【感想・ネタバレ】家族解散まで千キロメートルのレビュー

あらすじ

実家に暮らす29歳の喜佐周(きさ・めぐる)。古びた実家を取り壊して、両親は住みやすいマンションへ転居、姉は結婚し、周は独立することに。引っ越し3日前、いつも通りいない父を除いた家族全員で片づけをしていたところ、不審な箱が見つかる。中にはニュースで流れた【青森の神社から盗まれたご神体】にそっくりのものが。「いっつも親父のせいでこういう馬鹿なことが起こるんだ!」理由は不明だが、父が神社から持ってきてしまったらしい。返却して許しを請うため、ご神体を車に乗せて青森へ出発する一同。しかし道中、周はいくつかの違和感に気づく。なぜ父はご神体など持ち帰ったのか。そもそも父は本当に犯人なのか――?

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ミステリーと家族観を問われた小説。
あすなの言いたいことはすごく分かるし、でも家族・親になるとそうも行かない。
本当の意味で家族観を突き合わせてから結婚なんてできないしなー。
とても好きな本だけど、これ読んだら結婚尻込みしちゃうなーwいや、独身の時に読んでたらそんなに考えてないか

それでも自分なら最後は◯を選ぶ

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2026年08月15日

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やっぱり浅倉秋成さんの作品は「どんでん返し+考えさせられる」ので大好きです。
ご神体を盗んだのは父さんか?果たして!?だけのお話かと思いきや「家族とは」を問われるかとは思いませんでした。
「この家族は何人?」とありましたが正直ドキッとしました。自分も結婚して子供もおり、実家とも仲が良かったですが、一体どこまでなんだろう…うまく答えられる自信がない。後は世間体というか固定観念というか登場人物が抱えているような「こうあるべき」って自分も少なからずある気がする。こういう本好きです。

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2026年06月24日

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「六人の嘘つきな大学生」も面白かったけど、これも面白かった!「家族」とは?考えさせられたし、物語として面白かった

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2026年05月16日

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ネタバレ

4.5
この作品はどんでん返しのミステリーと家族とは何かについて考えさせられる傑作です。
まず家族については、これまであった家族のあり方の常識を覆されました。あすなの「自分の家族は何人か?」と喜佐家全員に問いたシーンはハッとしました。いざ言われてみると一体何人だろう、あの人とあの人は家族として数えようかと誰もが僕の様に苦悩すると思います。それと同じ様に僕からしたあの人とあの人は自分を家族としてくれるだろうか、と悲しい想像をしてしまいます。しかしそこを逃げずに考えることで喜佐家のように誰かが勝手に植え付けた家族はこうあるべきという常識を打ち破ることができます。周のように結婚しても母親の家で妻と同棲しようとしたり、賢人さんのように同性の婚約者と別居して暮らしたりと夫婦は住まいや子供の有無、ましてや結婚するか独身でいるかという様々な形があります、ここにこれが正しいなんてものは無く常識に縛られず自分が求める家族の形になる勇気を持つことが今後に役立つと思います。そして周は結婚式の〇‪✕‬‪‪クイズでもなにも恥ずかしがることはないと勇気を出して‪✕‬に飛び込むであろうと思います。

こんな壮大な事を考えさせられて忘れそうになりますがこの作品は盗難事件についてのミステリー要素がとんでもなくおもしろいです。
最初は賢人さんハイスペすぎてなんか胡散臭いなーと思ったけど白山神社へと行く中で絶対母親が盗んだ!って予想してる中ホームセンターの駐車場で土下座しだしたりして予想的中で喜んでたのに願っただけなんてほざき出して、、そして神社まで到着してからのみんなの自供祭りなんて始まったら情緒がかき乱されて大変でした!
そしてまさかの真犯人は引越し業者に扮した窃盗団で手口も巧妙ですげーーーって驚愕しました。ほんとに思わせぶりしてひっくり返しての連続で大変な中でもしっかりと細かい伏線が散りばめられている所もただただすごいの一言です。ってところで納得してからの実はあすなが真犯人でしたーともう回る犬のおもちゃにされてしまいました。タイトルの通り千キロの道のりの中での奮闘もハラハラが続いてとてもおもしろかったです!
これは総括して歴代上位にはいります。

