【新装版】呪い人形(木部美智子シリーズ)

【新装版】呪い人形(木部美智子シリーズ)

913円 (税込)

4pt

3.2

悪名高い宗教家が入院中に死亡した。多額の布施を強要されて家族を失った老婆が「自分が呪い殺した」と名乗り出る。しかし疑いの目は正義感の強い若い研修医の工藤孝明に。濡れ衣を晴らし個人病院の勤務医になった工藤だが、またも彼の目の前で患者が死亡し嘱託殺人を疑われることに……。取材を進めるフリーライターの木部美智子は、「呪われて」死んだ者がほかにもいることを知るが──。人間が秘める暗部に鋭く迫る社会派ミステリー。『蟻の棲み家』でベストセラー作家となった著者の初期の傑作、待望の新装版(重複購入にご注意ください)。

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【新装版】呪い人形(木部美智子シリーズ) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月10日

    ホラーみたいなタイトルだけど、社会派ミステリーw

    いや〜、圧倒された…木部美智子、やるなぁ〜!!

    ぐいぐい読める部分とスルッと理解するには難しい部分とがあって、一気に読むのはなかなか…集中力がね…(^◇^;)

    工藤という内科医が、何つーか、間の悪い人で、良心的な、フツーの人なのに、運命に?翻弄...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月22日

    木部美智子シリーズ、刊行順だと本書は第三弾になる。フリーライターの木部美智子が殺人事件を暴く。今回は法律で裁かれない悪人を、藁人形に釘を打って呪い殺すという老婆にまつわる話。多くの殺人事件が起こり、こんがらがってしまう。真犯人は暴かなくていいのだろうか?

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月05日

    社会派ミステリー。解説者が望月諒子の語りに掴まれると、絶叫マシンに乗ったかのようにぶんぶん振り回されると言っていたが…。何だろう。呪いとは?読みやすいけど、私的には、はまらなかった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月19日


    ぎっしりと詰まった文庫本466ページ。

    病院で相次いで起こる不自然とも思える急死。

    事件性に疑問を抱いた記者の木部美智子が、
    鋭い観察力と行動力、幅広い同業者の情報網と
    報道のノウハウを駆使して病院で起きた死の
    違和感を追求し、真相にせまる物語。

    記者特有の嗅覚で調べ上げる情報を武器に
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月09日

    呪いメールを受け取った人が次々と死んでいく。研修医の工藤は殺人を疑われて都落ち、タネという老婆が自分が呪い殺したと名乗りをあげる。はたして全員が呪い殺されたのか?それとも全員が殺されたのか?というお話。
    医師がたくさん登場するので少しこんがらがってしまった。仕事をとるために体を張っていく、千里という...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年12月25日

     呪うことで人を殺すことができる。

     そんなことが出来るわけではないのですが、そうした状態で人が死んでいく。

     その謎に巻き込まれた医師と謎を追いかける記者。

     実はホラーと勘違いして手に入れました(^▽^;)

     ですが、一気に読んでしまいましたね。

     背景とか考えることも多くて、面白かっ...続きを読む

    0

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