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実家に暮らす29歳の喜佐周(きさ・めぐる)。古びた実家を取り壊して、両親は住みやすいマンションへ転居、姉は結婚し、周は独立することに。引っ越し3日前、いつも通りいない父を除いた家族全員で片づけをしていたところ、不審な箱が見つかる。中にはニュースで流れた【青森の神社から盗まれたご神体】にそっくりのものが。「いっつも親父のせいでこういう馬鹿なことが起こるんだ!」理由は不明だが、父が神社から持ってきてしまったらしい。返却して許しを請うため、ご神体を車に乗せて青森へ出発する一同。しかし道中、周はいくつかの違和感に気づく。なぜ父はご神体など持ち帰ったのか。そもそも父は本当に犯人なのか――?
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Posted by ブクログ
とっても面白かったです!
でも一般的な家族しか知らないような幸せな人生を送ってきた人には受け入れにくいかもしれません
生きづらさを抱えた人ほど共感できそうな物語でした
この世界観は、普通の親に愛されて育った人には理解できないのではないでしょうか
理解できないというより否定したくなると言う方がしっくり来るかもしれません
テンプレ通りの家族というものを信仰してる人が本作を読むと不快感でいっぱいになる気がします
逆に、家族というものに縛られたくない人ほど本作を楽しめると思います
描写のひとつひとつに現代社会への皮肉が込められており、それに共感したり反発したりと心が忙しくなる内容です
私自身、共感できる部分もあれば反発したくなる部分もあり、納得できたりできなかったり……でも全体的に作品としてすごく面白いと感じました
毒親というものは本当にクソの役にも立たないね!
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