砂の女(新潮文庫)

砂の女(新潮文庫)

小説・文芸
781円 (税込)

3pt

砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められる。考えつく限りの方法で脱出を試みる男。家を守るために、男を穴の中にひきとめておこうとする女。そして、穴の上から男の逃亡を妨害し、二人の生活を眺める村の人々。ドキュメンタルな手法、サスペンスあふれる展開のうちに、人間存在の極限の姿を追求した長編。20数ヶ国語に翻訳されている。読売文学賞受賞作。(解説・ドナルド・キーン)

...続きを読む

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    新潮文庫
  • タイトル
    砂の女(新潮文庫)
  • タイトルID
    1527042
  • 電子版発売日
    2024年03月07日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

砂の女(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    安倍工房を読み始めたきっかけの本。
    独特で、今まで読んだことのない感覚だった。小説のシュールレアリズムを体現してる。
    この本のせいで砂が嫌いになって、海に行きたくなくなった。それくらい、影響のある描写力。
    ぜひ、海に行く予定が過ぎ去った後に読んでください

    0
    2026年07月29日

    Posted by ブクログ

    読んでると喉が渇いてくるほど、頭の中はずっと砂まみれだった。
    砂穴の底で家を守るために毎日砂かきをしている女と一緒に、集落を守るためにその穴に閉じ込められた男の話。抜け出すために試行錯誤するが、集落の人たちに穴の上から邪魔され、やがて女との生活に落ち着いていく様を眺められている。。
    面白かったけど、

    0
    2026年07月28日

    Posted by ブクログ

    突然、生活の全てを砂の箱庭に押し込まれるような話。
    不条理がもたらす不自由さは、私達の生活を狭めているのではなく、規定しているだけなのではないか。読み手の価値観にもよると思うが、僕はこれも一つの幸福なのかもと思った。
    文体も魅力的。砂のモザイクの中から少しずつ情景が浮かび上がるような体験はこの文体あ

    0
    2026年07月17日

    Posted by ブクログ

    何度か挫折している作品なんだけど、今回はサクサク楽しく読めた。
    時代背景もあると思うけど、こんなに女性を弱者に書く必要があるのかな。
    男性は一人だと物語を紡げないんだろうか。女が帰ってこなかったら男はこのまま砂の谷にいられるんだろうか。等々色々考えた。
    他の作品も読んでみたい。

    0
    2026年06月22日

    Posted by ブクログ

    「彼の手のなかの往復切符には」

    砂は人を閉じ込め、飢えさせ、まとわりつき、狂わす。

    めちゃくちゃ面白い。
    描写が生々しくて気持ち悪くもなったけど、それが最高だった。読んでいるだけで口の中がじゃりじゃりしてくる。
    砂に閉じ込められて暴れる男と、既にその生活を日常として受け入れている女の温度差が良

    0
    2026年06月15日

    Posted by ブクログ

    極限的な生活を強いられる中で、資本的な価値が転倒していく様子が面白かった。
    日頃生きている生活の中で、変化しないと思っているものは果たしてそうなのか?
    砂のように世界は常に流動していて、それを我々は見落としてるのではないか?
    男が閉じ込められ、強制された過酷な生活が、段々色付いて見えてくるのが不思議

    0
    2026年04月07日

    Posted by ブクログ

    蟻地獄の中でも、自由な世界でも、灰色の日常の中では慰みものの希望を抱く事でしか人間は生きていく事ができない
    むしろ単純な生きる作業の反復の中で脱走を夢見ている方が、自由な世界でよりも生きている実感を得られるとまで言える
    非現実的な砂丘のじゃりじゃりとした描写の中でも、人間の普遍的な感情が同じくそこに

    0
    2026年05月24日

    Posted by ブクログ

    口の中がジャリジャリしてくる。
    砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底にある一軒家に閉じ込められる。

    ​その家での暮らしはあまりにも異様。
    食事中も傘をささなければ砂が降ってくる。
    しかもその砂はサラサラではなく、しめっぽくて肌にべたつく。海辺で体に張りつく、あの嫌な砂の感触。

    さらに毎日砂搔き

    0
    2026年07月23日

    Posted by ブクログ

    どんな環境でも楽しみはあるということを、再認識した。人は自分より良い生活をしている人を見ると、自分は不幸なのだと錯覚して、現状を打破し次のステップに行こうとするが、この考え方は堂々巡りで続いてしまう。本書を読んで、どんな環境にいても、労働と生活を通じて、満足できるくらいの幸福を享受できることを知った

    0
    2026年07月13日

    Posted by ブクログ

    安部公房さんの代表的な小説ということで、読みました。正直しんどかったです。蟻地獄のような砂の坩堝の中で、もがく主人公。現代の社会の中で同じようにもがく自分を含めたサラリーマンに共通する「何か」を感じながら、圧迫されるような感覚で読んでいました。これはマックス・ウェーバーの言うところの「鉄の檻」ですね

    0
    2026年07月12日

砂の女(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    新潮文庫
  • タイトル
    砂の女(新潮文庫)
  • タイトルID
    1527042
  • 電子版発売日
    2024年03月07日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

安部公房 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す