大絵画展(新潮文庫)

大絵画展(新潮文庫)

990円 (税込)

4pt

3.7

バブル期に180億円で落札されたゴッホの『医師ガシェの肖像』。だがその十数年後、この絵は厳重に警備された倉庫の中で、モネやルノワールなど134枚の世界的名画とともに眠っていた。同じ頃、荘介と茜は投資詐欺に遭い、膨大な借金を背負う。追い込まれた二人は絵画強奪を持ちかけられ……。息つく暇ない騙し合いの末、最後に笑ったのは!? 痛快な大どんでん返しが待つ傑作美術ミステリー。 ※電子版には、カラー口絵はつきません。(解説・村上貴史)

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大絵画展(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    母から借金を重ねる群馬の地主の長男。元銀座のクラブのトップホステス。今は東京の片隅でスナックを経営しているがホステス時代の借金に怯えて暮らす。2人がゴッホの医師ガシェの肖像の強奪計画に参加することになる。
    何重にも張られた仕掛けが最後まで続く。
    美術品の存在意義まで語られる。
    面白い。

    0
    2023年12月03日

    Posted by ブクログ

    様々な思惑を持った人達の復讐劇であり、再生の物語。
    絵画を基にした錬金術は、圧巻でした。
    そして、その錬金術を利用する悪・・・。
    面白かったです。

    0
    2024年04月17日

    Posted by ブクログ

    ゴッホ、モネ、ルノワールなど世界的な名画135点が強奪された!被害総額は犯罪史上最高額の2000億円。息つく暇もない騙し合いの末、最後に笑ったのは⁈予測不可能な大どんでん返しが待つ傑作美術ミステリー。

    0
    2024年02月08日

    Posted by ブクログ

    望月諒子さんの作品、初読。
    店頭に積み上がっていて、ジャケ買いならぬ帯買い。
    登場人物それぞれの背景もちゃんと読めて、画壇の暗さも垣間見えて、帯の通りの大どんでん返しに、びっくり!面白くてさくさく読めた。
    美術展見るのも好きなのでなおさら。
    アート界の闇は他の作品でもちらほら見かけるけど、やられて終

    0
    2023年12月23日

    Posted by ブクログ

    書店で平積みにされていて、
    表紙を見て「!」となった一冊。
    -------------------------
    美術ミステリー史上
    もっとも鮮やかに描かれた
    大どんでん返し!

    ゴッホ、モネ、ルノワール……
    2000億円の名画を強奪せよ
    -------------------------
    詐欺に遭い

    0
    2023年12月16日

    Posted by ブクログ

    「フェルメールの憂鬱」を先に読み
    シリーズものだったことを知り読んでみました。面白かったですが登場人物が多く、複雑で巻頭の登場人物一覧がありがたかった。
    もう一度「フェルメールの憂鬱」を読みたくなった。

    0
    2024年05月28日

    Posted by ブクログ

    ガシェの来歴のくだりとっても興味ある。語っていた人物が物語内での聞き手に対して若干嘘を言っている、というかわざと伝えていないことがあることも含めて。

    また、近代絵画の価格があがっていく過程、アメリカへ渡った印象派の評価なども、なるほどな~って。
    最終的にどこに落ち着くのかってところまで、美術界の考

    0
    2024年04月25日

    Posted by ブクログ

    新聞広告を見てなんとなく購入してしまったが、2011年に出版された作品の再文庫化だった(単行本・文庫は光文社)。なんとね(-_-;)。後発ゆえ大幅に加筆修正され、名画の口絵もある。
    転落人生のどんづまりで投資詐欺に引っかかり、後のなくなった男と女が、誘われるまま名画強奪に荷担するというお話。あまり深

    0
    2024年01月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この方の小説はじめて読んだけど面白かったー。
    『医師ガシェの肖像』は本当にいま個人所蔵で行方はよく分かってないのか。でも水面下でサザビーズとかはちゃんとどこにあるか掴んでそう、、。

    絵画は描かれた時代背景、作者の人生、絵画の来歴、いろんなものが絡み合って1枚の絵それぞれにロマンが生まれて惹きつけら

    0
    2024年01月20日

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