哄(わら)う北斎

哄(わら)う北斎

1,870円 (税込)

9pt

3.1

イタリアの美術館から盗まれたクリムトの絵画が発見される。その絵を入手したのは評判の悪い美術商・吉崎為一郎だ。一方、明治初期に日本美術を精力的に集めたフェノロサのコレクションが密かに買い戻されていて、そこには北斎の一級品の肉筆画が存在しているという。突然日本に現れた「クリムト」。美術愛好家たちを奮い立たせる幻のコレクション「北斎」。騙し騙され、日本の美術界をめぐる、絵画ミステリー第3弾!!

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哄(わら)う北斎 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    原田マハ作品を彷彿とさせる壮大な美術ミステリーだが、登場人物が多い上に話が行ったり来たり、くど過ぎて楽しめない。作者の絵画の知識は脱帽だが、美術書じゃ無いので、ここまで詳しい解説は必要ないし、どこからがフィクション?で混乱。

    0
    2020年10月17日

    Posted by ブクログ

    マリアが地球の裏側から飛んでくるほどの、北斎についての陸人のオタク講義最高でした

    イアンが言う北斎はブリューゲルみたいだなというエピソードをどこだか遡れなくなってしまった

    クリムトのあの絵、あの少女の表情、、正直なんかゾッとする、、と思うのはマリアがクリムトのあの少女を嫌いなのと同じ理由なんだろ

    0
    2024年05月28日

    Posted by ブクログ

    手に取った動機は
    表紙が素敵だったこと
    巻末の「参考文献」が興味深いものだったこと

    さて、本文ですが

    絵画(特に北斎)に関する
    登場人物が語る蘊蓄が面白くて、
    ついつい読み進めていました。
    でも、
    物語(?)の展開には
    「……」でした。

    0
    2021年04月23日

    Posted by ブクログ

     浮世絵で誰もがみたことのある北斎の肉筆画をめぐるコンゲーム。
     CIAからの指示を断れないイタリア男とその相棒。
     古物商、絵画商、新進気鋭の実業家がでてきてどこに落ち着くのか想像できない物語が展開される。

     見たことのない、北斎の肉筆画が文章の合間から浮かび上がる感覚がある。絵を見てみたい。

    0
    2020年11月30日

    Posted by ブクログ

    北斎の版画をめぐる、頭脳戦。
    だが、ちょっと合わなかった…
    絵画もミステリも好きなのだが、本書は、私が思うに、山場に欠ける。
    京都、銀座、そのほか各地を巡り、たくさんの絵画が登場し、たくさんの人物が北斎について語る。

    でも、この人何の人だっけ?がよくあった。
    絵について語る箇所もあり、確かにそれは

    0
    2020年11月07日

    Posted by ブクログ

    タイトルには『大絵画展』とは銘打ってはいないが、前2作の主要メンバーが登場しており、絵画を絡めたコンゲーム小説なのでシリーズとしては3作目にあたるのだろう。騙しの仕掛け自体は楽しめた。
    前2作に引きつづき、登場人物の口をして熱く語られる美術業界に対する批判的な言論が随所に見られる。フェノロサや林忠正

    0
    2020年10月04日

    Posted by ブクログ

    絵画ミステリーとしてまあまあ面白いのだが、マハさんのようなアートへのリスペクトが全く感じられず、興醒めする作品。

    0
    2020年08月13日

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