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2026年03月13日

Posted by ブクログ

今年読んだ中で一番心に刺さった本。たまたまタイトルが気になって手に取ってみたけど、大当たりだった。本当にこの本に出会えて良かった。
少し大袈裟かもしれないけど、人生観に影響を与えられた気がする。

細かい感想は再読してからゆっくりと書きたい。

とりあえずラストシーンについて、周は◯と×、どちらに飛び込んだのだろうか。
×!×に飛び込んでくれ!と願わずにはいられない。

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2025年12月21日

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ミステリーってより考えさせられる部分が多かった。
「あ〜そーゆーこと」って感じの結末。
「家族」について考えさせられる作品で、
「六人の嘘つきな大学生」と似た部分もあったのですが、また違うテイストを感じた。

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2026年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後はどうせ仲直りの一家団欒で終わるんでしょ っと思ったら意外なラストでビックリ。

真相はそこまでの衝撃もないんだけど、読み終わってから何日かでジワジワときてる。
自分も母父兄弟とはかなり疎遠なのもあり、こういう家もあるんだよね、と妙に勇気づけられたな。
世間では家族仲良くがこの世のスタンダードで正義である雰囲気だし。わたしのような毒親とまではいかないが信頼関係は破綻している家庭環境の持ち主にはいい作品だった。
(多分家族仲良しの家の方には伝わらない気がする)

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2026年08月02日

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家族の形、夫婦の形、いい父親、母親、子供って何なのかと考えさせられる作品だった。
解散間近の家族がなぜかとんでもない事件に巻き込まれ、ミッションを遂行しながらの犯人探しが始まる。
でも途中から犯人が誰でも良く思えてきて、無事にミッションを達成できるように応援する気持ちが強くなってきた。
最後にひねりを幾つもいれてきたのも、朝倉秋成らしい。
賛否の分かれる結末であろうが、自分は最後まで楽しめた。

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2026年07月20日

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ネタバレ

家族の在り方について考えさせられる。

“物語にしっかり存在していた”
もう一度読み返すと意味が変わってくるの面白い。
確実に二度読み必須!!

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2026年07月18日

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ネタバレ

千キロメートルって本当に千キロメートルなのね

前半は謎が謎を呼ぶミステリー
後半は普通の家族とは何かという大きなテーマに迫る
一冊の中でいろいろ体験できました。お徳。

要所要所で違和感を持ったのだけれど
それがきちんと伏線として回収されているところが見事
(収入が少ないのに頻繁に旅行行っているところとか)

姉さんの意図が掴めなかった
ご神体を返しにいったら逆に結束が高まるのは十分ありうるのでは
ご神体騒動でどう家族をもっていこうとしたのかがイマイチ分からなかった
二つの事件を無理やり繋げた感じが否めない

家族とは何が
無理に縛るものではないことは確か
お互い一緒にいたいと思えることが一番
でもそう思えなくなったら解散という選択肢も十分あり得るのだろうなあ
(ラストの結婚式で「新郎の家族は解散しているため別々に座っております」には笑ってしまった)
普通という概念に縛られる方がよほど辛い
映画「茶飲友達」のラストのセリフを思い出す
今のまま仲良く一緒にいたいものだ

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2026年06月10日

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ネタバレ

連帯責任という惣太郎の言葉、そうだよなーとなってしまった。結局父さんは悪くなかったけど、好き嫌いにかかわらず家族の影響からは逃れられない。そしてアセクシャルとか最近よく小説で出てくるけど、異性愛の範疇だからか同性愛者よりちょっと上というか、ナチュラルに見下しているような言動をするキャラが多くて萎える

