
この言葉を真に受けるなら、このテレパスをプレヴェールほど上手く使いこなす人を私は見たことがない。
極限まで削ぎ取られた短い言葉に、ときに身も凍るような...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月31日
プレヴェールを味わうには、わたしの中身がまだ追いついてないな、と感じた。
知識不要だよって言いながらずっとにこにこして手をこまねいてるけど、わたしがその世界に入り込めない感じ。
p.23「劣等生」
p.178「祭」
p.210「とかげ」
p.96「夜のパリ」
三本のマッチ 一本ずつ擦る 夜のなかで...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月12日
岩波文庫赤
プレヴェール 詩集 小笠原豊樹 訳
対象や景色を細かく描写しているため、叙情詩というより 短編小説を読んでいる感じ。叙景詩というのだろうか?
詩から物語を想像しやすい。戦後の民衆の苦悩、資本主義への批判をイメージして 詩を詠んだ。「赤い血」という表現には驚いたが、ほとばしる生命 ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月18日
ジャック・プレヴェールは、「枯葉」というシャンソンの作詞でも良く知られています。もの哀しいメロディーの曲で、過ぎた愛を歌い上げていますが、この詩集に収められた他の詩は、予想に反して明るい色調のものが多いです。
例えば「なくした時間」。天気のいい日に働いていると、みんなが持つであろう気分が軽快に表...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月14日
20世紀に活躍したフランスの詩人、ジャック・プレヴェールの詩集。
シャンソン『枯葉』の作詞者であり、映画『天井桟敷の人々』の脚本家としても有名だけど、詩としては
「三本のマッチ 一本ずつ擦る 夜のなかで」と始まる短い恋愛詩(『夜のパリ』)や、
「天にましますわれらの父よ/天にとどまりたまえ/われらは...続きを読む
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