すべての、白いものたちの

すべての、白いものたちの

小説・文芸
935円 (税込)

4pt

開催中のキャンペーン

アジア初のブッカー国際賞作家による奇蹟の傑作が文庫化。おくるみ、産着、雪、骨、灰、白く笑う、米と飯……。朝鮮半島とワルシャワの街をつなぐ65の物語が捧げる、はかなくも偉大な命への祈り。

ノーベル文学賞受賞!

ハン・ガン作品、どれから読んだらいいかわからない……という方には、個人的には『すべての、白いものたちの』をお勧めしたいです。
詩のように淡く美しく、それでいて強く心をゆさぶる名作です
ーー岸本佐知子

生後すぐに亡くなった姉をめぐり、ホロコースト後に再建されたワルシャワの街と、朝鮮半島の記憶が交差する。
文庫化にあたり、訳者の斎藤真理子による「『すべての、白いものたちの』への補足」、平野啓一郎による解説「恢復と自己貸与」を収録。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    河出文庫
  • タイトル
    :
    すべての、白いものたちの
  • タイトルID
    :
    1362112
  • ページ数
    :
    200ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年06月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

すべての、白いものたちの のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    幼少の時のイノセントな記憶と呼応する。なぜここまでに共振するんだろう。この小説を読んで思い出す人がいる。心の奥、雪がしんと降る窓の奥で背を向けて。この窓ではない奥の窓を見つめている。

    0
    2026年09月11日

    Posted by ブクログ

    恥ずかしながら、ご本人のあとがきを読んでからやっと本書全体の世界が理解できた。これを日本語訳した斎藤真理子氏の手腕にも脱帽。

    0
    2026年09月03日

    Posted by ブクログ

     こんな小説もあるんだなと思った。
    しろいものを集めて、それを基調として、独自の静謐な世界を創り出すことに成功している。
     生死の交わるところに生があるということ。
     この小説の独自性は卓越していると感じたし、他のハン・ガン作品も読んでみたいと感じさせられた。
     韓国の作品を読むのは、少年の頃に読んだ「ネギを植えた人」以来だったが、文学性の高い素晴らしい作品だった。

     韓国では、死者に着せる装束を寿衣と呼ぶというのが、印象に残ったが、国語辞典を調べたら、普通に載っていた。スルメをアタリメというのと同じ発想なのだろうか。

    0
    2026年08月10日

    Posted by ブクログ

    エッセイでありながら、まるで美しい詩のように読まれた。

    個人的な記憶が異国の集団記憶と重なり、生と死、そして「いきること」への普遍的な思索へと広がっていく展開が素晴らしい。時折立ち戻って吟味したくなるような表現が、要所に宝石のように散りばめられている。ある日突然、世の中の喧騒から一歩離れて読みたくなる、そんな一冊だ。

    0
    2026年07月22日

    Posted by ブクログ

    この蒸し暑い梅雨時期に読む感じじゃなかった、ずっと冬だった。
    短編というより散文詩のような、白いものと亡き姉にまつわる短い物語が続きます。

    原書がどんな感じかわからないけど、訳者の言葉の選び方にいろいろ想像が広がって流し読みできない感じ。じっくり読み返し。
    平野啓一郎氏の解説を読んで、さらにまた読み返すことになりました。そういうことだったのかぁ。

    冷たくてひたすら静かな雰囲気。図書室で借りたのですが、手元に持っていたくなりました。

    0
    2026年07月18日

    Posted by ブクログ

    著者が亡き姉に思いを馳せ白いものを挙げていくお話

    死者を悼み、静けさの中で白と向き合う
    読んでいると美術館を歩いている気持ちになる

    夏に韓国に行くからきっとまた読む

    0
    2026年07月15日

    匿名

    購入済み

    美しい世界

    白をテーマにして次々に繰り出される白い世界。
    失ったものを抱えながら白い世界に吸い込まれていくような感覚。
    何よりもこれが翻訳された作品とはまったく感じずに本の世界に入り込むことができました。

    #切ない #エモい

    0
    2025年11月12日

    Posted by ブクログ

    深くて大きな、どうしようもできない喪失を抱えて生きる。そんな悲しみのただ中にある人間にとって、世界はどのように映り、言葉はどのように紡がれるのだろうか。

    ページをめくりながら、涙があふれてきた。作者のとてつもない喪失感と一瞬、シンクロしたような気がした。この作者を通して、世界を見たような気がした。奇跡的な読書体験。

    0
    2026年10月07日

    Posted by ブクログ

    今回のように、詩のような文章はほとんど読んだことがないんだけど、なんというか、美術館で展示された一枚一枚の絵を鑑賞してるような感覚だった。

    美術館の絵って、絵画に造詣が深い人なら経験から楽しみを感じることができるだろうけど、自分みたいな素人にとってはただ不思議な感覚を抱きながら目の前の絵を見ることになる。今回読んだ本はまさにそんな感じ。

    ただ、絵と本で違うのは、それが描かれたものか、書かれたものかということ。描かれたものはパッケージされた情報が一気に目に入り、その中から読み取れる情報を拾うけど、書かれたものは徐々に情報が出現し、最終的に読み取れたものが自ら得たものとなる。どちらもどれだけ読み取れるかが重要である点で同じだけど、読み取った情報からイメージされるものが違うのは圧倒的に後者じゃないかと思う。なぜなら、絵はすでに描かれているものであり、イメージはそれにほぼ当てはまるから。書かれたものは各自がイメージを形成し、それは各個人により異なるものとなるだろう。

    おそらく今回のような作品の楽しみ方は、そこにあるのかもしれない。もちろん、読み方の違いにより生まれる読みの多様性を味わうのも楽しみ方の一つだと思う。

    0
    2026年10月09日

    Posted by ブクログ

    冒頭の羅列や章構造の巧みさもさることながら、とても詩的で美しく、読後に心地よい余韻が残る作品だった。産まれて持った色が白であるならば、人生を進めるうちに様々な色彩に彩られていくのが人生であるならば、白は根幹でありこれまで描いてきた人生を思い起こさせるような色なのかもしれない。

    0
    2026年09月11日

すべての、白いものたちの の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    河出文庫
  • タイトル
    :
    すべての、白いものたちの
  • タイトルID
    :
    1362112
  • ページ数
    :
    200ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年06月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

河出文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す