無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
いじめを誰にもいえずに引きこもっていた我が子。このままでは、80代の親が50代の引きこもりの子どもの面倒をみなければならない8050問題が現実になってしまう。この状況を打開するために父親はいじめた人間を相手に裁判で争うことを決心する。
裁判の準備を進めていく中で、子供が受けたいじめの内容を知り、子供のことを何も知らなかったことを悔いる父。今までの失った時間を取り戻すように、息子に語りかける父。
裁判が終わり、報道陣の前で父親が引きこもりの子を持つ親へ向けて発したメッセージが最高。子供と一緒に戦って下さい。子供を信じて、お前を守ってやれるのは世界中でお父さんとお母さんだけなんだと言い続けて下さい。最高にカッコいい父親。
Posted by ブクログ
『8050』(はちまる、ごーまる)問題とは、80代の親が50代のひきこもりの子を養うこと。世帯の困窮と孤立で、現代社会の問題となっています。
物語は現実に『8050』というわけではなく、中学時代に壮絶なイジメにあいずっと引きこもり生活を続けている息子を何とかしようと父親が奮闘する。このままでは『8050』になってしまう…その危機を食い止めようとする話だ。
息子の引きこもりの原因は人格を否定するほどのイジメであり、その当時の同級生に対し「復讐したい」という。父親は息子の尊厳のために弁護士に相談し、8年前のいじめを巡る法廷闘争をはじめてゆく…
自分自身を振り返ると、中学時代に気の弱い勉強の不得意な同級生に対して、イジメがあった気がするし、笑いながら少し加担してしまったような記憶がある。その時のいじめられていた子の消息は知らないが、もしかしたら当時のイジメが原因で何かなっていたのかもしれない…
小説でも当時イジメをしていた同級生三人は立派に成人しており、イジメたという記憶さえ曖昧であり、8年前のことを今になって訴えるという親子は周りから変人扱いされる。
それでも息子が立ち直るために、世間からのあざけりに耐えながらも、裁判を進めようとする父。
息子さんのいる父親が読むなら、最後は絶対に泣くと思う…。家族の再生を描く素晴らしい小説でした。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