田山花袋の作品一覧

「田山花袋」の「アカシヤの花」「」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 蒲団・少女病
    -
    1巻220円 (税込)
    「蒲団」私小説の草分けとなった作品。妻子ある30代後半の文学者、竹中時雄。若くて美しい横山芳子という弟子を下宿させ、恋をしてしまう。しかし芳子に恋人ができると時雄は横恋慕し、別れさせるために故郷に帰してしまう。芳子が出て行った部屋で蒲団やら寝間着の彼女の匂いを嗅いで涙する。性欲と悲哀と絶望。「少女病」杉田古城は37歳の妻子ある会社員。元は文学者で大きな体と醜い容姿からは想像もできない繊細で美しい少女小説を書いていた。今は通勤電車や道で見掛ける女の子を観察しては空想に耽るのが至高の楽しみの毎日。ある日、すばらしく美しい少女に見とれてしまい満員電車から転落し事故死してしまう。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 東京震災記
    3.8
    1巻627円 (税込)
    一九二三年九月一日、関東大震災。地震直後の東京の街を歩き回り、被災の実態を事細かに刻んだルポルタージュ。その時、東京はどうだったのか。歴史から学び、備えるための記録と記憶。
  • 明治深刻悲惨小説集
    3.0
    1巻1,881円 (税込)
    死、貧窮、病苦、差別――明治期、日清戦争後の社会不安を背景に、人生の暗黒面を見据え描き出した「悲惨小説」「深刻小説」と称された一連の作品群があった。虐げられた者、弱き者への共感と社会批判に満ちたそれらの小説は、当時二十代だった文学者たちの若き志の発露であった。「自然主義への過渡期文学」という既成概念では計れない、熱気あふれる作品群を集成。
  • 東京の三十年
    -
    1巻1,463円 (税込)
    明治初年幼くして上州館林から上京、丁稚奉公から始まる苦しい文学修行を経て『蒲団』『田舎教師』などを著し、日本自然主義文学の代表的作家となった著者の文壇回想記。島崎藤村、柳田国男、国木田独歩等との交友、明治から大正への激動する時代の新思潮、生、死を縦横に捉えて、自然主義文学の盛衰、文壇の側面、数十年に亘る〈東京〉の風俗・文化・市街風景の変遷変貌を生き生きと描く。
  • 一兵卒
    無料あり
    5.0
    1巻0円 (税込)
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  • 少女病
    無料あり
    5.0
    1巻0円 (税込)
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  • 田舎教師
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 重右衛門の最後
    無料あり
    4.0
    1巻0円 (税込)
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  • ネギ一束
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • ある僧の奇蹟
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 「田舎教師」について
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 東京震災記
    -
    島崎藤村『破戒』と並び、田山花袋の『蒲団』は性の赤裸々な暴露を描いて、自然主義文学の代表作と評された。それだけに、実地踏査と細密な観察にもとづく大震災直後からの被災の実態描写は、記録文学の金字塔ともいうべき名作となった。

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  • 東京近郊 一日の行楽
    -
    1巻660円 (税込)
    日露戦争のとき写真班として従軍し、その従軍記を著すなど紀行文を多く残した。時代は明治後期から大正初期。東京近郊の風景・風俗、事件・事故、花鳥風月、事物の来歴、文学的エピソードがこれでもかと盛り込まれた、なつかしい東京。

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  • 耶馬渓の一夜
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 道綱の母
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 時子
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 父の墓
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 石窟
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 草道
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 犬
    無料あり

    -
    1巻0円 (税込)
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  • 一室
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    3.0
    1巻0円 (税込)
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  • アンナ、パブロオナ
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 朝
    無料あり

    4.0
    1巻0円 (税込)
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  • アカシヤの花
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 日光
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • トコヨゴヨミ
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 新茶のかおり
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 子供と旅
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 帰国
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 蒲団・重右衛門の最後(新潮文庫)
    3.7
    1巻407円 (税込)
    赤裸々な内面生活を大胆に告白して、自然主義文学のさきがけとなった記念碑的作品『蒲団』と、歪曲した人間性をもった藤田重右衛門を公然と殺害し、不起訴のうちに葬り去ってしまった信州の閉鎖性の強い村落を描いた『重右衛門の最後』とを収録。

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  • 少女病

    購入済み

    まさかのラスト

    37歳の文学者・杉田の楽しみは、電車で乗り合わせた女学生を観察し、妄想を繰り広げること。
    そんな主人公は美しい令嬢と思しき女学生に気を取られますが、そこで衝撃的な結末になります。
    淡々と物語が進む中で悲劇的な終わりだったので驚きました。

    #深い

    0
    2024年03月24日
  • 一兵卒

    購入済み

    過酷な末路

    日露戦争時の、とある一兵卒の話。
    病気に罹った主人公は軍医の言うことを聞かず、病院を抜け出して生きる道を模索していた。
    その描写が生々しく胸を突く。

    #切ない #泣ける

    0
    2024年03月24日
  • 蒲団・重右衛門の最後(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    36歳とすでに男としての魅力は失われていて生活に華がない中、先生、先生と自分をしたってくれて可愛い一回り下の女性が寄ってきたらどうするのか。そんな枯れた男が男としての自分を取り戻せないまま、それでもその子のことが気になって彼氏っぽい男ができたら執拗に嫉妬して(特に肉体関係面での嫉妬はすさまじかった)引き離さんとする物語。

    0
    2022年11月06日
  • 蒲団・重右衛門の最後(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    田山花袋を初めて読みましたが、プロフィールのところに自然文学とあり、読んでいて爽やかな描写が特に「重右衛門の最後」では感じました。
    漢文を習っていたこともあり、当て字といいますか、所々にルビがあり放題で、この手の本が好きな私としては大変楽しめました。
    なんとなく手に取った本ですが、読み始めるとぐいぐい惹き込まれて一気読みでした。
    「蒲団」というタイトルが気になりましたが、そこは読んでみてのお楽しみといったところでしょうか。
    蒲団が好きな方は蒲団の中で読むのも、また醍醐味だと思います。

    0
    2018年11月15日
  • 蒲団・重右衛門の最後(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    中島さんの作品の後に読むとなんとまあ、時雄の行動の幼稚なこと。全くもって私は「妻」の視点からでしか鑑賞できなくなっている。これはちょっと失敗。これから中島さんの『FUTON』を読まれる方花袋のを先に読む方がいいでしょう。いろいろ抜きにして純粋な感想。この小説「中年男が失恋後恋人の蒲団で泣く」という一文で表され、それでまかり通っているけれど、そんなことはない!なんてことはない。その通り。結果失恋して泣くんです。発表当時は女々しいとのお声もあったでしょうが、現代では無問題。時代が追いつきましたよ、花袋先生。

    0
    2017年05月24日

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