NHK「100分de名著」ブックス サルトル 実存主義とは何か 希望と自由の哲学

NHK「100分de名著」ブックス サルトル 実存主義とは何か 希望と自由の哲学

935円 (税込)

4pt

第二次大戦終戦直後のパリで行われた講演をまとめた本書は、私たちが自由でなければならいことの意味と、思索し続けることの意義を、未来への希望とともに語りかける。本書に込められたサルトル哲学の本質を、代表作『嘔吐』や盟友ボーヴォワールとの仕事や関係にも触れながら、混迷を深める21世紀世界にこそ必要な視座として、わかりやすく提示する。

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NHK「100分de名著」ブックス サルトル 実存主義とは何か 希望と自由の哲学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    サルトル“実存主義”を知る入り口になる本で、わかりやすく書かれていて、役に立った。
    最近読む本には、普通に“実在”“実存”という言葉が説明もなく頻繁に出てきて、小説の内容を深く理解する上で、どうしても無視できなくなってきていた。1960年代に流行だった思想なのかな。
    自分が世界に向けて積極的に“アン

    0
    2025年09月05日

    Posted by ブクログ

    サルトルの思想である実存主義の二つの定式「実存は本質に先立つ」と「人間は自由の刑に処されている」をサルトル自身の小説から引用したり、彼の生き方に触れて解説してもらった。

    また、後半にはアンガジュマン(自分自身を参加させる(拘束する)の概念や戦争時代のサルトルが感じていたこと、政治などへの参加してい

    0
    2025年02月19日

    Posted by ブクログ

    この本は、サルトルの「実存主義とは何か?」について書かれた本です。
    「本質は実存に先立つ」とは、サルトルの有名な言葉ですが、サルトルの考えがとてもよくわかる言葉だと思いましたー!
    過激な思想等にも使われた哲学という感じも、ありますが内容的にはとても理解できるものでした!
    サルトルの考えの概要がわかり

    0
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    無知過ぎるんだけど、実存主義は結構古くからの思想かなと思ったら、戦後からだったのか。
    読むと解放と不安の時代だからこそ生まれたのだと納得。

    「実存が本質に先立つ」というのは何となく分かっていたけど、
    「人間は自由の刑に処されている」というの実存主義からなのね。
    改めて諸々を神様のせいに出来ないから

    0
    2021年06月09日

    Posted by ブクログ

    シンエヴァを見た後に、実存主義を知ろうと思い呼んでみた。

    サルトルについて1冊でよくわかるようになっており、全体的には良かったが、途中説明不足に感じるところがあったので星4。

    「実存主義」が元々フランスにおいてはみ出しものの「若者」(第二次対戦前後)を表していたということは、世の中への不審を抱く

    0
    2021年03月17日

    Posted by ブクログ

    意外と魂には響かなかった。
    実存主義といえば、サルトルといえば、本質などなく自分で選択し、それを引き受けて生きていくんだという熱いメッセージを期待していたが、期待してしまったがゆえにあまり響かなかった。
    眼差しや嘔吐、そして実存についてはサルトルの半生とともによくまとまってはいると思う。

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    サルトルの実存主義とは何かの解説本。他の書籍も引用しながら、サルトルの思想を述べている。

    以下、自分用のメモ。

    サルトルは実存主義を以下のように定式している。
    第一の定式が、「実存は本質に先立つ」。
    第二の定式は、「人間は自由の刑に処せられている」。

    実存とはこの世界に存在することであり、本

    0
    2025年06月05日

    Posted by ブクログ

    サルトルの解説自体は素晴らしいのに特別編コラムで全部台無しだよ。「現代はサルトルを履き違えた活動家が跳梁跋扈してるよな」と思いながら読んでたら著者が見事にその落とし穴にハマっていたというどうしようもないオチが付いた。SEALDs礼賛とかアホかと。「3つの籠に5個の卵を詰め込むやつには、早めに風穴を開

    0
    2024年08月11日

    Posted by ブクログ

    最後の加筆した部分が上滑りしていて、残念。
    サルトルそのものの人生と思想の紹介はよくまとまっていた。

    「実存は本質に先立つ」
    「対他的」

    読んでいたら、既視感が。やはり、すでに読んでいた。2024/8/4

    0
    2024年04月02日

    Posted by ブクログ

     実存主義については本書よりも岩波新書のものを勧める。実存主義を理解するのに、サルトルの三角関係は知らなくてもいいのではないか。
    しかし、この人は知識人だ。
    参考文献は隅の隅まですっかり載せた方がいいと思われる。

    0
    2023年09月05日

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