はのまきみの作品一覧

この１冊で、沢山泣きました。

お互いを大切に思い合っていた、不死川兄弟。
最期に伝えたい事をちゃんと伝え合えたのが、最期に兄ちゃんに玄弥が甘えられたのが、唯一の救い…。

無一郎、頑張ったね…頑張って頑張って、やっとお兄ちゃんに会えたね…。

伊黒さんの血は決して汚くなんかない。親族は汚いかも知れないけど、突然変異で産まれた男児だから、血だって唯一キレイなんだよ…。切なすぎるよ…。蜜璃ちゃんだって、わかってるよ…。

炭治郎が見た夢。縁壱さんは、長生きした。なのに、若い時にあんなに辛い目に遭って、生きてきた。

珠世さんの最期に、そばにいられなかった愈史郎。切なすぎるよ…。

伊黒さんの「炭...続きを読む治郎、感謝する」にドギャンッってなった…。

そして最後
禰豆子ぉぉぉぉ！！

ああ〜〜！
やっぱり鬼滅は面白い！！
本を読み終わったときに「何でここで切れんだよ〜！！」と、言ってしまいました。（www）

この本で何回泣いたか…
自分が鬼に食われるのを前提とした作戦を考え、藤の毒を接種し続けたしのぶさんの覚悟。
カナヲの頭を姉二人が撫でた時。その後の両親との再会。
実弥が玄弥を助けに来た時。
不死川兄弟の回想。
実弥の柱合会議初参加。
縁壱の生い立ち。
無一郎が、致命傷を負いながらも何回も鬼に立ち向かっている時。
数時間後に死ぬ。そう淡々と考えながら、冷静に自分の怪我を処置する無一郎…。
こんなに幼くしてする覚悟じゃないよ…。
外で読むのはお勧めしません。

一番嫌いだった猗窩座の過去を知る話。
本当に報われない。
切なくて、猗窩座が改心してもどうにもならなかったと思う。とにかく切ない。
煉獄さんがこの話を知ったらどう思うかな？
でも、
「悲しい過去には同情するが、鬼になったこと、俺を殺したことは許されることではない！」
って言いそう。
隣の剣道道場の奴等は全員地獄へ堕ちろ。
あの事件の後、猗窩座が出会ったのは無惨ではなくお館様、鬼殺隊の関係者だったらどうなっていたかな？
煉獄さんと狛治は、もし同じ時代に鬼殺隊として生まれていたら、良いライバルだったのかな？

伊之助の過去。
伊之助は、唯一しのぶちゃんの名前だけちゃんと覚えていた。
伊之助親子は、...続きを読むもし何も気づかずに暮らしていたら、表面だけでも幸せに暮らしていたのかな？
ことはさんは、幸せに暮らせていたのかな？

鬼滅の刃は、生い立ちが変わっていたら…と考えてしまう話ばかり。

渋沢栄一は明治時代にたくさんの会社を作ったと知った。心に残ったシーンは、渋沢栄一が一橋慶喜の家臣となったところです。なぜなら、百姓だった栄一がえらいひとと一緒に仲間になれたところだからです。