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Posted by ブクログ 2022年10月30日
「人間そっくり」は1966年に『S-Fマガジン』に連載された作品です。
ある日、
自分は火星人だという男が訪ねてくる。
自分は火星人だという男。
彼は、ある小説の原稿を手にしている。
タイトルは「人間そっくり」
今回の出来事を、事前に小説に仕上げてきたという。
そこから、延々150ページにわた...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月15日
ナショナリズムやアイデンティティの危うさが描き出されている。
後半への畳み掛けや、物語が核心に狭っていくスリルはたまらないものがある。
直接的には非日常を描きつつも、それは必ず日常の延長線にあるということを常に意識してたのではないかと思う。
だからこそ突飛な設定であっても、時代を経ようと、その本質が...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月27日
本での中で過ぎている時間よりも、読んでいる時間のほうが長くて不思議な感覚になった。そのせいなのかは分からないが徐々に洗脳のようにいわゆるトポロジー症候群にかかっていく様がリアルすぎた。自分もなってるような気持ちになった。本の中でリアルと寓話が混じっていく過程で、本の中と現実の中も混ざっていく気がした...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月16日
火星人についてのラジオ番組の脚本家の家に、自称火星人の気違い男が訪ねてきて、自分は本物の火星人だと思うか、自称火星人と名乗る気違いだと思うか、気違いだと思ってるんだろ、証拠を見せろ、、うんちゃらかんちゃら、、やってるうちに、まんまと相手の話術に乗せられ、とうとう自分が火星人だと言わされてしまう。
相...続きを読む
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