ハン・ガンの一覧

「ハン・ガン」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2019/02/01更新

ユーザーレビュー

  • すべての、白いものたちの
    韓国人作家ハン・ガンのエッセイ風SS。非常に繊細で美しい文体での翻訳(原文が良いものだからだろう)で綴られるのは″白いもの″を通して開いてゆく、もう居ない者と自身への哀切と祈りだった。正直、好きな国では無い。それでも手にして、読むことが出来たのは幸いだと思う。時折読み返したい一冊。
  • すべての、白いものたちの
    白、白、白、白。
    清らかで、どこか恐ろしさも内包し、無限に広がり、どこまでも無、そして美しい。
    詩的な文と、写真。
    しばし、白に取り込まれる。
  • すべての、白いものたちの
     散文詩のようにも短編集のようにも見える形式だが、これは立派な長編小説。エピソードや独白の断片が時系列すら無作為と見える(実は精密な意図によって構成されている)順序で並べられるが、次第に主人公の全体像と心情と歴史が、むしろよほど明確に現われてくる。筆致はあるときは感情的にある時は冷徹に、死人のように...続きを読む
  • すべての、白いものたちの
    本の上のところがギザギザしてるのも好き。紙の色が違っていたり、文字の感じも所々違うのも好き。
    ここに書いてあることばは死と記憶と、詩とアルバムのようだと思った。
    美しい本でした。
  • すべての、白いものたちの
    しんしんと降り積もる雪のように、静かで、穢れのない、無垢な世界が広がっていた。ページをめくる度、その真っ白な世界に、さく、さく、っと音を響かせながら足を踏み出すような感覚がずっと続いていた。切ないでも苦しいでもない無の感情が湧き上がる。