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Posted by ブクログ 2022年08月20日
自動書記という手法があります。これは執筆者の無意識を反映するために、意図を抱かずに書く方法のことです。
人間が眠っているときに見る夢を文字に起こすと、自動書記のようになるのかとこの作品を読んで感心しました。
おそらく私たち読者にとっては意味のわからない不思議な余韻の残る作品の羅列でしかないのです...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月18日
随筆でもあり小説でもある感じの話と、スナップショットが詰まっていた。
他の作品に比べると読みやすい。
私も夢(悪夢)をみることが多いほうだとおもうけど、安部公房がみる夢はやっぱりひと味違う。
他の作品にも通じるところがあって、不条理で少し怖い。
スナップショットも安部公房らしい味わいがあって良かっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月09日
安部公房がいかにして物語を編むのか、創作の舞台裏をみるような一冊。
彼の紡ぐ世界は、書こうと思って書けるようなものでない。
ピカソの絵をみて、自分でも描けるのではないかと言う人がままいる。しかし、実際描こうとすると、途端に筆が止まるのではないか。描いてはみたものの、「なにか」が違う。彼の絵はデタラ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月08日
読む順番を間違えた……。
出来れば最後に読みたかったです。
夢日記を辿りながらのエッセイですが、公房の夢は何故か奇妙でちょっと怖い。
夢はありのまま捉えるのが一番だ。
この言葉からすると、常にストレスに悩まされていたのかなとも思います。
がしかし、やはり夢の基礎は断片的で、ちらと見たり聞いたりし...続きを読む
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