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2026年05月30日

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ネタバレ

それぞれが抱える秘密が明かされて行き、話がどう展開するのか全く読めない。
周の生き辛さや家族の無理している状況を唯一気付いてふんばっていたあすなの言葉に胸が打たれた。
最後、周の結婚式、妻に自分は性欲が無いということを正直に言えたのだろうか。結婚式自体も辛そうだったが……。

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2026年04月06日

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・ミステリーとしては、そこまで。
・当たり前、常識を考えさせる内容ではあった。
・最後は結論までは描かず、読者に委ねるスタイルは嫌いではない。個人的には、バツに行ったと思っている。
(評価)3.6

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2026年02月09日

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ネタバレ

〜1周目〜
2026.01.19
大好きな浅倉秋成さんの小説。
最近はビジネス書とかを多く読んでたから久しぶりの小説であっという間に読み切ってしまった。
家族というかたちのないものを司るなにかを追い求める物語。
かたちのない何かを他人と同じ考えで共有することはたとえ血のつながっている家族であっても難しい。
でも家族って絶対繋がっていなくちゃいけないってわけじゃなくて、解散してもいいじゃん、新しい形じゃんって常識を覆したお話。
社名の回文?とかは全然気づけなかった。
倉庫に置いた人とか電話の人が怪しいとか本文で出てくる前には気づけたけど、もう一歩先までは気づけなくて悔しい。
また他の本も読んでみたい。

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2026年01月19日

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とっても面白かったです!
でも一般的な家族しか知らないような幸せな人生を送ってきた人には受け入れにくいかもしれません
生きづらさを抱えた人ほど共感できそうな物語でした
この世界観は、普通の親に愛されて育った人には理解できないのではないでしょうか
理解できないというより否定したくなると言う方がしっくり来るかもしれません
テンプレ通りの家族というものを信仰してる人が本作を読むと不快感でいっぱいになる気がします
逆に、家族というものに縛られたくない人ほど本作を楽しめると思います

描写のひとつひとつに現代社会への皮肉が込められており、それに共感したり反発したりと心が忙しくなる内容です
私自身、共感できる部分もあれば反発したくなる部分もあり、納得できたりできなかったり……でも全体的に作品としてすごく面白いと感じました
毒親というものは本当にクソの役にも立たないね!

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2025年11月18日

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家族のあり方、人生の軸、フレキシブルな捉え方…多様性を受け入れることってなんだろうと思った作品でした。朝倉先生の作品は「六人の嘘つき大学生」に続いて二作目ですが、人の目線や関係性を描くのが上手だなぁ〜と感じます。
一人称視点で登場人物から外の世界を覗くような…それでいて俯瞰しているような。
とても有意義な時間を頂きました。
ありがとうございます。

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2025年10月23日

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このタイトルからロードムービー的な内容が強いのかなと思いきや、謎解き要素、どんでん返し要素もありで、楽しく読めた。

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2025年10月19日

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お父さんやってくれるなぁ!これは嫌な意味である。
でも本当にそうなのか?ん?何が何だかわかんない。そんな感じで話は進んでいきます。
自分の家族のいびつな部分について考えなければならない状況って、きっとしんどいでしょうね。
でも良い終わり方だと思います。
私から言える事は、このお父さん怖いよ。

