いまこそ、希望を

いまこそ、希望を

891円 (税込)

4pt

3.7

1980年、サルトルの死と時を同じくして「朝日ジャーナル」に掲載され大反響を呼んだ対談の新訳。対談相手のレヴィは、鋭い批判でサルトル最晩年の思想に立ち向かう。生涯にわたる文学、哲学、政治行動などをふりかえりつつ、サルトルは率直に、あたたかく、誠実に、自らの全軌跡を語る。人生を歩んでいくなかで、社会や世界を見つめるなかで、立ち止まって考えるとき、確実な対談相手となりうるのがサルトルだ。

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いまこそ、希望を のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年12月17日

    晩年のサルトルと秘書のベニィ・レビィとの対談記録である。対談編ということで、読みやすくはなっている一方で、哲学的な基本概念を理解していないとなかなか追いつけないだろう。特に「8.政治よりももっと根本的な」以降は、「友愛」と倫理や暴力の関係性の話がメインとなっており、「友愛」の概念をある程度知識がない...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年03月18日

    サルトル最晩年の対談『いまこそ、希望を』
    1980年に掲載されたこの対談本では、サルトルの思想に触れることができる。

    0

    Posted by ブクログ 2022年04月09日

    本書は、かのサルトルが秘書のレヴィの問いに答えるかたちでまとめられた対談である。終盤、自分は長くてあと5年で死ぬだろうと語るサルトルだが、このわずか数カ月後に74歳で亡くなってしまう。身体の至るところにガタが来ていたという。日本ではサルトルの死とほぼ同時期に発表され、大きな反響を呼んだ。

    ボーヴォ...続きを読む

    0

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