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Posted by ブクログ
はじめ、わ、横書き! とおどろいて、それから後書きにお母さんが寄稿していることでまたびっくり。
よみすすめていくと、けっこう母親との相克を題材にした作品がちょこちょこあるので(キョンヒ台風とか)それはきっとテーマのひとつなんだろうなと思い、そうなるとあとがきがまた、いっそう重く感じられたり(^_^;;
じつは、毎日、お風呂に入りながら一編ずつ読んでいたのだが、どこからでも読めるし、それぞれの作品の感触がちがって、全体としてとてもよかった。
表題作の「アヒル命名会議」は、大丈夫なの?と思うくらい神がひどい(笑) 神がこしらえたアヒル様生物を命名することになって、サタンがduckはいかがでしょう? というと、ラファエルら太鼓持ち一同からいっせいに総スカンをくらい、神からは「なにさまのつもりなんだ?」と言われる始末。で、ラファエルがdamnはいかがでしょう?と提案すると、おっ、いいねと決まってしまう。よりにもよって(笑) なんちゅー話だw
「手違いゾンビ」「韓国人の韓国の話」「おまえのすべての動きを認知せよ」(新手の詐欺?)「キョンヒ台風」あたりがおもしろかった。
そうそう、あとがきに母親が寄稿しているのがすごくめずらしいなとびっくりしたのと、「キョンヒ台風」など、強い母親に苦しめられる話がいくつかはいっていたので「んん??」と思っていたのだが、『マザリング 現代の母なる場所』(中村 佑子)にあるイ・ランのインタビューをちらっと読んだら、父がDVの人で母は暴力をふるわれていた人だったんだ。だから母に自分の物語を取りもどしてほしかったんだね……。
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