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2025年10月12日

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ネタバレ

「家族」というあり方に向き合う話。
自分本位に生きていくことが肯定される結末だったのは、多様性を良しとされる時代ならではなのかな。

一応ハッピーエンド的に描かれているから周にとっては納得のいく選択のように描かれてはいるけど釈然としない。そう思ってしまう原因は、周の立場が"親子"から"夫婦"に変化しているから、かな。夫婦はあくまでも他人同士だから自分本位でも何でも互いに納得さえしてりゃいいけど、親子や兄弟も同じ土俵で捉えるのかは疑問に思う。解散のお焚き上げによって真にケリがつけられるのは父と母だけであって、3人の子供は両親のケリに付き合わされてるだけに思う。ただ子供たち本人も納得してケリをつけることができているのは大人になっていたからってだけで、夫婦のように親子や兄弟の関係性にまで解散することはできていないんじゃないだろうか。そこにきて新郎である周がハッピーエンド如く新たなる一歩を踏み出しているのは、周自身が"夫婦"の立場になったから。夫婦の立場では解散できた事例が実の両親であるのだから困ったら解散すりゃいいわけで。でも自分が子供のときに被った臭い物には蓋をしたまま見て見ぬふり、もしくはそれすらも家族の多様性と割り切るのか。はたまた周の子供にも大人になったら解散に付き合わせるのだろうか。

それぞれの立場において、気安く一様に多様性を謳うのはどうなんだろうか…と思ってしまう今日この頃。

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2026年08月05日

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ネタバレ


血が繋がっているだけで家族に縛られるという話を近頃はよく耳にするようになった気がします。
多様性の時代だからなのか分かりませんが、そんな言葉をみた時にはなるほどなあと納得する部分も自分にもあると感じていました。

そんな家族だからこそ縛られること、重荷になることが描かれていると思いました。でも、すごく重いわけでもなくライトに読むことが出来ました。展開が気になって読む手が止まらない感覚もある作品でした。最後は爽やかに終わり、こんな形もあってもいいと教えてくれている作品に思えます。

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2026年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

途中までハラハラずっとさせられた。

最後が期待外れで終わって残念だった。
犯人はだれなのか、結局あすなだったが動機もちょっと微妙でタイトルがそのまま伏線になってるのがわかるが普通に解散で終了と。
スレンダーマン賢人が黒幕なのかぐらいまでですごい最後が気になってそこまでが一番おとしろかったかもしれない。

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とあるギミックがあり、さすがの伏線の狙撃手(スナイパー)!となる作品。読み返したらそれまで別に違和感にも感じてなかったのに、この表現ってそういうことじゃん!!なこと満載。
しかしストーリー全体を通しては「うーん?」なところも。
犯人のやった目的がちょっとわかりづらい、というか、気付かせたいっていって本当にこのやり方で気付くか???って感じだし
自分でも言ってたけどお前ホントに甘い蜜吸っておいて今更やないかーいだし、お父さんのせいにみんなしてたとか自分がそう誘導したんやろがーいだし動機に納得いかないんだよなぁ。
そんでもって、やっぱり父親が好きになれない。お母さんが悲しんでる時点で浮気は最低、でええやん。裏切りだよ!ってええやん。性欲を自分の妻にだけ向けることが結婚?とかちゃうやろ、お母さんとは最初から性欲なくて、おもちゃ屋の娘も好きとかじゃないし、みたいなスタンスでいるの腹立つ。性欲に負けて浮気しとんのじゃ、理性のないクソザルがよぉ!軽蔑するわ!となるわ。主人公は別モンやろ、クソ親父がおもちゃ屋でヤッてるなら良いけど他の人間(家族)も出入りするような場所でヤッてて子どもに見られるのが悪いんや。家族が旅行にいったからと自分の家に招き入れてまさかの外の倉庫で??多目的トイレを逢引の場にしてやり捨ててた某芸人並みのクソやろが。お母さんにもおもちゃ屋の娘にも「自分のためだけに利用しているモノ」みたいな考え方で軽蔑されて仮想敵にされて仕方ないやろ。「おもちゃ屋の娘の方が好きになったから離婚して」ならお母さんももっと最初から気が楽だったろうに。腹立つ姉と腹立つ父親に、共感できなさすぎて全体のストーリーは主人公応援隊でしたね。最後はどうしたかなぁ。たぶん婚約者さんも、あんまり性欲ないんじゃないかなぁ、と思うのだけれど。そうだといいなぁ。お互いに「え、毎日キスしなくて良いんだ」ってなって、いい距離感のいい夫婦になってあの変人姉に「お前もお前の価値観ではかってるんじゃなーい?」って見返して欲しいわ。「どうせ私って変わってるからぁ〜みんな理解してくれなくってぇ〜」の姉も結局「みんなはマトモで私が変」のジョウシキに囚われてろ!と思うなど。なんてモヤっとした気持ちもありつつ。
浅倉秋成先生の作品すきだから、これからも読むけどね!!

