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一九二三年九月一日、関東大震災。地震直後の東京の街を歩き回り、被災の実態を事細かに刻んだルポルタージュ。その時、東京はどうだったのか。歴史から学び、備えるための記録と記憶。
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Posted by ブクログ
大正に起こった関東大震災の実際のリアルな風景を描いた随筆。 やっぱ地震は、二次災害が一番怖いなって。
関東大震災の未曾有の被害状況を一人の作家として その肝の座ったルポジュター魂に田山花袋の知らない面を見た気がいたしました。 江戸の風情がどこかしらに残っていた東京がすっかりなくなってしまった瞬間。新しい東京を予感したい思いも感じられ 今私たちが直面しているさまざまな自然被害(場合によっては人災)とど...続きを読むう向き合っていたらよいのか。 それは、まず現場にたったかどうか。 そして、どう感じたか。 先人の思いを、経験を、無にしてはいけませんね。
代々木付近に住んでいた田山花袋が、関東大震災後、山の手から下町までを歩き回って記録したルポである。花袋は、過去の教訓が生かされていないことに嘆く。新しい東京に生まれ変わることへの期待を示す。
田山花袋は『蒲団』で有名だが、読んだこともない。 たまたま、題名で購入。 当時は、小説家がノンフィクション作家も兼ねていたので、関東大震災の雰囲気がよくわかる。 (1)関東大震災の避難先として福島など東北に多数の避難民が殺到した。(p154) 当時は、東北の出身者が実家に避難したとい...続きを読むうことだが、時代の巡り合わせを感じる。今度は東京が東北を支えないといけないと思う。 (2)大杉事件について「私はつとめてそれに対して意見がましいことを言うのを避けた。」(p217) 当時のなんとなく、うしろめたい雰囲気が伝わってくる。 (3)「不逞鮮人」の表現は、p150,p193,p224の3カ所にでてくる。 努めて抑制的に書かれている感じがする。 そのほか、イニシャルで書かれている人名がおおいのがちょっと不思議。検閲?それとも当時の風潮か? こういう、なんとなく、文学作品として現場の雰囲気を語るものが今回の震災でもこれからでてくるかもしれないと思う。
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