砂の女(新潮文庫)

砂の女(新潮文庫)

781円 (税込)

3pt

砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められる。考えつく限りの方法で脱出を試みる男。家を守るために、男を穴の中にひきとめておこうとする女。そして、穴の上から男の逃亡を妨害し、二人の生活を眺める村の人々。ドキュメンタルな手法、サスペンスあふれる展開のうちに、人間存在の極限の姿を追求した長編。20数ヶ国語に翻訳されている。読売文学賞受賞作。(解説・ドナルド・キーン)

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    新潮文庫
  • タイトル
    砂の女(新潮文庫)
  • タイトルID
    1527042
  • 電子版発売日
    2024年03月07日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

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砂の女(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何度か挫折している作品なんだけど、今回はサクサク楽しく読めた。
    時代背景もあると思うけど、こんなに女性を弱者に書く必要があるのかな。
    男性は一人だと物語を紡げないんだろうか。女が帰ってこなかったら男はこのまま砂の谷にいられるんだろうか。等々色々考えた。
    他の作品も読んでみたい。

    0
    2026年06月22日

    Posted by ブクログ

    「彼の手のなかの往復切符には」

    砂は人を閉じ込め、飢えさせ、まとわりつき、狂わす。

    めちゃくちゃ面白い。
    描写が生々しくて気持ち悪くもなったけど、それが最高だった。読んでいるだけで口の中がじゃりじゃりしてくる。
    砂に閉じ込められて暴れる男と、既にその生活を日常として受け入れている女の温度差が良

    0
    2026年06月15日

    Posted by ブクログ

    人は、自由を失うと壊れるんじゃない
    自由がなくても生きられる形に、静かに作り替わっていく。

    閉じ込められているはずなのに、
    やがてそこが現実になる。

    逃げられる可能性よりも、
    今ここで成立している生活を選ぶ。

    それは敗北じゃない、適応の完成だ。

    0
    2026年04月10日

    Posted by ブクログ

    極限的な生活を強いられる中で、資本的な価値が転倒していく様子が面白かった。
    日頃生きている生活の中で、変化しないと思っているものは果たしてそうなのか?
    砂のように世界は常に流動していて、それを我々は見落としてるのではないか?
    男が閉じ込められ、強制された過酷な生活が、段々色付いて見えてくるのが不思議

    0
    2026年04月07日

    Posted by ブクログ

    砂に囲まれた環境の中で、意義不明な労働し続け、配給によってのみ生かされ、家族という共同体を形成するという、人生の縮図のような小説。
    なぜそのような環境で人々は満足し住み続けられるのだろうか。きっと納得させられているからに他ならないからだろう。
    近年では起業や副業、投資という言葉が叫ばれるようになって

    0
    2026年03月31日

    Posted by ブクログ

    蟻地獄の中でも、自由な世界でも、灰色の日常の中では慰みものの希望を抱く事でしか人間は生きていく事ができない
    むしろ単純な生きる作業の反復の中で脱走を夢見ている方が、自由な世界でよりも生きている実感を得られるとまで言える
    非現実的な砂丘のじゃりじゃりとした描写の中でも、人間の普遍的な感情が同じくそこに

    0
    2026年05月24日

    Posted by ブクログ

    象徴と理不尽と真実が詰め込まれた恐ろしい小説だと感じた。
    カフカの「変身」に似たものを感じるが、それよりもう少し人間の弱さ(ある意味強さ?鈍さ?)に踏み込んでいる気がする。
    多くの国で翻訳され評価されたことに納得する。
    このような状況は、形を変え、私たちの周りに大小多く存在している。
    そして、そんな

    0
    2026年04月02日

    Posted by ブクログ

    安部公房さんの代表的な小説ということで、読みました。正直しんどかったです。蟻地獄のような砂の坩堝の中で、もがく主人公。現代の社会の中で同じようにもがく自分を含めたサラリーマンに共通する「何か」を感じながら、圧迫されるような感覚で読んでいました。これはマックス・ウェーバーの言うところの「鉄の檻」ですね

    0
    2026年07月12日

    Posted by ブクログ

    抵抗している事実に満足していく。主体性を持っていると認識を無意識に変更していくのが悲しいかな人間なのか。

    0
    2026年07月09日

    Posted by ブクログ

    ページを捲る手にも砂がまとわりついてくるような錯覚をするほどに、砂と湿気の相性の良さ(悪さ?)が際立つ描写が上手くて嫌悪感マシマシ。これは夏に読むべきかもしれない。

    脱出を試みる反発心を抱きながらも生活に順応していくさまを見ていると、社会から孤立した男があるべき場所に辿り着いてしまったんだと思う。

    0
    2026年07月05日

砂の女(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    新潮文庫
  • タイトル
    砂の女(新潮文庫)
  • タイトルID
    1527042
  • 電子版発売日
    2024年03月07日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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