望月諒子の作品一覧
「望月諒子」の「野火の夜」「フェルメールの憂鬱(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「望月諒子」の「野火の夜」「フェルメールの憂鬱(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
飽きずに最後まで読めた!
主人公の脳だけの話ではないんだけど、
人ってやっぱり自分から見えてる面だけでは判断できないなあ、、と思った。
多面性があるのが人間だけど、本質はあるから素直にお話をすることが大事なんだと思った。
きっともっと早く素直にお話ができていたら寒椿の向こうに人を見ることもなかっただろうに。
自分も人のことを一面だけ見て嫌な人とか意地悪な人とか思わずに素直に「悲しい言い方だけど本当に傷つけたくて言ってる?」とか聞けるようになりたい。
色々プライドとか恥ずかしさとかあって聞きづらいと思うけど。
それはそうと、みんなは楽しいからって活動しすぎて宿主を壊すのは寄生ズとしては
Posted by ブクログ
ずっしりと重い重い内容だったが、先を急がずにはいられない小説だった。初めて望月涼子さんの作品を読んだが、すぐに引き込まれ木部美智子シリーズの1作目も読もうと決めた。
貧困、格差社会、売春等暗い言葉が飛び交う殺人事件に関する話だが、犯人が捕まってなお最後の最後までどんでん返しが繰り返され目を離せなかった。
もう一人の主役である末男をおもんばかる周囲の人が多いことが救いではあるが、そう思うのは自分自身が末男を同じ環境には置かれていない幸せな状況にいるからだと思う。
末男を否定はできません。
次の作品も楽しみです。
なお自身にとってレビュー200作品目でした。自身の備忘のため書かせていただきます。