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未発見のフェルメール作品『ニンフと聖女』がスイスで見つかった。その直後ニューヨークのメトロポリタン美術館からフェルメールの代表作『少女』が強奪され、日本人に買い取られたという情報が流れる。2枚の絵をめぐり絡み合うさまざまな思惑と、周到に張り巡らされていく幾重もの罠。天才詐欺師、悪徳画商、宗教団体教祖――くせ者たちによる騙し合いに勝利して、最後に絵を手にするのは!?(解説・西上心太) ※新潮文庫に掲載の図版は電子版には収録しておりません。
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Posted by ブクログ
もともとフェルメールが好きなので タイトルだけで 手に取りました。 ページを進めていくと、 フェルメールや、その時代を共にした画家たち、そしてその背景、 知らなかったフェルメールに関する事柄が、たくさん詰まっていて 資料?としての価値もありました。 内容は、 教会から盗まれた絵画を取り戻すため...続きを読む、 フェルメールの絵画を強奪する、、なぜに?? 詐欺やマネーロンダリング、そして宗教、CIAなど、 次から次に、絡みあい... 人と人も騙しあい、 そのやり取りの巧妙なこと…。文章だけでもかなりの迫力。 絵画の世界を思い知らされた感があった。 次にフェルメールの絵画を見るときは、見方が変わるかも。。。 中にはフェルメールの絵画がカラーページで4ページほどあり (36点ほど)得した気持ちになりました♪
フェルメールの絵をめぐる詐欺師達の騙し合いの話。大絵画展シリーズやけど読んでなくても全然楽しめる。絵画の価値とか世界の混沌さに巻き込まれる。敵対関係とかわちゃわちゃしてしまって個人的には前作の方が好みだったかな。
美術ミステリーが原田マハさんの作品から好きなのではと思って読んでみた。 面白かったけど登場する作品が多すぎて、もっと知識あれば楽しめたのかなと思う。
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望月諒子
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