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2026年02月07日

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関係が希薄になった家族が「解体」する直前に起きた仏像盗難事件。犯人は家族で一番奇怪な存在である父親に思えた。もとの持ち主に返却を目論むも、トラブルに見舞われる家族。無事返却して家族は再度結束、と思われたがこの騒動には一人の家族の暗躍があった。
二部構成のような展開の面白みはあったけど、家族の見方を覆すほどの「魅力」はなくて、作者の独りよがり的な価値観の押し付けも感じた

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2026年02月07日

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話の展開もゴールも予想と全く違う方向へ連れていかれました。少し回りくどさを感じつつも、家族ならではの微妙な複雑さや面倒臭さには共感もありました。"家族"にとどまらない繊細なテーマを扱っていると思う。山梨→青森はさすがに遠い!

〈心に残った言葉〉
"駄目な人間なのは間違いないのだが、同時に僕にとってはこの世界でたった一人の父であることも、また事実なのだ。"

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2026年02月06日

Posted by ブクログ

実家を取り壊しバラバラになる予定の喜佐家が、ニュースで報じられた青森の神社からの盗難品(ご神体そっくり)が家から見つかったことをきっかけに、父の犯行を疑い返却のために青森へ向かう物語。道中、家族は父の行動の謎や、隠された家族の嘘、そして父が本当に犯人なのかという疑念を深め、予測不能な展開の中で現代家族の姿を描く、どんでん返しミステリーです

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2026年01月14日

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伏線の狙撃手と呼ばれる作者の、家族をテーマにした作品。期待値かなり高めだったけど、思ってたほど張り巡らされて無かった~
謎の家族のルール、あるね…当たり前だと思ってたのに外の世界を知った時に起きる歪み…あるね。

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2025年12月01日

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ネタバレ

家族としてのいびつさ、家族内の暗黙のルールや役割、断罪、夫婦親子関係…色々と考えさせられた
途中までなあなあに家族の再生物語になりそうだったところが結果的にはそうならずにきちんと解散までこぎ着けたところがこの手のお話として意外性があって良かった
家族の一部で母、父、子でしかなかった自分におさらばして自分の人生をやり直していくのも今の時代新しいあり方なのかもしれない
テーマは面白かったけど読み味としては再読したいほどではないかも

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

元日。独立した兄、訳ありの父、母、婚約した姉と結婚予定の周が家を出るのを機に、中古住宅解体と家族解散に向けた最後の集まり。のはずが、倉庫で盗品の仏像が見つかり、行方不明の父を疑いつつ、犯罪者家族にならないよう、返却のための千キロの旅に出る。

なるほど、そんな理由が、という謎解きが終わり解決したかと思われた後、更に想定外の結末。根本的な問題はそっちだったのかー、まあたしかに、伏線はあったけど。

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2025年10月06日

Posted by ブクログ

それぞれが結婚を迎える一家で大晦日に起こる大事件。その先には、どういう結末が、という作品。
相変わらずの読ませる筆致となるほどと思わせる展開の作品。やや癖のある内容な気がして、読者を選ぶかもなという気がした。

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2025年09月23日

Posted by ブクログ

それだけ?で終わらない 終わりそうなのに、まだページがだいぶあるな、と思ったら後半でストーリーがひっくり返る感じが「六人の嘘つきな大学生」を思い出させるような展開。「六人〜」がかなり良かっただけになかなか超えるものは難しいのかな…でも、悪くはなかった。

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2026年01月12日

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