火星年代記〔新版〕
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火星年代記〔新版〕

1,034円 (税込)
517円 (税込) 12月18日まで

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人類は火星へ火星へと寄せ波のように押し寄せ、やがて地球人の村ができ、町ができ、哀れな火星人たちは、その廃墟からしだいに姿を消していった……抒情と幻想の詩人が、オムニバス中・短篇によって紡ぎあげた、SF文学史上に燦然と輝く永遠の記念碑。新たな序文と二短篇を加えた〔新版〕を底本とする電子書籍版登場。

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火星年代記〔新版〕 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    新版で再読。旧版では年代が1999~2026年だったが、新版は2030~2057年、31年スライドしている。むかし読んだ時に感じた、SFなのに懐かしい感覚、既知感と未知感の綯い交ぜがよみがえる。
    前書きで、ブラッドベリは一種の「種明かし」もしている。12歳の時から、週1作のショートストーリーのノルマ

    0
    2025年05月04日

    Posted by ブクログ

    『地球からの三度にわたる探検隊はひとりも戻らなかった。火星人が彼らなりのやり方でもてなしたからだ。』(内容紹介もカッコいいです)
    それでも押し寄せる地球人と地球の常識の埒外にある火星人の物語を年代ごとに短編でつないだお話し。
    難解なSFに疲れた時にこの叙情的なSFは心にしみます。
    ラストの火星人はど

    0
    2024年07月04日

    Posted by ブクログ

    地球の人間が火星を訪れ、人間のための世界を作り、去っていく経過を描いた連作短編集。そしてブラッドベリやっぱりすごい、登場人物は皆生き生きと動き回り、情景がくっきり浮かんでくる語り口。時にファンタジー、時にホラー、時にコメディ。滑稽であったり、無常感を纏っていたり、とにかく生々しく感情の色々な部分を揺

    0
    2023年08月08日

    Posted by ブクログ

    話自体は他のSF作品に比べて地味だけど、表現力がすごくて読みやすいし想像しやすくて面白い。
    SFは目新しさが重要だと思ってたけど考えが少し変わった。

    0
    2022年03月04日

    Posted by ブクログ

    いろいろ寄り道しながらも、ここ最近でいちばん夢中になれた本。
    ラストが
    ラストが!
    なーるーほーどー!
    手法としてはもう在り来りなのかもしれないけど、怖〜。

    最初は、謎系のSF感がとても面白くて読ませます。星新一さんみたいに。

    なかなか火星から地球に帰ってこない地球人。だのに、翌月も、また夏にも

    0
    2021年07月02日

    Posted by ブクログ

    これは……さすが名作、と言わざるを得ない。
    わたしが生まれるずっと前に書かれてたのか……。すごい。
    だけど地球人って平和ボケしてるというか何というか……歓迎されると信じ切ってるところがヌケてるというか。
    火星人の方が大分上手だ。

    0
    2019年10月31日

    Posted by ブクログ

    「とやかくいわないでください。知りたいとは思いませんから」って、この本の冒頭の作者自身のけっこう長い“まえがき”。

    自分的には“童話的SF”または“SF的童話”なんだけど。

    確かに、グリムもアンデルセンも擬人化してるんだから、火星を地球化したからといって“サイエンス・フィクション”であるかどうか

    0
    2024年11月29日

    Posted by ブクログ

    レイ・ブラッドベリ(1920~2012年)は、米イリノイ州生まれ、高校卒業後に新聞の販売をしていたときに書いた作品(共作)でプロ作家となったが、1950年の『火星年代記』で名声を得、1953年に代表作『華氏451度』を発表した。作品にはファンタジックな雰囲気の短編集が多く、幻想作家として不動の地位を

    0
    2024年06月19日

    Posted by ブクログ

    火星への移住を試み、実際に移住し、最終的に手放すまでの時代を生きた人達の心情に寄り添ったオムニバスストーリー。なんですが、本作の火星は呼吸もでき、地球からの物資持ち込みも容易な設定なので(設定というよりは当時はそういう場所として想像されていたんだと思いますが)、当時の欧米から見た、地球上にある未開の

    0
    2024年05月30日

    Posted by ブクログ

    ブラッドベリ初読みでした〜。

    地球から火星への植民という、作品全体を貫くひとつの設定。それを繰り広げられるSF連作短編集。
    いちおうSFだけれど、人間模様や風景の描き方がかなり幻想的で詩的で叙情的。幻想小説といった方がしっくり来る。

    火星人も出てくるのだけれど、そのイメージが序盤と終盤ではけっこ

    0
    2024年05月26日

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